公表資料・ロストボール業界調査 · 2026年10月30日公開
池に落ちたボールは、誰の売上になるのか
ゴルフ場との契約、買取と売値、選別・在庫、複数年の変化。水や土に長くあった球の品質も実験資料から調べた。
なくした球には、次の買い手がいる
池に落ちて諦めた球が、洗われ、袋に詰められ、ゴルフ場の売店や通販に戻ってくる。国内ではグリーンズが年間320万球の販売実績を掲げ、米国のPG Golfは2026年の資料で年間5,500万球超を回収・処理・再販売すると説明する。すでに大量の球を動かす商売になっている。
では、コースにはいくら入り、業者はいくらで仕入れ、店ではいくらで売るのか。公表している会社から規模と取引を追った。水や土に長くあった球の性能についても、池に沈めた実験、材料の劣化試験、傷付き球のロボット試験を調べた。
公開資料から分かった、この商売の大きさ
国内卸の公表例
年間320万球グリーンズが掲げる販売実績。対象年は記載なし。
米大手の2026年開示
年間5,500万球超PG Golfの回収・処理・再販売に関する公表規模。
公開された買取1件
平均22.12円/球REGOLFの4,578球・10万1,250円をGDが計算。
ゴルフ場が球代を受け取る契約もある
ECO BallやPG Golfは、ゴルフ場から回収した球を買い取ると案内している。コースにとっては、池にたまった球が売却収入になる。ゴルフテーラーは池の無料回収を案内しており、こちらは回収作業の料金をコースに請求しないという説明だ。
契約によっては、作業料や清掃費をコースが払う。球の買取代金と相殺するなら、両方の明細を確認しないと手取りが分からない。作業できる時間、清掃する範囲、搬出方法、球数の数え方まで、コースと業者が決めることになる。
「回収代を払う」のは、どちらか
球の買取
業者 → ゴルフ場回収球に値を付けて買い取る。PG GolfやECO Ballなどに案内がある。
無料回収
コースの作業料0円ゴルフテーラーが池回収を無料と案内。球の買取代金まで約束する表示ではない。
作業の受託
ゴルフ場 → 業者清掃範囲や作業人員などで費用が生じる契約もある。
回収箱・寄付
売却代金 → 支援先来場者が不要球を寄付する静岡の取り組み。池の回収契約とは入口が違う。
回収の後に待つ、洗浄と選別
持ち帰った球には、泥、傷、変色、名前の書き込みがある。銘柄も年式もばらばらだ。洗ってから状態を調べ、店で売れる組み合わせにそろえる。
Pro V1にそろえる商品、安い銘柄を混ぜた商品、企業ロゴ入りの商品、傷を許容する練習向けの商品。仕分けを細かくすると、それだけ作業も在庫の種類も増える。回収、洗浄、卸売、通販まで一社で行う業者もあれば、途中で別の会社へ渡す業者もある。
高く売れる球を抜いた後に残る球にも、売り先が要る。安い混合品や練習用途まで扱うのは、そのためでもある。
回収から販売までの全体図
回収契約から洗浄へ
ゴルフ場 → 契約 → 専門業者が回収 → 洗浄・検品。
状態で振り分ける
コース用に再販/練習用途/雑貨などの別用途・処分。
池から売店・通販へ戻るまで
契約
コースと作業範囲、立入時間、代金などを決める。
回収
池、OBゾーン、回収箱などから集め、搬出する。
洗浄・検品
泥を落とし、傷・変色・銘柄・年式を確かめる。
商品化
状態や銘柄ごとに分類。袋詰めし、表示を付ける。
販売
卸先の売店・量販店、自社通販などへ。
売れない球
練習用途への販売、雑貨加工、処分などを検討する。
「最高120円」の査定例は、平均22.12円だった
REGOLFが掲載する4,578球の買取例は、合計10万1,250円。割ると1球22.12円だった。120円の査定が付いたのは112球で、全体の2.45%。残りには50円、20円、10円、5円の球がある。
最高額は、最新年式で状態のよいスピン系ボールなどに付く。混ざった球をまとめて売るときは、各ランクの球数と査定額を見る方が受取額をつかみやすい。最低数量、対象外の球、査定を断った際の返送料も、窓口によって違う。
