ゴルフ百科事典

ゴルフコースで、ホールの向きを何度も変えるのはなぜ?

ルーティング・方位設計

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まず答え

風・太陽・地形への向き合い方をホールごとに変え、18ホールに変化を作るためです。特に風の強い土地では、向きを変えることで追い風・向かい風・横風が混ざり、同じ距離でも要求されるショットが変わります。

詳しい解説

ホールの向きを変えるのは、単に景色を変えるためではありません。では、地形を自然にたどりながら、卓越風、朝夕の低い太陽、移動の流れ、安全性などを組み合わせます。向きが変われば、同じ風でも追い風・向かい風・横風になり、同じ距離のホールでも使う番手や弾道、狙い方が変わります。設計者団体の資料でも、プレー性や管理の観点から太陽の向きと卓越風を考慮し、風向きを踏まえてホールを配置するとしています。

ルーティングの関係を6ホールに省略した架空の上面図です。青い矢印はホールを進む向き、茶色の点線はグリーンから次のティーへの移動です。風向きが同じでも、ホールの向きが変わると風の受け方が変わります。パーの並びは一例で、推奨配列ではありません。形・長さ・間隔は説明用に調整しており、実在コースの設計図や安全距離・攻略の目安には使いません。

ただし「18ホールを均等に全方位へ向ける」のが正解ではありません。土地の尾根や谷、排水、敷地形状、クラブハウス位置などを優先すると、同じ方向のホールが続くこともあります。大切なのは方位を機械的に散らすことではなく、その土地に合う流れの中で、風・光・地形による変化をつくることです。