ゴルフ業界分析

公表資料・ロストボール業界調査 · 2026年10月30日公開

ロストボール回収・再生・販売の業界調査

国内事業者、複数年の企業開示、商流と採算。池浸漬、材料劣化、傷付き球の弾道、長期土中埋没の調査を加えた詳報。

GOLF DNA編集部 · 2026年10月30日調査

01

調査対象と、今回追えた範囲

国内のロストボール回収、買取、洗浄、選別、卸売、小売を調べた。中古レンジ球、洗浄返却、雑貨加工も含め、会社の公表資料、沿革、商品カタログ、上場親会社の年次資料を照合した。確認日は2026年10月30日。

規模を把握する手掛かりは、国内各社の年間球数、Acushnetの取得対価と取扱量、具体的な買取例と売価である。企業の公表、第三者媒体の取材、編集部の計算を区別して掲載する。GDによる電話取材・現地調査や独自の打球実験は行っていない。

資料 [4] [1] [17] [32]

回収から販売までの全体図

工程と分岐の図
コースとの回収契約から、洗浄・選別を経て再販売、練習用途、雑貨加工・処分へ分かれる図。
  1. 回収契約から洗浄へ

    ゴルフ場 → 契約 → 専門業者が回収 → 洗浄・検品。

  2. 状態で振り分ける

    コース用に再販/練習用途/雑貨などの別用途・処分。

全体図を大きく見る →

各社の公開サービスを基に整理。図は洗浄品の工程を示す。再塗装は一部事業者が行う別工程。 [4] [7] [8] [1]

ボールの入口と出口は、一つではない

商流の相関表
入口事業者の仕事主な出口
ゴルフ場の池・OB契約回収、洗浄、品質と銘柄の選別コース売店、卸先、自社通販
家庭の不要球宅配や出張で査定・買取状態が合う商品群に編入
来場者の寄付回収箱を設置、集荷、売却代金の管理業者が再販。支援先へ寄付
練習場の入替球まとまった数量の査定・洗浄・納品別の練習場など。コース用とは仕様・条件を確認
再販に向かない球用途を変える加工、販路の開拓、処分鉢・小物、練習用、処分先など
同じ球が複数回売買される。回収業者、卸、小売の売上を足すと、最終需要を二重・三重に数える。 [4] [7] [25] [28] [29]
02

国内市場の統計と、卸・小売の重複

新品用品の市場調査には、ロストボールを含まないものがある。矢野経済研究所のの対象定義は、中古品を除外し、ロストボールもその例に挙げる。この総額にロスト球の売上が入っていると説明するのは誤りになる。

また、1球が回収業者から卸へ、卸から店舗へ、店舗から購入者へと動くたびに売上が立つ。業者売上を集めるなら取引段階を統一しなければならず、最終購入者が支払った市場を出すなら、途中の卸売を重ねて足してはいけない。

発生量にも時間のずれがある。池の回収日は球が落ちた日とは違い、前年以前の球も混ざる。家庭の不要球にも購入・紛失時点の違うものが入る。紛失、回収、商品化、販売を一つの「年間球数」にまとめると、どの段階が増えたのかが消えてしまう。

資料 [24] [23]

「市場規模」を作る前に、数える対象を決める

統計の集計範囲
  1. 紛失した球

    その場で見つからなかった球。後でプレーヤーが拾うものもある。

  2. 業者が回収した球

    池の在庫をまとめて回収すれば、過去年の紛失球も混ざる。

  3. 選別して販売可能な球

    回収数から傷・割れなどを除く。用途ごとに条件が変わる。

  4. 売れた球と最終売上

    在庫を除き、一定期間に購入者へ売れた分を数える。

「年間ラウンド数×1人の紛失数」は仮定した発生量。業者の回収実績や小売市場の実績にはならない。新品用品市場の矢野調査は中古品(ロストボールを含む)を対象外としている。 [24] [23]
03

需要の背景:国内延べ利用者の10年

NGKが2024年度の利用者について公表した資料には、2015〜2024年度の延べ利用者が載る。2015年度8,775万人から2018年度8,488万人へ減少し、2019年度8,597万人、2020年度8,135万人となった。その後2022年度9,129万人まで増え、2024年度は8,750万人に下がっている。

丸め値から計算すると、2024年度は2022年度比で約4.15%減、2019年度比で約1.78%増。2020年度の落ち込みから回復した後、直近2年度はプレー量が減っている。中古球の需要を考える際にも、プレー量が増え続けている前提は置けない。

この統計は同じ人の複数回来場を含み、実人数ではない。年度は利用税の納入時点で集計され、2024年度のプレー実行月は2024年3月〜2025年2月。図ではNGKの年度名を維持した。中古球の販売球数や売上への換算は行っていない。

資料 [23]

国内のプレー需要は2022年度を境に減少

需要の背景・業界統計
延べ利用者数・万人02,5005,0007,50010,000201520172019202120232024延べ利用者数・万人
延べ利用者数・万人02,5005,0007,50010,000201520192024延べ利用者数・万人
年度延べ利用者数
20158,775万人
20168,578万人
20178,554万人
20188,488万人
20198,597万人
20208,135万人
20218,969万人
20229,129万人
20238,968万人
20248,750万人
NGK資料の丸め値。税納入時点での年度集計で、2024年度はプレー実行月2024年3月〜2025年2月。人数は延べ数。ロストボールの回収量・販売量を示すグラフではない。 [23]
04

企業を並べると、卸・回収・通販の兼業が多い

公表内容から比較できる事業者を表にした。国内では、回収だけを専門にするというより、買取・卸・小売や練習場向けの納品を組み合わせる例が多い。回収する会社とネットで売る店が、必ず別会社とは限らない。

数量が出ている会社も、売上高が分かるわけではない。グリーンズの年間320万球は対象年の記載がなく、REGOLFの100万球超は3年累計。表には数値の期間と単位を添え、売上順位にはしていない。

資料 [4] [6] [7] [5] [1] [3] [17]

社名のある事業者から規模と役割を確かめる

公表資料・GD集計
事業者主な仕事確認できたこと数字の読み方
I GOLF回収・卸・個人買取・通販・レンジ球1967年創業。2021年自動洗浄導入年間約200万球再販は2025年ALBA取材。売上は未確認
グリーンズ買取・選別・卸売公式サイトの年間販売実績320万球対象年が記載されていない
ECO Ball池・OB回収、卸、水草除去有資格者のチーム作業を案内全国の活動実績表示はあるが年間球数を確認できず
Yell回収・買取・卸売1996年に事業開始、2002年に会社設立資本金1,000万円は年間売上ではない
ワイズグロー池・OB回収、球納品、練習場球の洗浄返却販売だけでなく保守業務も扱う年間数量・売上は確認できず
REGOLF個人買取・卸・通販・OB回収2022年9月〜2025年9月に累計100万球超買取年間販売数への換算はしない
PG Golf(米)回収業者の組織化、加工、卸・EC2026年資料で年間5,500万球超親会社はAcushnet。中古事業だけの売上は分離されていない
2026年10月30日確認。活動内容は各社公表、I GOLFの年間球数はALBAによる代表者取材。年度・回収経路・販売先がそろわないため、単純合算で国内市場を作らない。 [1] [32] [5] [4] [6] [7] [3] [17]
05