この平均22.12円は、公開された一件の計算値。全国の買取相場ではない。
最高120円でも、4,578球の平均は22.12円
| 査定単価 | 球数 | 査定金額 |
|---|---|---|
| 120円 | 112球 | 13,440円 |
| 50円 | 907球 | 45,350円 |
| 20円 | 1,096球 | 21,920円 |
| 10円 | 1,645球 | 16,450円 |
| 5円 | 818球 | 4,090円 |
| 計 | 4,578球 | 101,250円 |
売る値段は、1球約37円から約312円まで
I GOLFの現行カタログには、傷や汚れなどを含む30球入り1,100円の商品がある。1球約36.67円だ。低価格銘柄中心の20球1,100円は55円、上級銘柄中心の6球1,870円は約311.67円になる。いずれも税込の参考小売価格で、送料は含まない。
Pro V1にそろえた20球2,200円の商品は、目立つ傷やこすれなどを含む品質区分だった。銘柄が高級でも、傷の程度は商品ごとに確かめたい。価格差には銘柄、状態、入り数、包装の違いが含まれる。
資料 [2]
同じ中古球でも、参考売価は1球約37〜312円
| 商品例 | 税込参考売価 | 1球換算 |
|---|---|---|
| グレー30P・傷などあり | 30球 1,100円 | 36.67円 |
| オレンジ20P・低価格銘柄中心 | 20球 1,100円 | 55.00円 |
| どっさりV1 20P・傷などあり | 20球 2,200円 | 110.00円 |
| グリーン20P・中価格銘柄中心 | 20球 2,530円 | 126.50円 |
| ブラック6P・上級銘柄中心 | 6球 1,870円 | 311.67円 |
国内のプレー量と、米大手の取扱規模を追う
国内の延べゴルフ場利用者は、NGKの年度集計で2022年度9,129万人、2023年度8,968万人、2024年度8,750万人。直近2年は減ったが、2019年度の8,597万人を上回る。
PG Golfの資料では、年間5,000万球超だった表記が2026年に5,500万球超へ変わった。こちらは米大手一社が公表する取扱規模の変化だ。国内のロストボール販売について、同じ条件で毎年つながる統計は見つからなかった。
プレーした年と、球を回収して売る年にはずれがある。池の古い球や家庭の不要球も仕入れに入るため、利用者数の増減をそのまま中古球の販売増減へ置き換えることはできない。
国内のプレー需要は2022年度を境に減少
| 年度 | 延べ利用者数 |
|---|---|
| 2015 | 8,775万人 |
| 2016 | 8,578万人 |
| 2017 | 8,554万人 |
| 2018 | 8,488万人 |
| 2019 | 8,597万人 |
| 2020 | 8,135万人 |
| 2021 | 8,969万人 |
| 2022 | 9,129万人 |
| 2023 | 8,968万人 |
| 2024 | 8,750万人 |
老舗は通販、個人買取、自動洗浄へ進んだ
I GOLFは1967年にロストボール卸売業を始めた。沿革には、2010年の楽天市場出店、2019年の個人向け買取サイト開設、2021年の自動洗浄システム導入が並ぶ。ゴルフ場からの仕入れと店舗への卸に、家庭からの買取とネット直販が加わった。
2023年にはTheLostを展開し、2024年にはシミュレーター用のマーキングプリントを開始。2026年4月に商品をTheLostへ統合した。中古球でも、銘柄、品質、包装をそろえたシリーズとして売っている。
卸売の老舗が、通販・個人買取・機械化へ
- 1967年
I GOLFの前身が創業
国内卸売の長い歴史。最近できた回収ビジネスではない。
- 2010年
I GOLFが楽天市場へ出店
沿革に記載。ゴルフ場・店舗への卸にネット直販が加わる。
