ゴルフ百科事典

バミューダグラスは、どんな気候・環境のゴルフ場に向く?

芝種・バミューダグラス/適地

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まず答え

は暖地型芝で、夏が暑く日照を十分に確保できる地域に向きます。高温期に旺盛に生育して摩耗から回復しやすい一方、強い日陰と低温には弱く、移行帯や寒冷地でグリーンに使う場合は冬季障害への備えが必要です。

詳しい解説

バミューダグラスは、気温が高い時期に旺盛に生育する暖地型芝です。特にウルトラドワーフ系は、米国南部を中心にパッティンググリーンでも広く使われています。高温多湿の夏が長く、寒地型芝のが夏越しに苦労する地域では、有力な選択肢になります。

一方、バミューダグラスの適性は「暑い地域ならどこでも高い」とは限りません。まず重要なのが日照です。USGAは、バミューダグラスのグリーンは日陰で品質が落ちやすく、密度や回復力が低下しやすいと説明しています。樹木や建物で長時間の日陰ができる場所では、暖地であっても生育環境が不利になります。

もう一つの大きな制約が低温です。バミューダグラスは寒さへの耐性がベントグラスより低く、移行帯まで北へ広げて利用すると冬季障害のリスクが高まります。特に低く刈るウルトラドワーフのグリーンでは、強い冷え込みに備えて専用のを用意し、予報と各グリーンの微気候に応じて被覆する管理が行われます。日陰や北向き斜面など温度が下がりやすい場所では、さらに慎重な冬季管理が必要です。

夏に強いことは、年間を通じて常に生育するという意味でもありません。気温が下がると成長が鈍り、地域によっては休眠して褐色になります。冬も緑色のプレー面を求める場合はオーバーシードなどを行うことがありますが、追加の水・肥料・切り替え管理が必要になります。

したがってバミューダグラスを選ぶときは、夏の暑さだけでなく、年間の日照、冬の最低気温と寒波の頻度、グリーンごとの冷えやすさ、冬季のプレー需要、カバー作業に使える人員まで確認します。暖地型芝の中でも品種ごとに低温・日陰・への適応が違うため、地域試験や現地の実績を合わせて選ぶのが安全です。