ゴルフ百科事典

ゴルフスイングの「腕クラブカップリング」って何?

3Dスイング解析

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まず答え

腕クラブカップリングは、腕の関節運動とクラブの動きが時間的にどれだけ連動しているかを見る考え方です。単なる腕とクラブの角度差ではなく、動きの波形の同期や位相差などで評価します。

詳しい解説

「腕クラブカップリング」は、腕とクラブがスイング中にどの程度まとまったで動いているか、その時間的な協調関係を見る考え方です。研究でこの日本語名が統一された標準用語というわけではありませんが、関節とクラブの時系列運動を比較する方法が使われています。

カップリングは、腕とクラブの時系列の運動がどのように連動するかを見る考え方です。図のピーク差は説明の手掛かりで、相互相関や位相差の正式な計算法ではありません。静的な腕クラブ角とは分けて扱います。

Sommerらの2014年の研究では、男性ゴルファー13人が4番アイアン、7番アイアン、ピッチングウェッジでフルスイングを行い、3次元動作計測を使って手首・肘・肩の関節同士と、各関節とクラブの動きを解析しました。評価には時系列波形の相互相関と位相差が用いられ、同期メトロノーム訓練後には関節間の相互相関が高まり、位相差とそのばらつきにも変化が見られました。一方、クラブ速度には有意な変化が確認されませんでした。

つまり、腕クラブカップリングは「腕とクラブの角度を何度にするか」という静的な指標ではなく、「どの動きが、どのタイミングで、どれくらい同期して変化するか」を見る指標です。腕とクラブの相対角度を見るや手首コック角とは区別して扱う必要があります。

また、カップリングが強いほど必ず速く振れる、位相差が小さいほど良い、とまでは言えません。上記研究でも協調指標は変化した一方でクラブ速度は有意に変化していません。GOLF DNAでは、測定法ごとの定義を確認し、クラブ速度、、球筋、再現性などと合わせて評価します。