ゴルフ百科事典

右打ちでオープンスタンスにすると、リード膝への負荷は減る?

スタンス・リード膝負荷

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まず答え

今回確認した研究条件では減りました。右打ち男性アマ16人では、ストレートスタンスよりでリード膝の多くの動き・力・トルクが低下し、回旋運動は約28%、圧縮力は約5%、回旋トルクは約9%低下しました。ただし、個人の痛み治療や全員への推奨を意味する結果ではありません。

詳しい解説

オープンスタンスは、リード膝の力学的負荷を変える可能性があります。

2023年の研究では、右打ち男性アマチュア16人がドライバー、3番アイアン、6番アイアン、9番アイアンを、ストレートスタンスとオープンスタンスの2条件で打ちました。2台のフォースプレートと3次元動作計測を使い、リード膝の並進・回旋、関節にかかる力とトルクを比較しています。

その結果、オープンスタンスでは4種類のクラブを通じて、リード膝の多くの並進・回旋・力・トルクがストレートスタンスより低下しました。研究全体では、膝の回旋運動が約28%、圧縮力が約5%、回旋トルクが約9%低下したと報告されています。

ただし、これは『オープンスタンスなら膝に安全』『膝が痛い人は必ずオープンにする』という意味ではありません。対象は男性アマ16人で、研究で設定したスタンス条件の比較です。個人の関節状態、足部の向き、、スイング、クラブによって結果は変わり得ます。

実用上は、膝負荷を下げる目的でスタンスを変えるなら、球筋だけでなく、膝の違和感、バランス、地面反力、打球結果を同時に確認します。医療的な痛みや既往がある場合は、この研究結果だけでフォーム変更を治療として扱わないことが重要です。