国内の継続事業:I GOLFとYellの沿革

I GOLFの沿革では、1967年にロストボール卸売業を始め、1997年に中古レンジ球卸、2010年に楽天市場へ出店、2019年にLOST BUYKINGを開設した。2021年には工場の自動洗浄システム導入、2023年に商品ブランド展開、2024年にシミュレーター用の印刷へ進む。設備・調達・販売の各段階で事業を足している。

Yellは1996年にボールリサイクルを始め、2002年に会社を設立したと公表する。2009年に岐阜、2010年に姫路の拠点を開いた。代表的な大手の数字だけでなく、こうした地域の回収・卸の継続が国内の供給を支えている。

沿革から分かるのは、どの仕事をいつ始めたかまでだ。自動洗浄を入れて何球増産できたか、選別人数がどれだけ減ったかは非公表だった。

資料 [1] [6]

卸売の老舗が、通販・個人買取・機械化へ

事業の変化・年表
  1. 1967年

    I GOLFの前身が創業

    国内卸売の長い歴史。最近できた回収ビジネスではない。

  2. 2010年

    I GOLFが楽天市場へ出店

    沿革に記載。ゴルフ場・店舗への卸にネット直販が加わる。

  3. 2018年

    AcushnetがPG事業持分80%を取得

    取得対価1,440万米ドル。新品メーカーが中古市場にも入る。

  4. 2019年

    I GOLFが個人向け買取サイトを開設

    家庭に眠る球を集める経路が加わる。

  5. 2021年

    I GOLFが自動洗浄システムを導入

    同社沿革の記載。設備投資額や生産性の実測値は非開示。

  6. 2022年

    PG Golfの残る持分をAcushnetが取得

    取得対価500万米ドル。PGの水再利用設備も2022年導入と後年資料に記載。

  7. 2022年9月〜2025年9月

    REGOLFが累計100万球超を買取

    3年間の累計。毎年100万球の意味ではない。

  8. 2023〜2024年

    I GOLFが商品ブランド・印刷用途を拡大

    2023年TheLost展開、2024年シミュレーター用マーキングプリント開始。

  9. 2025年

    ゼビオが練習場用品のリユース事業を発表

    年間100万球・マット4,000枚規模を想定。実績達成値ではない。

  10. 2026年

    PGの公表処理規模は5,500万球超に

    2024・2025年資料の5,000万球超から記載が変わった。

  11. 2026年4月

    I GOLFがTheLostへ商品を統合

    中古球にも商品シリーズと包装による売り分けが進む。

企業沿革・年次開示・発表を並べた。売上の連続統計ではない。 [1] [13] [14] [3] [27] [17]
06

ゴルフ場との契約は、球代・作業費・清掃範囲で読む

ECO Ballはゴルフ場での回収と買取を案内し、PG Golfも回収球に対するコースへの支払いを説明する。ゴルフ場側は、使わない場所にたまる球を引き取ってもらい、代金を受け取れる場合がある。

ゴルフテーラーの無料池回収は、コース側の回収作業料を不要とする案内である。球1個あたりの支払いを保証した価格表ではない。REGOLFの解説には、作業料が発生する方式と回収球を買う方式が併記される。回収作業の一般的な価格として1万〜10万円ほど、潜水作業に池1か所1万〜3万円ほどという幅を示すが、同社の説明値であり全国平均ではない。

編集部の整理では、契約比較には作業範囲、回収回数、球の計数・査定方法、球代、作業料、清掃・廃棄費の負担が要る。球代を多く見せても清掃費が別に大きければ、コースの手取りは下がる。無料回収でも、作業時間や清掃範囲がコースの希望と合うかが残る。

資料 [4] [18] [8] [9]

「回収代を払う」のは、どちらか

契約とお金の流れ

球の買取

業者 → ゴルフ場

回収球に値を付けて買い取る。PG GolfやECO Ballなどに案内がある。

無料回収

コースの作業料0円

ゴルフテーラーが池回収を無料と案内。球の買取代金まで約束する表示ではない。

作業の受託

ゴルフ場 → 業者

清掃範囲や作業人員などで費用が生じる契約もある。

回収箱・寄付

売却代金 → 支援先

来場者が不要球を寄付する静岡の取り組み。池の回収契約とは入口が違う。

契約の整理。球の代金、作業費、清掃費を相殺する場合は、それぞれの明細がないとコースの実収入は分からない。 [18] [4] [8] [9] [25]
07

コースの実例:ザ・レイクスでは月約2,600球を回収

ALBAの2025年9月30日の取材記事は、茨城県ので、15か所の池から月平均約2,600球、年間3万1,200球を回収していると伝える。27ホールのうち22ホールに池が絡むコースの事例である。

この年間数は月平均の12倍と一致するが、コースへの買取代金や、洗浄後に各ランクへ回った数量までは載っていない。池の多さが異なる全国のコースに、この数字を掛けて回収総量にはしない。球数は確認できたが、コース側の年間収入までは分からなかった。

資料 [32]

08

回収のほかに、清掃や球の納品を請け負う

ワイズグローはOBゾーンでの球回収と同時にごみを回収し、練習場の球は洗浄後に返却するサービスも案内する。ECO Ballには水草除去の業務もある。球の売買以外の作業が、コースや施設の手間を減らす仕事として扱われている。

回収できる場所が同じでも、プレーヤーのスタート前や終了後に作業を合わせる必要がある。支配人やマスター室との調整、池・排水設備などを傷めないこと、作業後の確認が続かなければ、単価が高くても定期契約は保ちにくい。

契約先には、買取単価と併せて作業範囲と費用の明細を出してもらう。公表されたサービス案内だけでは、各コースが実際に受け取った額までは分からない。

資料 [7] [4] [32]

09

個人買取:最高額より、混合した荷物の内訳を見る

REGOLFの公開する4,578球・10万1,250円の事例は、球数と単価ごとの内訳が一致した。120円112球、50円907球、20円1,096球、10円1,645球、5円818球で合計を再現できる。平均22.1166…円、120円区分の球数構成比2.4464…%となる。

20円以下の区分は3,559球で全体の77.74%を占める。最高額が受取額全体を代表しないことが、この一件では確かめられる。モデルや査定日の内訳は公開されていないため、今送る荷物も同じ平均になるとはいえない。

同ページの別例は、見出しの1,108球に対して内訳の合計が1,115球だった。平均単価の計算からは除外し、この不一致を元数値のページに記録した。

資料 [3]

最高120円でも、4,578球の平均は22.12円

公表された1件の内訳・GD計算
120円の球
112球
50円の球
907球
20円の球
1,096球
10円の球
1,645球
5円の球
818球
査定単価球数査定金額
120円112球13,440円
50円907球45,350円
20円1,096球21,920円
10円1,645球16,450円
5円818球4,090円
計4,578球101,250円
REGOLFの掲載実例を再計算。120円の球は112球、2.45%。掲載時点・モデルの内訳は非開示で、全国平均ではない。 [3]
10

最低500球という条件と、査定対象外の扱い

LOST BUYKINGは最低500球からの直接・宅配買取を案内する。球手箱は、おおむね500球以上の荷物を指定便の着払いで受け付け、500球未満には自己負担発送、または査定額から500円を引く方式を示している。数量がまとまらないと、送料が査定額に占める割合は大きくなる。

REGOLFは約500球からとし、同窓口ではレンジ球を買取不可としている。対象外の球だけを送った場合は、着払い返送の案内がある。I GOLFやワイズグローに中古レンジ球の事業があるからといって、別の会社の個人買取でも同じ球を受け付けるわけではない。