- 2018年
AcushnetがPG事業持分80%を取得
取得対価1,440万米ドル。新品メーカーが中古市場にも入る。
- 2019年
I GOLFが個人向け買取サイトを開設
家庭に眠る球を集める経路が加わる。
- 2021年
I GOLFが自動洗浄システムを導入
同社沿革の記載。設備投資額や生産性の実測値は非開示。
- 2022年
PG Golfの残る持分をAcushnetが取得
取得対価500万米ドル。PGの水再利用設備も2022年導入と後年資料に記載。
- 2022年9月〜2025年9月
REGOLFが累計100万球超を買取
3年間の累計。毎年100万球の意味ではない。
- 2023〜2024年
I GOLFが商品ブランド・印刷用途を拡大
2023年TheLost展開、2024年シミュレーター用マーキングプリント開始。
- 2025年
ゼビオが練習場用品のリユース事業を発表
年間100万球・マット4,000枚規模を想定。実績達成値ではない。
- 2026年
PGの公表処理規模は5,500万球超に
2024・2025年資料の5,000万球超から記載が変わった。
- 2026年4月
I GOLFがTheLostへ商品を統合
中古球にも商品シリーズと包装による売り分けが進む。
タイトリストの親会社も、中古球を売っている
Acushnetは2018年、PG Professional Golfの事業持分80%を1,440万米ドルで取得した。2022年にはPG Golfの残る持分を500万米ドルで取得。比較用に現在の為替で換算すると、それぞれ約22.73億円、約7.89億円になる。
PGは回収・処理した球を、小売店、ゴルフ場の売店、通販へ流す。新品の高級球を作るグループが、中古球を買う人への販売経路も持っている。中古事業だけの売上や利益は、確認した親会社資料に分離した記載がなかった。
新品メーカーが中古球事業を買った金額
2018年10月・事業持分80%
1,440万米ドル約22.73億円
PG Professional Golfの一定の資産・負債に係る持分の取得対価。
2022年4月・残る持分
500万米ドル約7.89億円
内訳は現金360万ドルと条件付対価140万ドル。
洗浄品か、再塗装品かを確かめる
ロストボールの「再生」には、汚れを洗い落として選別するものと、外装の仕上げを処理して塗装・印字をやり直すものがある。GolfBallNutは再塗装品の工程を公開している。白くきれいな外観だけでは、元の傷や加工履歴までは分からない。
販売店のランクも独自基準だ。球手箱はA・AB・B・C、I GOLFは商品シリーズや星数などを使う。年式混合なのか、企業ロゴやマジック書きを含むのか、どの程度の傷を許すのか。買う店の商品説明で確かめる必要がある。
洗浄、再塗装、素材・雑貨への再利用
洗浄して再使用
中古球の販売表面の泥や汚れを落とし、状態で選別。元の銘柄・世代を確認する。
外装を加工
再塗装品古い仕上げを除去し、塗装・印字・クリア処理などを行う。洗浄品と工程が違う。
ゴルフ球以外へ
雑貨などに加工傷などで再販しにくい球を鉢や小物へ。ゴルフ球としての性能回復を意味しない。
販売先がない
保管または処分雑貨になる量と、不要球の発生量が釣り合うかは別途確認が要る。
店が違えば、同じA表示でも中身はそろわない
| 確認する表示 | 買う側が確かめたいこと | 事業者側で起こる作業 |
|---|---|---|
| 銘柄と年式 | 同じPro V1でも何年モデルか、年式混合か | 印字・サイドスタンプの識別、在庫分割 |
| 傷・変色 | 許容する傷の写真や程度が示されているか | 傷、こすれ、ツヤ、変色を選別 |
| ロゴとマーク | 企業ロゴ、名前、マジック書きを含むか | 同じ球でも別ランク・別単価に分ける |
| 加工履歴 | 洗浄品か、再塗装・再印字品か | 仕入れと表示の管理 |
| 不良時の対応 | 誤銘柄・割れ・大きな傷をどう扱うか | 再検品、交換、返金、送料負担 |
