フェアウェイは、 硬い ほど 必ず ボールが よく 転がる?
フェアウェイ管理
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まず答え
必ずではありません。硬い面は着地後のバウンドやランを出しやすい傾向がありますが、転がる距離は芝の量や向き、刈高、水分などにも左右されます。硬さとボールのランは別々に測るべき性能です。
詳しい解説
フェアウェイが硬いと、着地したボールが地面へ深く沈みにくく、バウンドして前へ進みやすくなるため、一般にはランを使いやすくなります。USGAも、フェアウェイの硬さを地面を使うゴルフに関わる重要な性能として扱っています。
ただし、「硬さが上がれば、その分だけ転がり距離も伸びる」という一対一の関係ではありません。ボールが着地した後は、表面の硬さだけでなく、芝の葉や茎が受ける抵抗、刈高、芝目、水分、芝種などの影響も受けます。
カリフォルニアでキクユグラスをフェアウェイ刈高に管理した2年間の圃場試験では、刈込み頻度、バーチカルカット、植物成長調整剤、窒素量を変えて、表面硬度とボールロール距離を同時に測定しました。その結果、バーチカルカット処理は最も硬い面を作った一方で、ボールロール距離は短くなりました。逆に植物成長調整剤はボールロール距離を増やしました。つまり、硬さとランは関連し得ますが、同じ指標ではありません。
実際のフェアウェイでは、「硬いか」だけでなく、着地後のバウンド、一定条件での転がり距離、芝の密度や刈高、水分を別々に確認します。硬さを最大化すること自体が目的ではなく、芝を傷めず、そのコースの設計に合ったバウンドとランを安定して出せることが重要です。