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グリーンに異なる芝や雑草が混じると、転がりの均一性は落ちる?

雑草・表面均一性

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まず答え

落ちることがあります。異なる草種・系統は葉の硬さ、立ち方、生育速度、種穂の出方などが違うため、同じでも部分ごとの表面状態が変わり、ボールの滑らかさや真直性に差が出ることがあります。

詳しい解説

グリーンでは、芝面が一見同じ高さに刈られていても、異なる草種や系統が混ざると転がりが均一になるとは限りません。植物ごとに葉の幅や硬さ、立ち方、生育速度、季節ごとの生育の強さが異なるためです。

異なる草種や系統で生育速度や葉質が違うと、同じグリーン内で表面のばらつきが生じることがあります。図は高さの違いだけを示す模式例で、別の芝が混じれば必ず悪いという意味ではありません。実際の表面性能を確認します。

USGAは、ウルトラドワーフ・のグリーンへPoa annuaが侵入した例で、両者の生育形態、葉質、季節性の違いがパッティング面の不均一につながると説明しています。特にバミューダグラスの生育が遅い時期にPoa annuaだけが旺盛に伸びると、表面に小さな高低差ができやすくなります。

さらにPoa annuaは春などに種穂を多く出すことがあり、これも滑らかな転がりを乱す要因になります。USGAは、混植状態では午後に異なる生育速度の差が表面へ現れ、滑らかさが低下する場合があるとしています。

ただし『別の芝が少し混じったら必ず転がりが悪い』とは言えません。USGAはPoa annua単一のグリーンでも高品質な転がりを作れると説明しており、問題は草種名そのものより、同じ面の中で生育特性が不均一になることです。刈込み、、生育調整、種穂管理などで差を小さくできる場合もあります。

そのため、雑草や異種芝の侵入を評価するときは見た目だけでなく、どの程度の面積に広がっているか、周囲と生育速度が違うか、実際に滑らかさや真直性へ影響しているかを確認します。グリーンでは『雑草があるか』より、『表面性能のばらつきを作っているか』が重要な判断材料です。