ゴルフ百科事典

3Dスイング解析の「左足関節の背屈・底屈」って何?

関節運動・足関節

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まず答え

左足関節の背屈・底屈は、左足首が前後方向に曲がる動きです。背屈は足の甲をすねへ近づける方向、底屈は足先をすねから遠ざける方向です。右打ちでは左脚がリード側で、3D解析では主に矢状面の足関節角として測ります。

詳しい解説

左足関節の背屈・底屈は、足部と下腿の間で起こる前後方向の関節運動です。背屈は足の甲がすね側へ近づく方向、底屈はつま先を下へ伸ばす方向です。右打ちでは左脚がリード側になります。

足部と下腿の相対運動を側面で切り出した説明図です。荷重中の姿勢や実際の骨格を再現せず、左右の角度・時系列が一致することも示しません。実機では足部セグメントとゼロ角の定義を確認します。

3Dスイング解析では、下腿と足部に設定した座標系から足関節角を連続的に計算します。見た目の『左膝が前へ出た』『かかとが浮いた』と完全に同じ意味ではありません。膝・股関節・足部の向きが同時に変わるため、足関節だけの角度として分けて読みます。

Hakukawaらの2026年研究では、右打ちの健康なゴルファー11人を3Dモーションキャプチャーで測定し、体幹の前後で左右下肢の関節運動を比較しました。リード側足関節の矢状面可動域は疲労後に34.5度から30.0度へ小さくなりました。一方、他の関節やトレイル側では同じ変化が一律に出たわけではありません。これは左足関節の背屈・底屈が、固定した形ではなく条件によって変わる動的な指標である例です。

実用上は、右打ち・左打ち、リード脚かトレイル脚か、角度のゼロと正負、どのスイング局面を比べているかをそろえます。背屈が大きいほど良い、底屈を増やせば飛ぶ、と単独で評価せず、膝・股関節・骨盤、地面反力、打球結果と同じ時間軸で確認します。