対象ブランド・年式、傷や変色の許容、査定を断った場合の返送、対象外品の処分、地域条件、支払時期も買取規定で確認する。特に返送料と対象外品の処理は、売り手の支出に関わる。

資料 [12] [10] [3]

同じ「買取」でも、送れる球と送料が違う

公表資料・GD集計
窓口最低数量など見落としやすい条件
LOST BUYKING(I GOLF)最低500球、直接・宅配買取対象地域や最新条件を発送前に確認。
球手箱おおむね500球以上は指定便着払い500球未満は自費発送、または着払い時に査定額から500円控除の案内。
REGOLF約500球から。宅配・対象地域の出張買取不可品だけの荷物は受付不可で着払い返送。レンジ球は同サービスの対象外。
2026年10月30日の公開条件。宅配の「送料無料」と、どんな中身でも無料処分できることは同じではない。 [12] [10] [3]
11

選別は、外観と商品構成をそろえる仕事

銘柄・世代・色・傷・ロゴを細かくそろえると、1袋の商品として説明はしやすくなる。その一方で、仕分ける在庫の種類が増え、決めた数量をそろえるまで売れない球も出る。混合商品は仕分け条件を緩められるが、購入者はモデルを統一できないことを受け入れる必要がある。

球手箱は自社のランク定義で、Aには企業ロゴや名前、マーカー入りを混ぜないと説明し、ABではロゴ・ネームの有無で価格を分ける。I GOLFは商品群ごとに中心となる銘柄や外観の区分を変える。単に泥を洗い落とすだけでは、こうした区分はできない。

公表されているのは、傷や変色、ロゴ、年式などの選別基準だ。今回確認した販売説明には、各球のスピンや飛距離を全数測定する保証は見当たらなかった。

資料 [11] [2]

店が違えば、同じA表示でも中身はそろわない

品質表示を読むための整理
確認する表示買う側が確かめたいこと事業者側で起こる作業
銘柄と年式同じPro V1でも何年モデルか、年式混合か印字・サイドスタンプの識別、在庫分割
傷・変色許容する傷の写真や程度が示されているか傷、こすれ、ツヤ、変色を選別
ロゴとマーク企業ロゴ、名前、マジック書きを含むか同じ球でも別ランク・別単価に分ける
加工履歴洗浄品か、再塗装・再印字品か仕入れと表示の管理
不良時の対応誤銘柄・割れ・大きな傷をどう扱うか再検品、交換、返金、送料負担
球手箱はA・AB・B・Cを独自に定義し、I GOLFは商品シリーズと星数などで表示する。ランク間の業界共通換算表は、本調査で確認できなかった。 [11] [2]
12

参考売価:30球1,100円から6球1,870円まで

採用した価格は、調査日にI GOLFの販売ページからリンクされていたVol.8カタログの税込参考売価。5商品の入り数から1球あたりへ換算した。卸先の仕入れ価格や小売店での実際の成約価格は、この表からは分からない。

同カタログでは、Pro V1をまとめた商品でも傷やこすれなどを含む低い外観区分がある。ブランドをそろえること、状態をそろえること、現行年式にそろえることは、それぞれ値付けの条件になる。「新品の高級球」と「安い混合中古球」の差だけで節約率を示すと、商品の条件が大きく変わってしまう。

旧ファイル名の2026年カタログも公開されており、一部の参考売価は現行リンクのVol.8と異なっていた。両資料の改定日を確定できなかったため、年ごとの値上がり率には使わなかった。現行価格表はVol.8に統一し、採用ページと型番をデータに保存した。

資料 [2]

同じ中古球でも、参考売価は1球約37〜312円

公表資料・GD集計
グレー30P
36.7円
オレンジ20P
55円
どっさりV1 20P
110円
グリーン20P
126.5円
ブラック6P
311.7円
商品例税込参考売価1球換算
グレー30P・傷などあり30球 1,100円36.67円
オレンジ20P・低価格銘柄中心20球 1,100円55.00円
どっさりV1 20P・傷などあり20球 2,200円110.00円
グリーン20P・中価格銘柄中心20球 2,530円126.50円
ブラック6P・上級銘柄中心6球 1,870円311.67円
I GOLF現行リンクのVol.8、PDF2・5・6・8・11ページ。参考小売価格であり、業者への卸価格でも成約価格でもない。送料は含めない。銘柄と品質が違うので、価格差を品質だけの効果とは扱わない。 [2]
13

仕入れから販売までにかかる費用

REGOLFの平均約22円は、価格帯の混ざる4,578球の買取例。I GOLFの約312円は、上級銘柄中心の6球パックの税込参考売価だ。会社も球の構成も取引段階も違い、差額の約290円は同じ球を売買した粗利益を示さない。

粗利益を計算するには、同じロットに払った額と、ランクごとに何球をいくらで売ったかが要る。営業利益まで見るなら、人件費、設備、店舗・倉庫、販促費などもかかる。実額の開示がないため、次の2図では販売可能率と在庫を動かす仮定計算を置いた。

資料 [3] [2]

販売価格から引かれる費用

GD編集部による費用の整理
  1. 仕入れ

    コースや売り手に払う球代。回収権の契約条件も影響する。

  2. 回収・移動

    作業員、潜水、陸上の支援、車、移動時間、搬出。

  3. 洗浄・選別

    水・設備・人手。銘柄や年式を細かくそろえるほど仕分けが増える。

  4. 販売できない球

    低価格品への振り替え、長期在庫、廃棄・処分。

  5. 商品化・販売

    包装、保管、出荷、送料、決済やモールの費用。

  6. 販売後

    説明と違う商品への問い合わせ、再検品、交換・返金。

費目の整理であり、各社の実額・構成比を推定した図ではない。業者が卸だけをするか通販まで行うかで負担は変わる。 [4] [7] [10] [3]
14

採算の試算①:回収後に売れる割合

1万球の回収・処理に総額20万円を使ったと仮定する。販売可能率が50%なら5,000球へ費用を配賦し、1球40円。70%なら約28.57円、90%なら約22.22円になる。回収球数が同じでも、売り物にできる割合が変われば原価は変わる。

この計算は販売単価を置いていない。売れる割合が高くても、安い球ばかりなら売上が伸びない場合があるし、多少回収量が少なくても人気銘柄が多ければ売上が上がる場合がある。個数の歩留まりと、値段を付けた後の売上は別に記録したい。

20万円と販売可能率50・70・90%は説明用の仮定。販売費・送料・税を含まず、売れない球の売却収入は0円とした。

売れる割合が下がると、1球あたりの原価が上がる

仮定による感度分析
販売可能率 50%
40.0円
販売可能率 70%
28.57円
販売可能率 90%
22.22円
1万球から販売に回せる球回収・処理費用を20万円と仮定1球に配賦する費用
5,000球200,000円40.00円
7,000球200,000円28.57円
9,000球200,000円22.22円
GDの仮定計算。20万円も販売可能率も実在業者の実績ではない。再販できない球の売却収入は0円とし、別途の販売費・送料・税は含めない。 [4]
15

採算の試算②:商品化してから現金に戻るまで

商品化した8,000球を平均100円で販売すると仮定する。一定期間に半分だけ売れれば売上は40万円、75%なら60万円、全数なら80万円になる。半分しか売れない場合も、残った4,000球を自動的に廃棄損にする計算ではない。在庫として保管し、将来売れる可能性を残している。

