ゴルフ百科事典

朝にローリングしたグリーンの速さは、夕方まで同じ?

グリーン管理・ローリング時刻

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まず答え

同じとは限りません。直後は転がりが速くなりやすい一方、その効果は時間とともに弱まり、芝の伸び、表面水分、乾燥、歩行量などでも速度は変わります。朝の測定値だけで1日中の速さを代表させない方が適切です。

詳しい解説

ローリングは芝葉を寝かせ、表面の小さな凹凸を整えることで、ボールの抵抗を減らしてを上げる管理です。ただし、その効果は一日中固定されるわけではありません。

ローリング直後と午後では芝や表面の状態が変わり、効果が同じ長さ続くとは限りません。必要な時間帯の状態を測り、追加作業は水分、気温、芝のストレスも見て判断します。

USGAは、ローリング直後にグリーンスピードが上がることは一般的だが、増加量にはばらつきがあり、効果が数時間から1〜2日残る場合もあれば、その日のうちに弱まる場合もあると説明しています。2013年のUSGA競技データでは、朝の刈込み・ローリング後から午後にかけて、平均してグリーンスピードが低下した日が確認されています。

時間帯で変わる理由は一つではありません。芝が伸びて葉が起き直すこと、プレーヤーの歩行で表面が変形すること、水分が乾いたり散水で増えたりすることなどが重なります。乾燥が進むと硬さは上がっても、通常は必ずしもグリーンスピードが上がるとは限りません。

そのため管理では、朝のローリング後だけでなく、必要に応じて昼や午後にも測定し、どれくらい速度が戻るかを把握します。重要なのは「何時にローラーをかければ必ず同じ速度になる」という固定時刻ではなく、そのコースの、成長速度、天候、散水、プレー量に合わせてローリングと刈込みの組み合わせを決めることです。