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芝管理でいう「芝草生理」って何?

芝草生理/基礎

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まず答え

芝草生理とは、芝の体内で起きる光合成、呼吸、水分・養分の吸収、成長、休眠、ストレス応答などの仕組みです。見た目の緑色だけでなく、芝がエネルギーを作り、使い、環境へ適応する過程を指します。

詳しい解説

芝草生理は、芝が生きるために体内で行っている働きをまとめた言葉です。代表的なのが光合成で、葉が光を受け、二酸化炭素と水から糖を作ります。USGAは、この糖が葉や根の成長、傷んだ組織の回復などに使われるエネルギー源になると説明しています。

寒地型芝では高温による呼吸消費の増加や光合成との不均衡が、炭水化物の余力と根の維持に関わります。図は供給と消費の有無を整理したもので、糖の貯蔵量、矢印の流量、全炭素収支、境界温度を数値化していません。

一方、芝は呼吸によってそのエネルギーを使います。高温時には呼吸による消費が増える一方、光合成が十分に進まないことがあり、作るエネルギーより使うエネルギーが上回ると芝は弱りやすくなります。真夏に一見緑でも根が減っていることがあるのは、このような生理的な負荷が関係します。

根では水分と養分を吸収し、葉や生長点へ運びます。日照、気温、水分、酸素、、などが変わると、光合成・呼吸・根の活動・成長速度も変わります。そのため同じでも、季節や管理条件によって生育や回復力は一定ではありません。

つまり芝草生理を理解することは、「芝が今どう見えるか」だけでなく、「なぜその状態になったか」を考える基礎になります。散水、刈込み、施肥、更新作業などは、芝の生理状態に合わせて負荷と回復のバランスを取るために行われます。