ゴルフ百科事典

高麗グリーンからベントグリーンに替わった時、パットで最初に何を確かめる?

芝種切替・パッティング調整

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

最初に確かめるのはの名前ではなく、同じ打ち方で実際にどれだけ転がるかです。高麗系だから遅い、ベントだから速いと決めず、平坦に近い場所で短・中・長のパットを打ち、自分の打ち方と停止距離をその日の基準に合わせます。

詳しい解説

高麗グリーンからベントグリーンへ替わった時、最初に確認したいのは「芝種が変わったこと」そのものではなく、今の面でボールがどれだけ転がるかです。

高麗系からベントへ替わると「ベントの方が速い」と決めたくなりますが、芝種だけで速度は決まりません。USGAのゾイシア系グリーンの事例でも、日常管理で9〜11フィート程度、試験ではそれ以上の速度が出ており、暖地型の芝だから必ず遅いとは言えません。、、表面水分、芝の生育、管理直後かどうかでも転がりは変わります。

実戦では、まず練習グリーンの平坦に近い場所で、短い距離・中くらいの距離・長い距離をそれぞれ打ちます。打つ前に止めたい位置を決め、実際の停止位置との差を見ます。何球か同じ方向へショートするなら少し大きい初速が必要で、同じ方向へオーバーするなら逆です。1球だけで大きく補正せず、傾向が続くかを見ます。

その基準ができてから、傾斜や明確なを加えて読みます。高麗系で芝目を強く意識していたとしても、ベントへ替わった瞬間に「芝目は無視してよい」と決めるのも適切ではありません。まず傾斜を主に読み、表面に明確な明暗差や転がりの偏りがある時だけ芝目を補助材料にします。

本コースへ出て練習グリーンと転がりが違うと感じた場合も、芝種のせいと即断せず、実際にプレーしたパットの停止位置で少しずつ更新します。高麗からベントへ替わった時の第一歩は、「芝種別の固定補正」を覚えることではなく、その日の面で自分の距離感を作り直すことです。