売れ残りの銘柄や品質に偏りがあれば、価格を下げるか、混合セットへ組み直すか、練習用途へ回すかを考える。安く集めるだけでなく、低い価格帯にも出口を持つ卸売や、品ぞろえを広く見せられる通販が、在庫を動かす手段になる。

売上の試算で、返品、値引き、運賃、代金回収までの日数は入れていない。実際の回転率や滞留日数は、各社の開示がなかった。

8,000球を商品化しても、すぐ全部は売れない

仮定による在庫・売上の例
期間内に50%売れた
40万円
期間内に75%売れた
60万円
期間内に100%売れた
80万円
期間内販売率売れた球残った球売上
50%4,0004,000400,000円
75%6,0002,000600,000円
100%8,0000800,000円
仮に販売可能な球が8,000球、平均販売単価100円とした計算。利益ではなく売上。在庫を捨てた扱いにはしていない。期間や実際の回転率を示す資料はない。
16

米国の買収:2018年と2022年の取得対価

Acushnetの2019年10-Kは、2018年10月1日にPG Professional Golfの一定の資産・負債に関する80%持分を1,440万ドルで取得したと記載する。2024年の年次報告は、2022年4月1日にPG Golfの残る持分を500万ドルで取得したと示す。後者は現金360万ドルと条件付対価140万ドルからなる。

日銀の2026年10月29日17時のドル円157.82–83から中値157.825円を採り、1,440万ドルを約22.73億円、500万ドルを約7.89億円とした。いずれも現在の比較用換算で、買収当時の円支出ではない。

Acushnetは4年かけて持分を集約した。取得対象や条件も時点も異なる2件の金額なので、合計を現在のPG Golfの企業価値とはしない。

資料 [13] [14] [33]

新品メーカーが中古球事業を買った金額

公表資料・GD集計

2018年10月・事業持分80%

1,440万米ドル
約22.73億円

PG Professional Golfの一定の資産・負債に係る持分の取得対価。

2022年4月・残る持分

500万米ドル
約7.89億円

内訳は現金360万ドルと条件付対価140万ドル。

円は2026年10月29日17時の日銀USD/JPY 157.82–83の中値157.825円で比較用に換算。当時の決済円額ではない。2件は時期・対象条件が違い、足し合わせて現在の会社価値とはしない。 [13] [14] [33]
17

米国の規模:2024・2025・2026年資料を照合

Acushnetの2024年・2025年Proxy Statementは、PG Golfが年間5,000万球超、約2,500 tonsの中古球を回収・処理・再販売し、43州のコースから集めると説明する。2026年資料では5,500万球超、約2,750 tons、42州へ表記が変わる。

球数の下限と概数の重量が増えた一方、州数は一つ少なくなっている。公表地域の数と取扱数量は同じ動きをするわけではない。また「超」という値では実数量の上限が分からず、2025年の実数が5,000万球ちょうどだったともいえない。そのため10%の販売成長といった確定値は置かない。

サステナビリティ活動の開示で、球数の対象会計年度は明示されていない。年ごとの厳密な販売実績として増減率を計算せず、資料公表年の表記を並べた。

資料 [15] [16] [17]

PG Golf:2024〜2026年資料で公表規模を追う

複数年の企業開示・「超」の値
2024年資料・超
5,000万球
2025年資料・超
5,000万球
2026年資料・超
5,500万球
公表資料年間球数の表記年間重量の表記回収地域
2024 Proxy5,000万球超約2,500 tons43州
2025 Proxy5,000万球超約2,500 tons43州
2026 Proxy5,500万球超約2,750 tons42州
棒は開示された下限を表示し、上端は実測値を意味しない。資料公表年による比較で、個別の対象会計年度は明記されていない。売上成長率・市場シェアは計算していない。tonsは原文表記。 [15] [16] [17]
18

PGの回収網と、小売・通販の販路

PG Golfは多数の潜水業者と関係を持ち、回収した球を処理し、卸と通販へ供給する。ゴルフ場にとっては定期的な回収と代金の受取、販売側にとっては一定量の仕入れを確保できることが取引の条件になる。

欧州のGCLSも、回収球の対価を現金かクレジットで還元し、池の作業、新しいレンジ球、販売用中古球などへ充てる方式を案内している。球代の支払いだけでなく、コースが次に必要とする作業・商品との組み合わせも営業の提案になる。

編集部は、回収した球をランク別に複数の販路へ流せる点に注目した。傷が多い球や低価格銘柄まで販売先があれば、選別後に残る在庫を減らせる。PGで実際に利益率が何%改善したかという開示はない。

資料 [18] [19] [17]

19

親会社の開示で分かる売上の範囲

AcushnetはPGの業績を自社の報告部門へ取り込んでいる。だが、その部門には新品のボール事業が入る。部門売上が増えても、新モデルの発売、販売数量、価格、為替、中古球の寄与を一つずつ切り離せるとは限らない。

会社概要サイトにある推定売上や、根拠の明示されない中古市場の総額も検討したが、調査方法・母集団・対象年をそろえて確認できない数字は採用しなかった。特に推定年商と買収対価は性質が違い、どちらも相手を補う数字にはならない。

PG単独の売上、原価、期末在庫は確認できなかった。会社の規模は、取得対価と公表数量までを掲載する。

資料 [13] [14] [17]

20

洗浄品・再塗装品・雑貨加工を別の商品として扱う

洗浄は付いた汚れを落とす工程で、元の球を状態別に選別して再使用する。一部の海外業者が扱う再塗装品は、仕上げを除去して塗装・印字などをやり直す。GolfBallNutの公開説明は後者の工程を明示している。見た目の白さだけでは、どの工程を経たかは判別しきれない。

再販できない球を鉢や小物へ加工するのは、ゴルフ球としての再生とは異なる出口である。素材を粉砕して別の製品原料にすることも、同じ球を再び打つこととは区別して数量を記録したい。記事では、こうした違いを消す「リサイクル率」の一つの数字を作らなかった。

販売説明では、加工方法、元の銘柄と世代、許容する傷を確かめる。見た目を整える加工と、打った際の性能検査はそれぞれ確認したい項目だ。

資料 [4] [22] [28] [29]

洗浄、再塗装、素材・雑貨への再利用

加工の違い・説明図

洗浄して再使用

中古球の販売

表面の泥や汚れを落とし、状態で選別。元の銘柄・世代を確認する。

外装を加工

再塗装品

古い仕上げを除去し、塗装・印字・クリア処理などを行う。洗浄品と工程が違う。

ゴルフ球以外へ

雑貨などに加工

傷などで再販しにくい球を鉢や小物へ。ゴルフ球としての性能回復を意味しない。

販売先がない

保管または処分

雑貨になる量と、不要球の発生量が釣り合うかは別途確認が要る。

事業者の加工説明と取材を基に整理。「再生」の一語で全部をまとめない。 [4] [22] [28] [29]
21

池の試験:未使用の2016年Pro V1、最長12か月

Raffel・Longは2017年6月から、未使用の2016年Pro V1を米ミシガン州の3つの池に沈め、2023年に結果を公表した。水深60cm・100cmに置いたケージを池底まで沈め、球は自然の堆積物に接した。清潔な水槽だけの実験ではない。

1・3・5・12か月後の球を洗浄し、乾燥保管した対照球と比較。計143球をロボットで打ち、とランを足した総飛距離、キャリー着地点の左右のばらつきに統計的な有意差は認めなかった。試験回ごとの風や場所の違いには、乾燥保管球を使った補正などで対応した。

