ピン位置・カップ位置
同じグリーンなのに、ピン位置だけでなぜ難易度が変わる?
ピン位置が変わると、狙える着地面の広さ、外してよい側、残るパットの傾斜が変わるからです。特にグリーン端、強い傾斜、バンカーやフォールスフロントの近く、速いグリーンでは同じショットでも要求精度が上がりやすくなります。
同じグリーンでも、カップ位置が数メートル変わるだけで攻略条件は大きく変わります。理由は、カップまでの距離だけでなく「安全にボールを止められる面積」と「外した時の逃げ場」が変わるからです。
たとえば中央の比較的平坦な位置なら、多少左右にずれてもグリーン上に残りやすく、外しても寄せる余地があります。ところが端に近い位置では、ピンの近くを狙うほどショートサイドが狭くなり、バンカー、ランオフ、フォールスフロントなどが近ければ、少しの距離・方向ミスでも次の一打が難しくなります。
USGAはホールロケーションの設定で、アプローチショットの難しさ、グリーン端からの距離、周囲の傾斜、グリーンスピード、18ホール全体の難易度バランスを考慮する考え方を示しています。実際、スティンプ10フィートでは使える位置でも、11フィートでは傾斜の影響が強くなり、適切でなくなる場合があると紹介しています。
だから「奥ピンは難しい」「手前ピンは簡単」と固定はできません。手前でもフォールスフロントやバンカーの近くなら難しく、奥でも受け面や広い逃げ場があれば比較的攻めやすいことがあります。ピン位置を見る時は前後左右だけでなく、周囲の傾斜、外してよい側、グリーンスピードまでセットで見ると、難しさを読み違えにくくなります。
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