池に1年沈めた実験は、新品のPro V1だった
RaffelとLongが2023年に発表した論文では、新品・未使用の2016年Pro V1を3つの池に最長12か月沈めた。池底の泥にも触れる条件だったが、洗浄後に測った飛距離と左右のばらつきに、乾燥保管球との統計的な有意差は出なかった。
143球を調べたこの結果は参考になる。ただし、使い込まれた回収球の試験ではない。1年後もカバーの傷みは軽く、著者も使用前の傷がある球は今後の検討課題としている。アプローチのスピンやグリーンでの止まり方も、この実験の結果からは分からない。
国内の2015年の材料試験では、26℃の水で反発の変化は小さく、60℃・湿度60%では反発低下や硬さの変化が出た。水にいた期間だけで、あらゆる球の性能を決められるほど単純な結果にはなっていない。
傷付き球は、初速が近くても低く曲がった
MyGolfSpyの傷付き球テストでは、初速、打ち出し角、スピン量が無傷の球に近くても、弾道は大きく変わった。中程度の擦り傷を付けた例は最高到達点が約9m低く、キャリーは40ヤード超短かった。軽い擦り傷の例でも、目標線から8ヤード超外れている。
ここでいう軽い傷も、カート道に当てたような目で分かる擦れだった。試したのは人工的に傷を付けた球で、水や土からの回収球ではない。だが、初速が出ていても球筋が変わる現象は、実際に起きていた。
一方、林やラフの土に長期間埋まった球を、洗浄後に同条件で打ち比べた公開実験は見つからなかった。内部への水分の侵入はメーカーが対策を研究してきた問題だが、何か月の埋没でどれだけ曲がる、という数字までは出せない。編集部としては、距離や曲がりを確かめる練習に、履歴の分からない回収球を混ぜるのは勧めにくい。
傷付き球が、目標線から外れた距離
| 同じ100mphのドライバー試験 | 掲載された観測 |
|---|---|
| 軽い擦り傷 | 目標線から8yd超(約7.3m超)外れた |
| 中程度の擦り傷 | 目標線から45yd超(約41.1m超)外れた。キャリー205yd、無傷の平均より40yd超短い |
「長く埋まった球」で、どこまで確かめられたか
| 問い | 今回得られた資料 |
|---|---|
| 洗っても残る傷や摩耗は弾道を変えるか | 人工的に擦り傷を付けた実打では、方向と高さが変化した |
| 内部への水分侵入は起こり得るか | 材料試験とメーカー特許に、水分や高温高湿への検討がある |
| 林やラフに長期埋没した球は洗浄後どれだけ変わるか | 埋没期間・銘柄・洗浄条件をそろえた公開実打データは見つからなかった |
| 海辺の回収球はどうだったか | 軽い傷みの球も、波で激しく摩耗・破損した球も観察された |
回収・選別・送料を払って、いくら残るか
球代のほかに、人と車を回し、池では潜水作業の体制を用意する。持ち帰った後は洗浄・選別。通販まで行う会社なら、包装、保管、発送、決済や販売サイトの費用もかかる。
同じ1万球を回収しても、商品にできるのが5,000球か9,000球かで負担は変わる。仮に回収から処理まで20万円かかれば、前者は1球40円、後者は約22.22円。各社の実際の原価は非公表なので、ここは説明用の計算だ。
売り物にできた球も、在庫に残る間は売上にならない。人気銘柄の売れ行きに加え、安い球をどこへ何球売れるかも採算に響く。
販売価格から引かれる費用
仕入れ
コースや売り手に払う球代。回収権の契約条件も影響する。
回収・移動
作業員、潜水、陸上の支援、車、移動時間、搬出。
洗浄・選別
水・設備・人手。銘柄や年式を細かくそろえるほど仕分けが増える。
販売できない球
低価格品への振り替え、長期在庫、廃棄・処分。
商品化・販売
包装、保管、出荷、送料、決済やモールの費用。
販売後
説明と違う商品への問い合わせ、再検品、交換・返金。
売れる割合が下がると、1球あたりの原価が上がる
