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再生水を芝へ使う前に、塩分やpHなど何を確認すべき?

再生水・水質管理

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まず答え

最低限、塩分濃度を示すEC/TDS、ナトリウムとSAR、塩化物、重炭酸・炭酸、pH、ホウ素などを確認します。水だけでなくの塩分・浸透性も継続測定し、使う芝の耐性と照らして判断します。

詳しい解説

再生水は「処理済みだから芝にそのまま使える」とは限りません。飲用水より溶解塩類が多いことがあり、芝への直接的な塩ストレスと、土壌構造・浸透性への影響を分けて確認する必要があります。

USGAの再生水利用ガイドでは、まず塩分の総量をみる指標として電気伝導度(EC)やTDSを確認し、さらにナトリウムの影響をみるSAR、塩化物、重炭酸・炭酸、pH、ホウ素などを評価します。特にナトリウムと塩分は別の問題です。塩分が高いと芝が水を吸いにくくなり、ナトリウムが土壌へ蓄積すると粒子構造が崩れて水が浸透しにくくなることがあります。

pHだけを見て「安全・危険」を決めないことも重要です。高い重炭酸はpHだけでなくカルシウムやマグネシウムとの関係を通じて土壌の浸透性へ影響するため、水質検査は複数項目を組み合わせて読みます。

また、水質は一度測れば終わりではありません。水源や季節で組成が変わる可能性があるため、使用開始後も水質と土壌EC、ナトリウム集積、浸透性、芝の症状を追います。USGAは、再生水利用で塩類・ソディシティを管理するには定期的なモニタリングが重要だとしています。

最終判断は「基準値を1つ超えたら即不可」ではなく、の耐塩性、土壌、排水、降雨、洗い流し能力を含めて行います。導入前には水質分析を行い、その結果に合わせて散水・土壌改良・排水管理の計画を作るのが基本です。