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ゴルフ百科

アイアンヘッド・キャビティ/マッスルバック

キャビティアイアンは、なぜマッスルバックよりミスヒットに強いの?

多くの場合、キャビティは重量をヘッド周辺へ配し、慣性モーメント(MOI)を高めやすいためです。芯を外したときのヘッドの回転や出球・スピン軸の変化を抑えやすくなります。

キャビティアイアンがミスヒットに強い理由の一つは、ヘッド重量の配り方です。ヘッド中央付近の重量を減らし、ヒール・トウなど周辺へ配分すると、重量が中心から離れて慣性モーメント(MOI)を高めやすくなります。

芯を外してトウ側やヒール側へ当たると、衝突の力が重心からずれるためヘッドを回そうとする力が生じます。MOIが高いヘッドほど同じ力に対する回転が小さくなりやすく、打点がずれたときのフェース向きや出球方向、スピン軸の変化を抑えやすくなります。

ブレード型とキャビティ型の5番アイアンを比較したロボット試験でも、キャビティ型はより高いMOIを持ち、左右の打点ずれに対する初期方向やスピン軸の変化が小さい結果でした。96人のゴルファーを対象にした続編でも、キャビティ型の寛容性を支持する結果が得られています。

ただし、キャビティという形だけで寛容性が決まるわけではありません。現代のアイアンは中間的な構造も多く、重量配分、重心位置、MOI、フェース構造、ソールなどの組み合わせで性能が決まります。形の名前より、芯を外したときの距離・出球・散らばりがどれだけ変わるかを見ます。

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