| 1万球から販売に回せる球 | 回収・処理費用を20万円と仮定 | 1球に配賦する費用 |
|---|---|---|
| 5,000球 | 200,000円 | 40.00円 |
| 7,000球 | 200,000円 | 28.57円 |
| 9,000球 | 200,000円 | 22.22円 |
8,000球を商品化しても、すぐ全部は売れない
| 期間内販売率 | 売れた球 | 残った球 | 売上 |
|---|---|---|---|
| 50% | 4,000 | 4,000 | 400,000円 |
| 75% | 6,000 | 2,000 | 600,000円 |
| 100% | 8,000 | 0 | 800,000円 |
潜水する人、陸上で支える人、運ぶ人
不要球17万球を売り、約86万円を寄付
静岡県ゴルフ場協会は、コースに回収箱を置き、来場者の不要球を売った代金を子ども食堂の支援へ回している。2026年の取材報道では、開始後1年間に18万8,671球を集め、17万1,857球を売り、85万9,285円を寄付した。
売れた球で割ると寄付額は1球5円。チャリティー用の回収箱から業者へ渡した取引で、店頭の小売価格とは異なる。家庭やバッグにたまった球が、まとまった支援金になった例だ。
回収箱の18万8,671球が、85万9,285円の寄付へ
回収した球
188,671球来場者の不要球を集めた開始後1年間の報告。
売却した球
171,857球回収総数との差は16,814球。
寄付金
859,285円売却球1球あたりに直すと5円。
売却できた割合
91.09%この回収箱事業の集計。池から引き揚げた球の歩留まりではない。
練習場の球は、売買と洗浄返却の両方がある
I GOLFは中古レンジ球を買い取り、卸売している。ワイズグローは練習場から球を回収し、洗って返す。施設の球を買って他へ売る商売と、持ち主へ手入れして返す商売がある。
ゼビオは2025年に練習場用品のリユース事業を発表し、年間100万球、マット4,000枚の規模を想定した。こちらは発表時の計画値で、達成実績ではない。
個人向けの買取窓口には、レンジ球を対象外とするところもある。コース球を売るときも、練習場の球を入れ替えるときも、送り先の取扱品目を先に確認したい。
練習場の球は、回収だけでなく洗浄返却も商売になる
入替え
中古レンジ球の売買練習場間の入替えで、まとまった数量が動く。
保守
使っている球を洗って返すワイズグローは回収・洗浄・返却を案内している。
別用途
シミュレーター用の印刷I GOLFは2024年にマーキングプリントを開始。
新規参入
大手小売もリユースへゼビオの2025年発表は練習場用品が対象。年間球数は想定規模。
安さを選ぶときも、使う球の状態はそろえたい
ロストボールは球代を抑えられる。年24回回り、毎回3球補充する仮定なら、年間72球。1球50円なら3,600円、150円なら1万800円、500円なら3万6,000円になる。
ただ、安さだけで選んだ球が距離や曲がりの確認に使えるかは、別に確かめたい。銘柄と年式が合っていても、傷や表面の荒れ、塗り直しの有無は残る。店のランクは選別基準であり、1球ずつ弾道を測った成績表ではない。
公表資料では、国内の年間数百万球、米大手の5,500万球超という取扱規模まで追えた。次に知りたいのは、売るランクごとの球数と、どんな品質検査を経て出荷するかだ。コースへ戻ってくる球の状態は、そこに関わっている。
球代は、1球の差より1年分で見ると分かりやすい
| 仮定する使い方 | 50円/球 | 150円/球 | 500円/球 |
|---|---|---|---|
| 年12回・毎回2球を補充 | 1,200円/年 | 3,600円/年 | 12,000円/年 |
| 年24回・毎回3球を補充 | 3,600円/年 | 10,800円/年 | 36,000円/年 |
| 年48回・毎回3球を補充 | 7,200円/年 | 21,600円/年 | 72,000円/年 |
