ソリッドタインの エアレーションは、 どんな 時に 使う?
エアレーション・方式/ソリッドタイン
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詳しい解説
ソリッドタインは、中身の詰まったタインで根域に穴を開けるエアレーションです。中空タインのように土のコアを持ち出さないため、作業後の片付けが少なく、表面の乱れや回復時間を抑えやすいのが特徴です。
USGAは、ソリッドタインで作った穴が根域のガス交換や水の浸透を助け、締まりや湿潤の問題を軽減する手段になると説明しています。特に小径のソリッドタインは、プレーへの影響を抑えながら生育期に追加の通気を行いたい場面で広く使われています。2025年のUSGA調査でも、小径ソリッドタインは回答コースで最も多く使われたタイン方式でした。
目砂と組み合わせる使い方も重要です。ソリッドタインで穴を作り、その穴へ砂を入れると、根域へ砂の通り道を作り、表層有機物を砂で希釈できます。USGAは、砂で十分に改良され、明確な層状化の問題がないグリーンでは、頻繁な目砂と組み合わせたソリッドタイン中心の管理が成立する場合があるとしています。
ただし、ソリッドタインは土や有機物を外へ取り出しません。表層有機物が過剰で実際に除去量を増やす必要がある、細かな土壌層を取り除く必要がある、といった場合は中空タインやバーチカルカットなどの方が目的に合うことがあります。『穴を開ければコア抜きは不要』という意味ではありません。
実際には、根域の有機物量、浸透性、締固め、層状化、芝の回復力、競技日程を見て方式を選びます。プレーへの影響を小さくしたいという理由だけでソリッドタインへ固定せず、毎年の有機物測定や土壌断面を確認し、必要なら中空タインやディープタインも組み合わせるのが基本です。