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クラブヘッドは、鋳造や鍛造のあとに切削加工することがあるのはなぜ?

製造工程・切削加工

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まず答え

鋳造や鍛造でヘッドの基本形状を作ったあと、フェースや溝、ソールなどをより正確な寸法へ仕上げるためです。鍛造後の余分な材料を落としたり、精密切削で面や溝をそろえたりすることで、設計値へ近づけます。

詳しい解説

鋳造や鍛造は、金属をクラブヘッドの大まかな立体形状へ成形するのに向いています。しかし、成形しただけでフェース、溝、ソール、外周まで最終寸法が完全にそろうとは限りません。そのため、後工程で切削、研削、研磨などを行います。

Mizunoの公式鍛造工程では、最初の鍛造後に外周へ残る余分な材料をトリミングし、さらに精密鍛造、研削、研磨、表面処理へ進む流れを示しています。鍛造で形を作ったあとにも、最終形状へ近づける加工が必要だと分かります。

ヘッド全体の形を一つの材料から削ることと、フェース面を切削して仕上げることは別の加工範囲です。図は範囲を分ける概念で、実際の工具経路、材料や製品形状を示しません。フェースミルドという表記だけで、ヘッド全体が単一材料から一体で作られていると判断しないようにします。

も鍛造アイアンで、鍛造ヘッドに精密切削したフェースや溝を組み合わせる設計を採用しています。フェース面や溝は打球条件やルール適合にも関わるため、狙った形状を安定して再現する精密加工の価値が高い部分です。

つまり、鋳造・鍛造と切削は競合する製法ではなく、役割を分けて使われます。鋳造や鍛造で効率よく本体形状を作り、切削や研削で寸法精度が必要な部分を仕上げます。

ただし、すべてのクラブヘッドが同じ工程を通るわけではありません。製品ごとに素材、構造、必要精度、コストが異なるため、どこまで切削するかも変わります。