全ての球は、塗膜や印字を保つ最も軽い傷みの区分にとどまった。著者は使用済み球の傷やの亀裂などを今後の課題とする。ウェッジのスピンやグリーンでの止まり方は調べておらず、「有意差なし」を全ての性能が同等という保証にはできない。

研究費の説明では、Golf Ball Divers LCAのAlex Resnikが夏季の人件費とGolf Labsの試験費を負担した。結果にかかわらず公表する合意も記されている。

資料 [20]

池の試験で調べたこと、残ったこと

学術論文の条件・GD要約
項目実験の条件と結果
球新品・未使用の2016年Pro V1。計143球
環境3つの池、1・3・5・12か月。池底の自然の泥にも接触
打球洗浄後、ロボットのドライバーで比較。総飛距離(キャリー+ラン)と左右のばらつきに有意差なし
残る疑問使い込んだ球やカバーの傷、1年を超える期間、ウェッジのスピン・止まり方
実験は2017〜2018年、論文公表は2023年。全て最も軽い傷みの区分だった。「有意差なし」は、どの回収球でも同じ性能という保証ではない。 [20]
22

国内の材料試験:26℃の水と60℃の高温高湿

明治大学の松尾卓摩・長谷山飛鳥は2015年、2種類の市販2ピース球を使い、26℃の水、60℃の高温、60℃・相対湿度60%で材料特性の変化を調べた。カバーはアイオノマーで、銘柄や配合の詳細は示していない。

1mから石板に落とした反発と、切断した球の・カバーの硬さ、圧縮時の変形を測った。測定前には室内に24時間置き、さらに24時間乾燥させている。水中条件での反発変化は小さく、高温高湿条件では約1,100時間で反発係数が約2%低下した。硬さはカバーが上がり、コアが下がった。

高温と湿度が材料を変える実測だが、反発係数2%低下を飛距離2%減へ換算することはできない。クラブで打った弾道試験は行っていない。60℃の環境を普通の池や土中に当てはめ、劣化日数を計算することもできない。

資料 [34]

水だけの条件と、高温高湿では結果が違った

反発・硬さ試験/飛距離試験ではない
2015年論文の環境反発・材料に出た変化
26℃の水反発係数の変化は小さい。カバー硬さの変化も小さかった
60℃約240時間で反発係数が約1%以上低下
60℃・相対湿度60%約1,100時間で反発係数が約2%低下。カバーは硬く、コアは軟らかくなった
市販2ピース球の材料試験。室内24時間+乾燥24時間を経て測定。反発は1mから石板へ落とした結果で、打球の飛距離や曲がりを示す値ではない。池や土中での劣化日数に換算しない。 [34]
23

メーカーの特許に記された、水蒸気への対策

Acushnetの2004年の特許US6806347B2は、カバーとコアの間に、水蒸気を通しにくい薄い層を置く設計を扱う。背景説明には、コアのポリブタジエンが水分を取り込むと反発などが下がることを挙げている。

38℃・相対湿度90%で60日置いた一部の市販球について、初速が1.8〜4.0ft/s、またはそれ以上低下したとの記述もある。ただし、その箇所には球の銘柄、個数、詳細な測定方法が示されていない。現在販売される球の池浸漬試験として使える数値ではない。

水分を内部へ入りにくくする設計が研究されてきたことは確かだ。一方、回収した特定の球について、吸湿量や反発の低下を外観から判定できるという資料ではない。

資料 [35]

24

傷付き球の実打:初速とスピン量が近くても弾道が変わる

MyGolfSpyは、擦り傷を付けた球をヘッド速度100mph(約44.7m/s)のドライバーで打った。2023年掲載の記事で、測定時期は本文に明示していない。傷は原則としての右側に配置した。

軽い擦り傷の例は目標線から8ヤード超、中程度の例は45ヤード超外れた。中程度の球は初速、、が無傷の平均に近かった一方、最高到達点が約30ft低く、キャリー205ヤードは無傷の平均より40ヤード超短かった。

球数や信頼区間などは公開本文から追えず、程度の説明にも実験者の判断が入る。傷付き球一般の平均損失にはできないが、表面の傷が方向や高さまで変える実測例にはなる。泥を付けた8番アイアンの試験も同じ記事にあるが、長期埋没とは条件が異なるため、この図には混ぜなかった。

資料 [36]

傷付き球が、目標線から外れた距離

傷付き球の実打・下限の表示
軽い擦り傷
8yd超
中程度の傷
45yd超
同じ100mphのドライバー試験掲載された観測
軽い擦り傷目標線から8yd超(約7.3m超)外れた
中程度の擦り傷目標線から45yd超(約41.1m超)外れた。キャリー205yd、無傷の平均より40yd超短い
MyGolfSpyの2023年掲載記事。傷は原則として打点の右側。棒は本文にある「超」の下限で、平均値や誤差を示さない。特定の損傷条件での例で、土中埋没・長期浸漬の試験ではない。 [36]
25

長く土に埋まった球:洗浄後の弾道試験が足りない

林やラフの土に長く埋まった球について、埋没期間と環境を記録し、掘り出して洗った後に同じ銘柄の新品と打ち比べた公開研究は、今回の日本語・英語の検索では見つからなかった。泥付きの球をそのまま打つ試験は、洗浄後も何が残るかという疑問には答えない。

実際の回収球の傷みについては、Weberらが2019年に海岸のゴルフ場周辺での回収を報告している。共著者Savocaの解説では、軽い傷みで再販できる球が多い一方、波で激しく摩耗・破損した球もあった。これは海辺の観察であり、林の土中で同じ傷みが進むことや、個々の球の埋没年数を示すデータではない。

今ある資料を合わせると、洗浄で取り去る泥、洗っても残る傷や摩耗、内部の材料変化が調べる対象になる。土にいた事実だけで原因を吸湿と決めることも、白くなった外観だけで性能が戻ったと判断することもできない。

確かめるなら、銘柄・世代と傷の程度をそろえ、洗浄後の球を新品と比較する。ドライバーのキャリーだけで終えず、左右の散らばり、高さ、アイアンやウェッジのスピンも測る。これは今後の検証案で、GDが実施済みの試験ではない。

資料 [37] [20] [34] [36]

「長く埋まった球」で、どこまで確かめられたか

確認できたことと、未検証の問い
問い今回得られた資料
洗っても残る傷や摩耗は弾道を変えるか人工的に擦り傷を付けた実打では、方向と高さが変化した
内部への水分侵入は起こり得るか材料試験とメーカー特許に、水分や高温高湿への検討がある
林やラフに長期埋没した球は洗浄後どれだけ変わるか埋没期間・銘柄・洗浄条件をそろえた公開実打データは見つからなかった
海辺の回収球はどうだったか軽い傷みの球も、波で激しく摩耗・破損した球も観察された
上の2項目は長期の陸上土中埋没そのものを試した結果ではない。泥を洗い落としたことと、表面形状や内部の状態を確認したことを区別する。 [36] [34] [35] [37]

