シャフト・フレックス/フィッティング
硬いシャフトにすると、左に行きにくくなる?
硬くして左ミスが減る人はいますが、硬さだけでフェースが開いたり左への球が消えたりするわけではありません。シャフト剛性への反応は、本人のタイミングや打点との組み合わせで変わります。
右打ちで「左が怖いからXにすれば左へ行かない」と決めるのは適切ではありません。シャフトが硬くなるとスイング中のたわみ方や戻り方は変わりますが、それがそのまま「フェースが開く」「つかまりが弱くなる」という一定の結果にはなりません。
40人が硬さの異なる5本のドライバーを打った二重盲検試験では、シャフトの硬さは一部の人のヘッド速度やインパクト時ロフト、全員のライ角には影響しましたが、フェース向きには有意な影響が確認されませんでした。別の33人の実験でも、柔らかいシャフトと硬いシャフトでたわみやヘッドの回転挙動は変わったものの、インパクト時のフェース向きには有意差が出ませんでした。
硬さは無関係ではありませんが、左ミスの防止装置でもありません。人によってタイミング、打点、ロフト、速度、散らばりがどう変わるかを確認する必要があります。
シャフト選びでは「左が嫌だから硬くする」と決めず、同じヘッドで出球方向、曲がり、打点、ボール初速、左右の散らばりを比較します。
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