ゴルフ百科事典

グリーンのローリングは、朝と午後で同じ効果になる?

ローリング・実施時刻

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まず答え

同じとは限りません。直後は速さや滑らかさが上がりやすい一方、その効果は芝の伸び、歩行、、水分変化などで時間とともに薄れます。時刻そのものより、ローリングからプレーまでの時間と、その時点の芝・水分・気温を見て判断します。

詳しい解説

ローリングは、芝面の細かな凹凸をならして転がりを滑らかにし、ボールの転がり距離を伸ばすために使われます。ただし、朝にかけた時と午後にかけた時で、同じ効果が同じ長さ続くとは限りません。

USGAは、ローリング直後にはが上がることが多い一方、その効果が続く時間は季節、日長、芝の生育速度などで変わると説明しています。朝に刈込みやローリングをした直後は、芝面が整った基準状態になりやすいですが、その後は芝が伸び、プレーヤーの歩行やボールマークが増え、転がりの滑らかさや速さが変化します。USGAの大会データでも、多くの場合は朝から午後にかけてグリーンスピードが少し落ちる傾向が確認されています。

ローリング直後と午後では芝や表面の状態が変わり、効果が同じ長さ続くとは限りません。必要な時間帯の状態を測り、追加作業は水分、気温、芝のストレスも見て判断します。

一方で、午後にもう一度ローリングすれば常に良いわけでもありません。高温や乾燥で芝が強いストレスを受けている時は、機械による追加負荷を減らす判断が必要です。反対に、表面が過度に濡れている時や低温・凍結条件では、ローリングによる傷みが出やすくなることがあります。

そのため、ローリングの実施時刻は「朝が正解」「午後が正解」と固定せず、①いつのプレー条件を整えたいか、②直前の刈込みやローリングから何時間たっているか、③芝の生育と交通量、④水分・気温・芝のストレス状態を合わせて決めます。目的は一時的に速くすることではなく、必要な時間帯に滑らかで安定した面を作りながら、芝への負担を増やしすぎないことです。