調査したのは、条件も測り方も異なる5つの資料

資料の比較・GD編集部整理
資料測った・観察した対象分かった範囲
2023年 未使用2016 Pro V1・池浸漬1〜12か月洗浄後のドライバー総飛距離(キャリー+ラン)・キャリー着地点の左右のばらつき乾燥保管球との統計的な有意差なし
2015年 2種類の市販2ピース球・26℃水/60℃/60℃湿度60%落下反発・硬さ・圧縮水での反発変化は小さく、高温高湿では約1100時間で反発係数約2%低下
2004年 メーカーの水蒸気バリア層に関する特許設計と背景説明水分のコア侵入と性能変化への対策を記載
2023年 傷付き球・100mphドライバー実打の弾道軽い擦り傷で目標線から8yd超、中程度で45yd超の逸脱例
2019年 海岸のゴルフ場周辺で回収摩耗・破損の観察軽い傷みの球と、波で激しく摩耗した球が混在
池の水、60℃の高温高湿、人工的な傷、海辺の摩耗を同じ劣化曲線へつながない。長期の陸上土中埋没球を洗浄後に打ち比べた公開試験は、今回見つからなかった。 [20] [34] [35] [36] [37]
26

再塗装品:購入サンプルで6〜13ヤードの差

MyGolfSpyが2021年に購入して測ったReload再塗装品は、新品2021年Pro V1に対し、ドライバーの3速度で6〜13ヤード短かった。購入品には2015年・2017年Pro V1表示が混ざっていた。

元モデルの世代と加工の両方が違う比較なので、差のうち何ヤードが再塗装によるものかは取り出せない。洗浄だけの国内中古球に当てはめる数字にもならない。購入する商品の加工区分を確認するための、特定サンプルの実測例として載せた。

資料 [21]

再塗装品の購入サンプルでは、飛距離差も出た

独立媒体による特定商品の実測
38.0m/s 相当
6yd
44.7m/s 相当
7.5yd
51.4m/s 相当
13yd
ドライバーのヘッド速度新品に対する飛距離差
85mph(約38.0m/s)−6yd(約−5.5m)
100mph(約44.7m/s)−7.5yd(約−6.9m)
115mph(約51.4m/s)−13yd(約−11.9m)
MyGolfSpy 2021年テスト。Reloadの2015/2017年Pro V1表示品と新品2021年Pro V1の比較。全ロストボールの平均や、再塗装だけの因果効果を表す数字ではない。 [21]
27

ランクの表記と、販売後の不良対応

中古球は個体差を売る商品なので、ランクの写真と説明が取引条件になる。目立つ傷、ツヤ、変色、企業ロゴ、名前、マジックの印、銘柄・年式の混合をどこまで許すか。表記の単純さより、中身を購入前に把握できるかが問題になる。

球手箱のA・AB・B・C、I GOLFの星数や商品シリーズはそれぞれの定義である。ランク名を横断して優劣を付ける共通の校正表は確認できなかった。「Aだから他店Aと同等」という比較は行わない。

商品説明と違う割れや誤銘柄などがあった場合の、受付期限と交換・返金の条件も確認する。写真の要否、使用後の扱い、送料負担は店の規定による。

資料 [11] [2]

店が違えば、同じA表示でも中身はそろわない

品質表示を読むための整理
確認する表示買う側が確かめたいこと事業者側で起こる作業
銘柄と年式同じPro V1でも何年モデルか、年式混合か印字・サイドスタンプの識別、在庫分割
傷・変色許容する傷の写真や程度が示されているか傷、こすれ、ツヤ、変色を選別
ロゴとマーク企業ロゴ、名前、マジック書きを含むか同じ球でも別ランク・別単価に分ける
加工履歴洗浄品か、再塗装・再印字品か仕入れと表示の管理
不良時の対応誤銘柄・割れ・大きな傷をどう扱うか再検品、交換、返金、送料負担
球手箱はA・AB・B・Cを独自に定義し、I GOLFは商品シリーズと星数などで表示する。ランク間の業界共通換算表は、本調査で確認できなかった。 [11] [2]
28

回収作業の人件費と安全管理

高気圧作業安全衛生規則第12条は、事業者が労働者を潜水業務に就かせる場合の潜水士免許を定める。ゴルフ場の池だから資格のない人を仕事として自由に潜らせてよい、とはならない。

ECO Ballは、陸上を含むスタッフの資格やチーム作業、安全管理の取り組みを自社のサービスとして公表する。ここで示す人数や資格構成は同社の体制であり、全ての現場に共通する法定人数として引用していない。

作業時間に加え、移動、機材整備、陸上支援、搬出にも費用がかかる。回収事業者の売上額から、そのまま本人の手取りを推計できるだけの経費資料は得られなかった。

資料 [30] [4]

29

仕入れの正当性と、古物を扱う窓口

調べた回収サービスは、コースとの契約や依頼に基づく回収を説明する。プレーヤーが探すのをやめた球だからといって、他人の敷地へ入り商品として自由に回収できる、という説明はしていない。コースの管理と契約範囲を確かめた商流を対象にした。

個人などから中古品を買い取って販売する営業では、古物営業の制度も関係する。警視庁の案内には、許可や取引相手の確認、インターネット上の表示などがある。各社サイトの許可表示も確認対象にした。

自分の持ち物を売る場合と、業者が中古品を仕入れて売る場合では扱いが異なる。仕入れ方法に応じた制度の確認が要る。

資料 [18] [4] [31] [6]

30

静岡の回収箱:集まった数と売れた数が公表された

静岡県ゴルフ場協会の公式案内は、会員コースに使用済み球の回収箱を置き、販売収益を子ども食堂へ寄付する事業を説明する。2026年6月28日のみんなのゴルフダイジェストによる取材では、開始後1年間の回収18万8,671球、売却17万1,857球、寄付85万9,285円を報じた。

この3数値から売却割合91.09%、売却球1球あたり寄付5円、回収数と売却数の差1万6,814球を計算できる。差分の全てが廃棄されたという内訳は出ていないため、図の項目は「売却数との差」とした。

来場者が回収箱へ入れた球を集めた事業である。池から回収した球の販売可能率や、通常の買取単価を表すデータとしては使わない。

資料 [25] [26]

回収箱の18万8,671球が、85万9,285円の寄付へ

地域事業の実績・GD計算

回収した球

188,671球

来場者の不要球を集めた開始後1年間の報告。

売却した球

171,857球

回収総数との差は16,814球。

寄付金

859,285円

売却球1球あたりに直すと5円。

売却できた割合

91.09%

この回収箱事業の集計。池から引き揚げた球の歩留まりではない。

静岡県ゴルフ場協会の事業と2026年6月28日公開の取材報道。掲載された3数値をGDが再計算。個別の集計開始・終了日は記事に記載なし。 [25] [26]
31

再販しにくい球を、鉢や小物へ加工する

I GOLFのサイトは、年間約5万球の廃棄をゼロにするプロジェクトを掲げる。これは自社の説明する課題で、日本全体で廃棄される球数を示す統計ではない。ALBAが2025年に伝えた同社の年間再販約200万球とも対象時期・母数がそろわず、二つを割って廃棄率を作らなかった。

BAYFMの2024年11月の代表者取材では、6Gが再販しにくい球を鉢などに加工するNEP!! GOLFを紹介している。球の一部を加工してゴルフ用品以外の商品へ変える出口は確認できる。

雑貨への加工で何球を使い、何個売れたかは、さらに追いたい。端材や売れ残りまで含む処理量は公表資料からつかめなかった。

資料 [28] [32] [29]

