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芝の成長調整剤で刈り込み量が減れば、グリーンスピードも必ず上がる?

植物成長調整・グリーンスピード

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まず答え

いいえ。刈り込み量が減っても、ボールの転がり距離が必ず伸びるわけではありません。成長調整剤の種類、、散布後の時期、、転圧、水分などが重なるため、刈りかす量とは別に測る必要があります。

詳しい解説

植物成長調整剤(PGR)は芝の伸びを抑え、刈り込み量を減らすために使われますが、「刈りかすが減った=グリーンスピードが上がった」とは限りません。

2006年に公表された、クリーピングベントグラスのグリーンを対象とする2年間の試験では、ethephonで刈り込み量が大きく減った一方、ethephon単独ではボールの転がり距離は伸びませんでした。研究者は、刈り込み量の減少そのものがボールロール距離の増加を意味しないと報告しています。

別の2020年に公表されたウルトラドワーフ・の試験では、trinexapac-ethylの散布量と軽い転圧を組み合わせてボールロール距離と芝品質を比較しています。結果は、PGRだけで転がりが決まるのではなく、転圧などの管理方法との組み合わせで似た転がり距離を作れることを示しました。

グリーンスピードは、芝の伸び方だけでなく、刈高、刈り込み回数、転圧、表面水分、芝の密度、天候、測定時刻などでも変わります。そのためPGRの効果を確認するときは、刈りかす量を成長抑制の指標として使い、などによる転がり距離は別に測ります。

つまり、成長調整剤で刈り込み量が減ることは表面を安定させる材料にはなりますが、それだけでグリーンスピード上昇を断定することはできません。