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スティンプメーターは、傾斜のある場所でも正確に測れる?

グリーン測定・スティンプメーター

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まず答え

大きな傾斜がある場所は向きません。USGAは、の比較ではできるだけ平坦な場所を選び、傾斜1%未満、できれば0.1〜0.2%程度の場所を使う方法を示しています。

詳しい解説

は、ボールが一定条件でどれだけ転がったかを比較する器具です。そのため測定場所に大きな傾斜があると、芝面の速さより重力の影響が強く入り、同じグリーンでも方向によって転がり距離が大きく変わります。

スティンプ比較には比較的平坦な測定場所と一定手順を用います。傾斜面では重力が方向によって転がりを助けたり妨げたりするため、芝の転がり抵抗だけの差として読めません。図の長さと傾きは概念例で、方向差の補正式や実測のスティンプ値を示すものではありません。

USGA Green Sectionが示す管理用の測定手順では、比較に使う場所は傾斜1%未満、できれば0.1〜0.2%程度の比較的平坦な場所を選びます。毎回同じ場所を使うと、刈込みやなどの効果を時系列で比較しやすくなります。

ただし、速いグリーンや起伏の大きいグリーンでは、十分に長い平坦部を確保できないことがあります。そのためUSGAの現行Stimpmeterには短い転がり距離で測る側があり、平均転がり距離を換算して通常の値として扱えるようになっています。これは『急傾斜でもそのまま測れる』という意味ではなく、必要な平坦区間を短くするための仕組みです。

したがって、実戦の傾斜上で転がした距離をそのままスティンプ値として扱うのではなく、できるだけ平坦な測定地点と一定の手順をそろえることが大切です。スティンプ値はグリーン全体のすべての傾斜での転がりを表す数値ではありません。