洗浄、再塗装、素材・雑貨への再利用

加工の違い・説明図

洗浄して再使用

中古球の販売

表面の泥や汚れを落とし、状態で選別。元の銘柄・世代を確認する。

外装を加工

再塗装品

古い仕上げを除去し、塗装・印字・クリア処理などを行う。洗浄品と工程が違う。

ゴルフ球以外へ

雑貨などに加工

傷などで再販しにくい球を鉢や小物へ。ゴルフ球としての性能回復を意味しない。

販売先がない

保管または処分

雑貨になる量と、不要球の発生量が釣り合うかは別途確認が要る。

事業者の加工説明と取材を基に整理。「再生」の一語で全部をまとめない。 [4] [22] [28] [29]
32

環境面:PGの水再利用設備と、海辺の摩耗

回収された球がまた使われれば、放置される球が減る。だが、新品を何球買わずに済んだか、輸送や洗浄でどれだけエネルギーや水を使うか、再使用されずに残った球はどうなるかまでそろえなければ、CO2削減量の計算にはならない。

Acushnetの資料にはPGの水再利用設備に関する説明があり、2026年資料は1日最大5,000ガロンの水使用削減とする。これは同社の設備に関する公表値で、国内各社や全中古球の洗浄へ換算していない。水使用量の削減がそのままCO2量を意味するわけでもない。

海辺での摩耗や破損は研究で報告されているが、国内の池からの回収による環境改善量まで計算できる資料は得られなかった。回収球数とCO2削減量を換算する図は載せていない。

資料 [17] [25] [28]

33

練習場の入替え、洗浄返却、シミュレーター向け

I GOLFには中古レンジ球の買取・卸の事業があり、ワイズグローには練習場球を回収して洗浄後に返すサービスがある。所有者から買って別の所有者へ売る取引と、所有者の球を手入れして返す受託では、売上の内容が異なる。

ゼビオの2025年11月発表は練習場用品のリユースに関するもの。年間100万球とマット4,000枚規模は想定であり、実際の回収・販売実績が公表された値ではない。発表の年を付けて、今後の実績開示を追う対象にした。

I GOLFは2024年6月にシミュレーション用のボール印刷機を導入した。施設向けには中古球の補充に加え、洗浄やマーキングの仕事もある。

資料 [7] [1] [27]

練習場の球は、回収だけでなく洗浄返却も商売になる

公表資料・GD集計

入替え

中古レンジ球の売買

練習場間の入替えで、まとまった数量が動く。

保守

使っている球を洗って返す

ワイズグローは回収・洗浄・返却を案内している。

別用途

シミュレーター用の印刷

I GOLFは2024年にマーキングプリントを開始。

新規参入

大手小売もリユースへ

ゼビオの2025年発表は練習場用品が対象。年間球数は想定規模。

コース向けロスト球との混同を避け、練習場用品の周辺事業として整理。各球の仕様や納入条件は個別に異なる。 [7] [1] [27]
34

買い手の費用:安い新品とも総額で比べる

高級な新品だけを基準にすると、中古球の節約額は大きく見える。購入者には、安い新品を買う、銘柄を混ぜた中古を買う、同じ銘柄・世代の中古をそろえるといった選択肢がある。予算だけでなく、球ごとの違いをどこまで許容するかで比較対象が変わる。

年間の補充数を置けば、自分の支出に直せる。たとえば年24回、毎回3球の補充なら72球。1球50円、150円、500円の仮定では年間3,600円、1万800円、3万6,000円になる。図は価格帯の試算であり、特定の新品・中古商品の推奨価格ではない。

送料がかかる場合は商品代と足し、入り数で割る。傷の程度と年式をそろえた商品同士で比べた上で、不良時の交換・返金条件を確認する。

資料 [2] [11]

球代は、1球の差より1年分で見ると分かりやすい

読者向けの費用試算
仮定する使い方50円/球150円/球500円/球
年12回・毎回2球を補充1,200円/年3,600円/年12,000円/年
年24回・毎回3球を補充3,600円/年10,800円/年36,000円/年
年48回・毎回3球を補充7,200円/年21,600円/年72,000円/年
全てGDの仮定計算。紛失だけでなく傷などによる交換も含む補充数としている。50・150・500円は比較用の単価で、市場平均や特定商品の実売価格ではない。送料・ポイントは含めない。
35

次に追うのは、ランク別数量と品質の検査方法

コースが受け取る球代、回収費、回収回数、年間球数。この一組が分かれば、コース側の収入を追える。業者側ではランク別に商品化した球数、販売数、在庫、処分量と費用が欲しい。小売価格は同じモデル・世代・状態の商品で比べる。

品質については、洗浄や外観の選別を経て、どこまで検査して出荷しているかが残る。回収前の環境と期間が不明な球も多い。距離や方向をそろえて使いたい購入者に対し、どんな条件を約束できるかを確かめたい。

資料 [3] [1] [17] [7]

元数値と調査方法

01

このページのデータと区分

グラフの公表値、編集部による割り算、説明用に置いた仮定を分けた。企業の年間規模、複数年の累計、資料公表年の比較、全国のプレー統計を同じ系列に混ぜていない。独自の回収・購入実験は実施していない。

ダウンロードは図表に採用した数値と条件を収めたJSON。ウェブ原本、取得記録、個別の照合メモは公開用ダウンロードに含めない。出典は各図の番号とページ末尾から確認できる。

02

国内利用者数の集計期間

NGK資料2ページの総利用者数を2015〜2024年度について転記した。単位は万人。丸め値を使うため、差や比率にも丸め誤差を含む。2024年度は税納入時点の年度集計で、プレー実行月は2024年3月〜2025年2月である。

2022年度比は(8,750÷9,129−1)×100=約−4.15%。2019年度比は(8,750÷8,597−1)×100=約+1.78%。延べ利用者であり、ユニークな人数やロストボールの発生・回収・販売数ではない。

資料 [23]

国内のプレー需要は2022年度を境に減少

需要の背景・業界統計
延べ利用者数・万人02,5005,0007,50010,000201520172019202120232024延べ利用者数・万人
延べ利用者数・万人02,5005,0007,50010,000201520192024延べ利用者数・万人
年度延べ利用者数
20158,775万人
20168,578万人
20178,554万人
20188,488万人
20198,597万人
20208,135万人
20218,969万人
20229,129万人
20238,968万人
20248,750万人
NGK資料の丸め値。税納入時点での年度集計で、2024年度はプレー実行月2024年3月〜2025年2月。人数は延べ数。ロストボールの回収量・販売量を示すグラフではない。 [23]
03

PGの公表年比較と円換算

球数の「超」は不等号付きの下限としてデータに保存した。2024・2025・2026はProxy Statementの公表年で、取扱量の対象会計年度を機械的に当てはめていない。棒の高さから正確な増減率を出さない。

円換算は日銀2026年10月29日17時のUSD/JPY 157.82–83の中値157.825を使用。1,440万ドル×157.825=22億7,268万円、500万ドル×157.825=7億8,912万5,000円。表示は億円の小数2桁に丸めた。過去の決済時為替や現在の投資価値の計算ではない。

資料 [15] [16] [17] [13] [14] [33]

04

買取事例の検算と、採用しなかった例

REGOLFの4,578球の例は、各区分の球数合計と単価×球数の合計を再計算して一致した。10万1,250円÷4,578球=22.1166…円。120円の112球は2.4464…%、20円以下の3,559球は77.7413…%。

同ページの別例では1,108球の見出しに対し区分球数が1,115球となるため、平均単価比較から除いた。採用した一件にも対象日・全銘柄の明示はなく、全国相場の推計値にはしていない。

資料 [3]

