ゴルフ百科事典

リールモアの刃合わせが悪いと、芝面に何が起きる?

刈込み・リールモア/刃合わせ

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

リール刃とベッドナイフの刃合わせは、緩すぎても強すぎても切断品質を落とします。基本は、刃が鋭く、両者が平行で、適正な軽い接触になるよう調整することです。接触不足では刃先が鈍りやすく、過剰接触では摩耗や抵抗が増えて、安定した刈込みを保ちにくくなります。

詳しい解説

リールモアは、回転するリール刃と固定されたベッドナイフの間で芝葉をせん断して刈ります。そのため、刃先の鋭さだけでなく、ベッドナイフがリールに対して平行か、両者の接触が適切かが切断品質を左右します。

リールモアの切断品質は、リールとベッドナイフの鋭さ・平行度・適切な接触に加え、刈高、機械設定、芝面条件にも左右されます。切り口の傷みだけで原因を特定したり、接触を強くすれば直ると判断したりしません。

Toroの公式整備資料では、リールとベッドナイフは「軽い接触」を保つことが推奨されています。接触が不足すると刃先が十分に自己研磨されず、使用を続けるうちに鈍りやすくなります。反対に接触が強すぎると、リールとベッドナイフの摩耗が速まり、不均一な摩耗や切断品質の低下につながります。

ただし、刈り跡が悪い原因を刃合わせだけに決めつけることはできません。Toroは、リールとベッドナイフの鋭さ・平行度・接触のほか、、リール回転数、走行速度、ローラー状態、芝のや軟らかさなども切断品質に影響するとしています。特に刈高が低いほど、こうした設定や芝面条件の影響が大きくなります。

したがって、切断品質が落ちたときは「接触を強くすれば直る」と考えず、刃の状態、平行度、軽い接触、刈高や機械条件を順に確認するのが基本です。