ゴルフ百科事典

フェアウェイは、なぜ刈る方向を変えるの?

フェアウェイ管理・刈り方向

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まず答え

同じ方向ばかり刈ると芝葉やほふく茎が一方向へ寝てが強くなり、ボールのライや転がり、クラブの抜け方に方向差が出やすくなるためです。刈る向きを変えると芝目を抑えやすく、機械交通の負荷も分散できます。

詳しい解説

フェアウェイで刈る方向を変える主な理由は、見た目の縞模様ではなく、芝目と機械交通の偏りを抑えてプレー性をそろえるためです。

通行が同じ入口や旋回地点へ集中すると、摩耗や締固めが局所に集まりやすくなります。分散は管理側が許可する場所・条件で行うもので、自由に芝へ乗り入れてよいという意味ではありません。

同じ方向へ繰り返し刈ると、芝葉やほふく茎が一定方向へ寝やすくなります。USGAは、特にやのフェアウェイでは、反復する刈込みパターンが強い芝目を作ることがあると説明しています。芝目が強くなると、ボールは順目で転がりやすく逆目で転がりにくくなり、ショットでもクラブヘッドが順目では抜けやすく、逆目では芝に取られやすくなることがあります。

そこで、縦・横・斜めなど刈る向きを変え、芝を複数方向から刈ります。方向を変えることで、長く寝た葉やほふく茎を切りそろえやすくなり、一方向だけの芝目を強くしにくくできます。芝目が強い暖地型芝では、必要に応じて円を描くように刈る方法なども使われます。

もう一つの理由が機械交通です。同じ走行線や旋回場所を繰り返すと、タイヤによる締固め、わだち、摩耗が同じ場所へ集中しやすくなります。刈る方向や走行ルートを変えると、その負荷を分散しやすくなります。

ただし、毎回必ず違う角度で刈るという全国共通のルールがあるわけではありません。、フェアウェイの形、傾斜、地面の湿り、機械、安全性、競技の設定などで適した刈り方は変わります。重要なのは、同じ方向を固定して強い芝目や局所的な摩耗を作らないことです。