ゴルフ百科事典

猛暑と干ばつが同時に続くと、ゴルフ場は散水以外に何を変えるの?

猛暑・干ばつ対策

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まず答え

や刈込み頻度を調整して芝への機械的ストレスを減らし、水分を測って乾いた場所を重点管理し、風通しや人・機械の交通も見直します。限られた水をどこへ優先配分するかまで含めて、管理全体を「守る運転」に切り替えます。

詳しい解説

猛暑と干ばつが重なると、水を増やすだけでは芝を守り切れません。特に暑さに弱い寒地型芝では、高温で根が弱りやすいうえ、水不足で乾燥ストレスも加わるため、普段どおりの速さや見た目を維持しようとする管理そのものが負担になることがあります。

USGAは高温時のグリーン管理として、刈高を少し上げる、刈込みやなどの機械的ストレスを減らす、土壌水分計やプローブで乾燥箇所を見つけて手散水する、風通しを改善する、といった対応を挙げています。つまり散水量だけでなく、芝から失われる体力と日々の作業負荷を減らします。

干ばつで使える水そのものが限られる場合は、コース全体を均一に緑へ戻すより、グリーンやティーなど重要なプレー面を優先し、ラフやアウト・オブ・プレー区域では休眠や褐変を許容する判断も必要になります。水分センサーや気象データを使えば、必要な場所へ必要な量だけ配る精度も上げられます。

さらに、弱った芝へのカートや管理車両の交通を減らすことも重要です。乾燥した芝はやタイヤによる損傷から回復しにくいため、進入制限や動線変更が芝を守る対策になります。

そのため猛暑と干ばつが同時に続くときは、「水を多く撒く」ではなく、刈り方・交通・風・水分監視・優先順位までまとめて変更し、短期的な速さや緑色より芝の生存を優先するのが基本です。