衛星や 空撮で 推定した 土壌水分は、 グリーンの 水分計と 同じ 数値と して 使える?
リモートセンシング
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まず答え
そのまま同じ数値として扱えません。リモートセンシングは電磁波などの観測をモデルで水分へ換算し、場所・深さ・時間の範囲も現地のプローブと違います。使う製品の対象と精度を確認し、現地の測定で確かめる必要があります。
詳しい解説
リモートセンシングによる地表水分推定は、土の中へ直接プローブを差す測定とは違います。NASAのSMAPでは、地表からのマイクロ波放射などを観測し、その情報から土壌水分を推定します。
ここで重要なのは、何を観測し、どの範囲の水分を推定したデータかです。NASAの技術資料では、表層の観測から得る水分と、観測を地表面モデルへ同化して推定する根域の水分を区別しています。根域まで衛星が直接見通しているという意味ではありません。
また、一つの画素が代表する面積は、現地の水分計が測る小さな範囲と異なります。広い範囲の平均的な情報を、グリーン内の乾燥点や一地点の水分値へそのまま置き換えることはできません。空撮の画像も、使用するセンサーと解析方法を確認せず、色をそのまま水分率と呼ぶことはできません。
コース管理へ使う場合は、対象深さ、空間分解能、観測時刻、更新間隔、単位、校正方法と誤差を確認し、同じ時刻に近い現地測定と比較します。離れた区域の傾向を探す情報と、散水する地点を決める情報の役割を分けることが大切です。