ゴルフ百科事典

フェアウェイの芝目は、ボールのランをどれくらい変える?

着地・ラン

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まず答え

によって差が大きく違います。USGA/R&Aの試験では、とポアアニュアでは刈る向きによる差は0〜3ヤードでしたが、を強く作った高刈りのゾイシア芝では順目と逆目で11ヤード差が出ました。11ヤードは特殊条件の極端な例です。

詳しい解説

フェアウェイの芝目は、ボールが着地してから進む距離を変えることがあります。ただし、その大きさは芝種と管理方法に強く依存し、『順目なら一律に何ヤード伸びる』とは決められません。

USGA/R&AのDistance Insights研究では、2018年のバウンド+ラン試験の一部として、刈る方向によって芝目を作り、その方向が着地後距離へ与える影響を調べました。ベントグラスとポアアニュアのフェアウェイでは、刈る向きによる差は0〜3ヤードでした。

一方、高めに刈ったゾイシア芝で、数か月にわたり同じ方向へ刈って芝目を強くした条件では、順目方向へ着地した球と逆目方向へ着地した球で11ヤードの有意な差が出ました。ただしUSGA/R&A自身が、この11ヤードは芝目を強く作った特殊条件での極端な例だと注意しています。

つまり、芝目の影響は『ある・ない』の二択ではありません。芝が寝やすい種類か、どの程度長く刈られているか、同じ方向への刈込みが続いているかで変わります。さらにや地面の硬さ・水分もバウンドとランへ影響します。

実戦では、見た目の芝目だけで固定の補正量を置かず、そのコースで実際にティーショットの着地後距離がどう出ているかを観察する方が安全です。