芝草の カリウム施肥は、 何を 基準に 決める?
施肥・カリウム
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詳しい解説
カリウムは芝草に必要な主要養分の一つですが、『ストレスに強くなるから多めに入れる』という決め方は適切ではありません。まず土壌検査で利用可能なカリウムの状態を確認し、不足があるかどうかを判断します。
Penn Stateの専門家向け施肥ガイドでは、リンとカリウムは土壌検査の推奨量に基づいて施用し、土壌中に十分ある場合は追加しない考え方が示されています。カリウムは窒素のように葉色や伸びで効果を見分けやすい養分ではないため、見た目だけで不足を判断しにくい点も重要です。
根域の性質でも管理は変わります。砂主体で養分保持力が低い根域では、カリウムが保持されにくく、降雨や多量の散水で失われやすい場合があります。反対に、土壌に十分蓄えられている場所では、追加施肥の必要性は低くなります。
カリウムは植物の水分調節や酵素機能などに関わり、不足すれば健全な生育やストレス耐性へ影響します。ただし、必要量を超えて増やせば乾燥・暑熱・病害への耐性が無制限に高まるわけではありません。USGAも、肥料を購入・投入する際は土壌に十分ある成分を無駄に足さないことを勧めています。
したがって、施肥量は『窒素と同じ量』『毎月一定量』ではなく、土壌検査を軸に、砂質かどうか、雨や散水で失われやすいか、芝がどの時期に生育しているかを見て調整します。