ゴルフ場の 「在来植生」とは、 どんな 植物の 集まり?
植生・生態系
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まず答え
その地域にもともと自然に分布する植物を中心とする植生です。「刈らずに生えている植物」や「国産の植物」と同じ意味ではありません。在来かどうかは地域の生育範囲との関係で考え、外から入って自然に繁殖した植物も区別します。
詳しい解説
植生は、ある場所に生えている植物の集まりを表す言葉です。在来植生というときは、その地域にもともと自然に分布する植物を中心とした集まりを指します。米国EPAや森林局の解説でも、在来かどうかは特定の地域や生態系との関係で扱われています。
そのため、「国内の植物だから、そのゴルフ場でも在来」とは限りません。国境だけでなく、地域の本来の生育範囲を確認する必要があります。また、外から持ち込まれた植物が人の手を借りずに繁殖するようになっても、それだけで在来植物に変わるわけではありません。これは帰化した植物として区別されます。
在来と外来の区別は、すべての外来植物が侵略的で有害だという判定とも別です。どこから来たかという由来と、周囲の植生や生態系へどんな影響を与えるかは分けて調べます。
ゴルフ場の自然エリアへ在来植物を使うときは、地域に合う種を選び、導入後の定着や雑草・木本植物の管理も考えます。USGAが説明するように、在来区域へ替えればすぐ管理不要になるとは限りません。在来植生は植物の由来と集まりを示す概念で、「放置した区域」や「必ず省管理になる区域」の言い換えではありません。