ゴルフ百科事典

初ラウンドの前に、ショートコースを経験しておくと何が違う?

初心者・コースデビュー

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まず答え

必須ではありませんが、いきなり長い18ホールへ出るより、実際のコースで「打つ・歩く・待つ・グリーン周りを処理する」という流れを短い距離で経験できます。ルールやマナー、プレーのに慣れやすく、本コースへの心理的な負担も下げやすいのが利点です。

詳しい解説

ショートコースやパー3コースを先に経験する一番の価値は、練習場では分かりにくい「コースでの動き方」を、負担の小さい形で体験できることです。

USGAは、短いコースについて、初心者やジュニアがゲームとエチケットを学び、長いコースへ移る前にコース上で安心感を得る場として使われている事例を紹介しています。PGAの初心者向け指導でも、パー3コースを短い実戦として使い、グリーン周りや実際のプレー状況を経験するプログラムがあります。

練習場との違いは、1球ごとに条件が変わることです。ティーショットのあとに自分の球まで移動し、次の距離とライを見てクラブを選び、グリーン周りではアプローチやパットを行います。同伴者の打球を待つ、安全な位置に立つ、前の組との間隔を見る、やバンカーを直すといった行動も実際の流れの中で経験できます。

また、距離が短ければ、ドライバーの飛距離や長いクラブの安定性がまだ十分でなくても、ホールを最後までプレーする経験を積みやすくなります。そのため「打てるか」だけでなく、「次に何をするか」「どこに立つか」「どのくらいのテンポで進めるか」という本コース特有の不安を減らす準備になります。

ただし、ショートコースを経験すれば本コースで必ずスコアが良くなる、という直接的な効果まで一次資料からは確認できません。長いホールでのティーショット、長距離の移動、18ホールを通した体力や集中などは別に必要です。したがって、ショートコースは本コースの代替ではなく、初ラウンド前の『実戦の予行演習』として使うのが適切です。