「市場規模」を作る前に、数える対象を決める
紛失した球
その場で見つからなかった球。後でプレーヤーが拾うものもある。
業者が回収した球
池の在庫をまとめて回収すれば、過去年の紛失球も混ざる。
選別して販売可能な球
回収数から傷・割れなどを除く。用途ごとに条件が変わる。
売れた球と最終売上
在庫を除き、一定期間に購入者へ売れた分を数える。
出典・参考資料
- I GOLF 会社情報
[1] · 2026年10月30日確認
- I GOLF 2026カタログ vol8(現行リンク)
[2] · 2026年10月30日確認
- REGOLF 買取条件・実例
[3] · 2026年10月30日確認
- ECO Ball 回収・卸売
[4] · 2026年10月30日確認
- グリーンズ 公式
[5] · 2026年10月30日確認
- Yell 会社情報
[6] · 2026年10月30日確認
- ワイズグロー サービス
[7] · 2026年10月30日確認
- Golf Taylor 池回収
[8] · 2026年10月30日確認
- REGOLF 回収サービス
[9] · 2026年10月30日確認
- 球手箱 買取案内
[10] · 2026年10月30日確認
- 球手箱 独自ランク
[11] · 2026年10月30日確認
- I GOLF 買取王
[12] · 2026年10月30日確認
- Acushnet 2019 10-K(会社配信)
[13] · 2026年10月30日確認
- Acushnet 2024 Annual Report(現行CDN)
[14] · 2026年10月30日確認
- Acushnet 2024 Proxy
[15] · 2026年10月30日確認
- Acushnet 2025 Proxy(現行CDN)
[16] · 2026年10月30日確認
- Acushnet 2026 Proxy
[17] · 2026年10月30日確認
- PG Golf 回収サービス
[18] · 2026年10月30日確認
- GCLS コース契約と還元
[19] · 2026年10月30日確認
- Raffel・Long 2023年 池浸漬の実験論文
[20] · 2026年10月30日確認
- MyGolfSpy 2021 Reload再塗装球 実測テスト
[21] · 2026年10月30日確認
- GolfBallNut 再塗装品の説明
[22] · 2026年10月30日確認
- NGK 2024年度ゴルフ場利用者数
[23] · 2026年10月30日確認
- 矢野経済研究所 ゴルフ用品市場の定義
[24] · 2026年10月30日確認
- 静岡県ゴルフ場協会 SDGs
[25] · 2026年10月30日確認
- みんなのゴルフダイジェスト 回収事業取材
[26] · 2026年10月30日確認
- ゼビオ 練習場用品のリユース事業
[27] · 2026年10月30日確認
- I GOLF 公式
[28] · 2026年10月30日確認
- BAYFM 2024年11月10日 6G代表取材
[29] · 2026年10月30日確認
- 厚生労働省 高気圧作業安全衛生規則
[30] · 2026年10月30日確認
- 警視庁 古物営業の案内
[31] · 2026年10月30日確認
- ALBA 2025年9月30日 回収業者取材(配信版)
[32] · 2026年10月30日確認
- 日本銀行 2026年10月29日 外国為替市況
[33] · 2026年10月30日確認
- 松尾・長谷山 2015年 高温及び高湿環境下におけるゴルフボールの劣化メカニズムと評価手法の開発
[34] · 2026年10月30日確認
- Acushnet特許 US6806347 原公報PDF
[35] · 2026年10月30日確認
- MyGolfSpy 泥付着・表面傷のロボット実験
[36] · 2026年10月30日確認