最高120円でも、4,578球の平均は22.12円

公表された1件の内訳・GD計算
120円の球
112球
50円の球
907球
20円の球
1,096球
10円の球
1,645球
5円の球
818球
査定単価球数査定金額
120円112球13,440円
50円907球45,350円
20円1,096球21,920円
10円1,645球16,450円
5円818球4,090円
計4,578球101,250円
REGOLFの掲載実例を再計算。120円の球は112球、2.45%。掲載時点・モデルの内訳は非開示で、全国平均ではない。 [3]
05

商品価格の観測条件

調査日にI GOLF販売ページからリンクされていた2026年カタログVol.8を採用し、型番とPDFページをデータに保存。価格は税込参考売価で、卸価格、通販の実売、在庫の保証ではない。各パックの価格を入り数で割って1球換算した。商品間で状態・銘柄・包装が違う。

旧ファイル名の2026年PDFと価格差のある品目が見つかったが、改定日を確定できず、年度別の価格推移にはしなかった。商品名にある年式も商品の世代であり、価格を観測した年には置き換えない。

資料 [2]

06

仮定計算を実績に混ぜない

販売可能率の試算は回収1万球、費用20万円を固定し、売れる割合だけを50・70・90%に変えた。売上・在庫の試算は販売可能8,000球、平均100円を固定し、期間内販売率を50・75・100%に変えた。両図は説明上の別モデルで、足して利益計算を完成させるものではない。

読者の年間球代はプレー回数×補充球数×仮定単価。新品・中古の市場平均ではない。ゼビオの年間100万球は発表時の想定、REGOLFの100万球超は2022年9月〜2025年9月の累計買取として区別した。

資料 [3] [27]

売れる割合が下がると、1球あたりの原価が上がる

仮定による感度分析
販売可能率 50%
40.0円
販売可能率 70%
28.57円
販売可能率 90%
22.22円
1万球から販売に回せる球回収・処理費用を20万円と仮定1球に配賦する費用
5,000球200,000円40.00円
7,000球200,000円28.57円
9,000球200,000円22.22円
GDの仮定計算。20万円も販売可能率も実在業者の実績ではない。再販できない球の売却収入は0円とし、別途の販売費・送料・税は含めない。 [4]

8,000球を商品化しても、すぐ全部は売れない

仮定による在庫・売上の例
期間内に50%売れた
40万円
期間内に75%売れた
60万円
期間内に100%売れた
80万円
期間内販売率売れた球残った球売上
50%4,0004,000400,000円
75%6,0002,000600,000円
100%8,0000800,000円
仮に販売可能な球が8,000球、平均販売単価100円とした計算。利益ではなく売上。在庫を捨てた扱いにはしていない。期間や実際の回転率を示す資料はない。
07

品質資料:弾道、材料、外観の測定を区別する

池浸漬論文は未使用2016年Pro V1の比較、国内論文は2ピース球の反発・硬さ試験、メーカー特許は設計と背景説明、傷付き球テストは表面損傷後の実打、海辺の報告は回収球の摩耗観察である。対象と測定項目が異なるので、一つの劣化率にはまとめていない。

傷付き球の図は、MyGolfSpyの公開本文にある目標線からの逸脱「8yd超」「45yd超」の下限を棒で示した。正確な平均値や誤差範囲を表していない。再塗装品の図は、別記事の購入サンプルの飛距離差。1mph=0.44704m/s、1yd=0.9144m、1ft=0.3048mで換算した。

26℃の水と60℃・湿度60%の試験は、試験体を取り出して乾燥後に測定した材料試験。反発係数の低下率を打球の飛距離へ換算していない。長期の陸上土中埋没から回収し、洗浄した球の比較実打データは、今回の検索では見つからなかった。

資料 [20] [34] [35] [36] [37] [21]

08

出典の取得と照合

採用資料はURL、確認日、取得結果、原本ファイル、SHA-256を保存した。取得できなかったURLも記録し、取得失敗を確認済みの一次資料として扱わなかった。記事では、会社の自己申告、第三者の取材報道、編集部の計算を文中と図の注記で区別した。

出典・参考資料

  1. I GOLF 会社情報

    [1] · 2026年10月30日確認

  2. I GOLF 2026カタログ vol8(現行リンク)

    [2] · 2026年10月30日確認

  3. REGOLF 買取条件・実例

    [3] · 2026年10月30日確認

  4. ECO Ball 回収・卸売

    [4] · 2026年10月30日確認

  5. グリーンズ 公式

    [5] · 2026年10月30日確認

  6. Yell 会社情報

    [6] · 2026年10月30日確認

  7. ワイズグロー サービス

    [7] · 2026年10月30日確認

  8. Golf Taylor 池回収

    [8] · 2026年10月30日確認

  9. REGOLF 回収サービス

    [9] · 2026年10月30日確認

  10. 球手箱 買取案内

    [10] · 2026年10月30日確認

  11. 球手箱 独自ランク

    [11] · 2026年10月30日確認

  12. I GOLF 買取王

    [12] · 2026年10月30日確認

  13. Acushnet 2019 10-K(会社配信)

    [13] · 2026年10月30日確認

  14. Acushnet 2024 Annual Report(現行CDN)

    [14] · 2026年10月30日確認

  15. Acushnet 2024 Proxy

    [15] · 2026年10月30日確認

  16. Acushnet 2025 Proxy(現行CDN)

    [16] · 2026年10月30日確認

  17. Acushnet 2026 Proxy

    [17] · 2026年10月30日確認

  18. PG Golf 回収サービス

    [18] · 2026年10月30日確認

  19. GCLS コース契約と還元

    [19] · 2026年10月30日確認

  20. Raffel・Long 2023年 池浸漬の実験論文

    [20] · 2026年10月30日確認

  21. MyGolfSpy 2021 Reload再塗装球 実測テスト

    [21] · 2026年10月30日確認

  22. GolfBallNut 再塗装品の説明

    [22] · 2026年10月30日確認

  23. NGK 2024年度ゴルフ場利用者数

    [23] · 2026年10月30日確認

  24. 矢野経済研究所 ゴルフ用品市場の定義

    [24] · 2026年10月30日確認

  25. 静岡県ゴルフ場協会 SDGs

    [25] · 2026年10月30日確認

  26. みんなのゴルフダイジェスト 回収事業取材

    [26] · 2026年10月30日確認

  27. ゼビオ 練習場用品のリユース事業

    [27] · 2026年10月30日確認

  28. I GOLF 公式

    [28] · 2026年10月30日確認

  29. BAYFM 2024年11月10日 6G代表取材

    [29] · 2026年10月30日確認

  30. 厚生労働省 高気圧作業安全衛生規則

    [30] · 2026年10月30日確認

  31. 警視庁 古物営業の案内

    [31] · 2026年10月30日確認

  32. ALBA 2025年9月30日 回収業者取材(配信版)

    [32] · 2026年10月30日確認

  33. 日本銀行 2026年10月29日 外国為替市況

    [33] · 2026年10月30日確認

  34. 松尾・長谷山 2015年 高温及び高湿環境下におけるゴルフボールの劣化メカニズムと評価手法の開発

    [34] · 2026年10月30日確認

  35. Acushnet特許 US6806347 原公報PDF

    [35] · 2026年10月30日確認

  36. MyGolfSpy 泥付着・表面傷のロボット実験

    [36] · 2026年10月30日確認

  37. 研究者Savoca本人による海岸球の調査解説

    [37] · 2026年10月30日確認