ゴルフ百科事典

フェアウェイは、縞模様に刈るより「50-50刈り」の方が作業が速い?

フェアウェイ・刈込み

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まず答え

USGAの実地計測では、対象コースで50-50刈りの方が速くなりました。1エーカー当たり・作業者当たりでは平均13.5%、フェアウェイ全体では作業時間が24%短縮しました。ただし、コース形状、機械、人数、旋回のしやすさで差は変わるため、全国共通の固定値ではありません。

詳しい解説

50-50刈りとは、フェアウェイの片側をティー方向へ、反対側をグリーン方向へ刈るような、往復を単純化した刈込みパターンです。交差する縞模様を作る刈り方より、実際の作業時間を減らせる場合があります。

50-50刈りはフェアウェイの半分ずつを逆方向へ刈るパターンです。下段はUSGAが一つのコースで比較した総人時の例で、50-50が7.5、縞模様が9.9人時でした。比較は季節の異なる計測で、コース形状・人員・旋回等にも左右されます。必ず同じ割合で速くなるとはせず、自コースの記録と芝の状態で選びます。

USGA Green SectionがGPSロガーを使ってフェアウェイ刈込みを比較した実地調査では、50-50パターンは縞模様のパターンより、1エーカー当たり・作業者当たりの刈込み時間が平均13.5%短くなりました。さらにフェアウェイ全体の作業では、50-50が7.5人時、縞模様が9.9人時で、合計では約24%短い結果でした。

差が同じ比率でどのコースにも出るわけではありません。フェアウェイの形、傾斜、幅、障害物、機械の旋回半径、作業者数、単独作業か複数台作業かで、走行距離や待ち時間が変わります。USGAの調査でも、単独作業と複数作業で効率差がありました。

また、作業時間だけで刈込みパターンを固定するのも適切ではありません。同じ方向を繰り返すとや機械交通が偏ることがあるため、芝の状態やプレー性、見た目とのバランスも必要です。

したがって、50-50刈りは『必ず24%速い方法』ではなく、効率化の候補です。自コースではGPSや作業記録で、1エーカー当たりの時間、総人時、旋回や移動の時間を実測し、縞模様との違いを比較して採用を判断するのが確実です。