ゴルフ百科事典

色覚に配慮したコース案内は、色以外に何を使うと分かりやすい?

アクセシビリティ・色覚

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まず答え

色だけで区別せず、文字、数字、形、記号や模様を組み合わせると分かりやすくなります。さらに、文字や記号と背景の明暗差を十分に取ると、色の見え方が違う人や低視力の人にも情報が伝わりやすくなります。

詳しい解説

コース案内で「赤は進入禁止、緑は進行可」のように色だけへ意味を持たせると、その色の違いを見分けにくい人には情報が伝わらないことがあります。色を使うこと自体が問題なのではなく、色だけが唯一の手掛かりになることが問題です。

色だけに意味を持たせると、その違いを見分けにくい人へ情報が届かないことがあります。図は文字や形、番号、矢印を併用する考え方の例で、色覚の見え方を再現した画像や法定標識の仕様ではありません。実際は表示位置、文字サイズや背景との明暗差も合わせて確認します。

W3Cの基準は、情報を色だけで伝えず、形や文字など別の視覚的手掛かりも併用するよう求めています。例えば、赤と緑だけを使う代わりに、「STOP」「GO」の文字、矢印、丸・三角などの形、番号、線種や模様を重ねれば、色を識別できなくても意味を読み取れます。

物理的な案内標識では、文字や記号そのものの見やすさも重要です。米国アクセス委員会の標識基準では、文字や記号は背景とのコントラストを持たせ、光沢を抑えることが求められています。色名を固定するより、「明るい文字を暗い背景に置く」またはその逆のように、明暗差を確保する考え方です。

ゴルフ場で実践するなら、ティーの案内、カート進入可否、危険区域、次ホールへの方向表示などは、色に加えて文字・矢印・形・番号を併記します。例えば方向別に色分けする場合でも、矢印とホール番号を一緒に出せば、色の判別に頼らず進行できます。

したがって、色覚への配慮は「色を使わない」ことではありません。色を補助として使いながら、色がなくても同じ意味が伝わる設計にし、文字や記号は背景との明暗差を十分に取るのが基本です。