ゴルフ百科事典

ローリングで速くなったグリーンスピードは、翌日まで残る?

ローリング・グリーンスピード

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まず答え

残る場合はありますが、必ずではありません。USGAは、直後に転がり距離が6〜12インチ伸びることがあり、効果が数時間続く場合や1〜2日残る場合もあるとしています。持続時間は芝の生育速度、季節、日長、刈込みなどで変わるため、自コースで前後の実測が必要です。

詳しい解説

ローリングはグリーン表面の細かな凹凸や葉の向きを整え、ボールの転がり抵抗を減らすため、施工直後はが上がりやすくなります。ただし、その効果は固定ではなく、芝が再び伸びたり、プレー交通や散水、刈込みで表面状態が変わると徐々に小さくなります。

USGAの管理資料では、ローリング直後にスティンプ値に相当する転がり距離が6〜12インチ伸びる例が一般的にみられ、効果が数時間続く場合のほか、条件によっては1〜2日の残効が出ることもあると説明しています。どのくらい続くかは、季節、日長、芝の生育量などで変わります。成長が速い時期は表面が早く戻るため、残効も短くなりやすくなります。

ローリングそのものに転がり距離を伸ばす効果があることは、Hartwigerらの2001年のクリーピングベントグラス試験でも確認されています。軽量ローラーを週0、1、4、7回で比較すると、ローリング頻度が増えるほどボールの転がり距離は伸びました。一方、週4回・7回では芝質が低下したため、速さだけを見て頻度を増やすのは適切ではありません。

実務では『昨日ローリングしたから今日も同じ速さ』と決めつけず、同じ測定地点で施工前、施工後、翌朝などのスティンプ値を記録すると、そのコースでの残効を把握できます。、気温、刈込み、散水、雨、プレー量まで条件を揃えて比較すると、毎日ローリングする必要があるのか、1日おきでも十分なのかを判断しやすくなります。