ゴルフ百科事典

ゴルフ場のコース管理作業は、どうやって1日の順番を決めるの?

コース管理者業務・作業計画

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まず答え

基本は、プレー前に終えたい作業、芝や地面の状態に適した時間、プレーとの干渉、人員・機械を見て並べます。グリーン刈りやカップ位置変更は早朝に優先し、フェアウェイ・ラフ刈りや散水などは、天候や芝の乾き方、プレー予定に合わせて日中へ回すことがあります。

詳しい解説

コース管理の作業順は、単純な固定時刻表ではなく、「プレー開始前に終えたい作業」「芝や地面に適した時間」「人員・機械」「当日の天候とプレー予定」を重ねて決めます。

早朝は、グリーン刈り・、カップ位置変更、ティーマーカー移動、バンカー整備など、その日のプレー条件を作る仕事が優先されます。USGAは、こうした作業をプレー前に済ませるほど作業効率が高く、ゴルファーとの干渉も減らせると説明しています。

一方、すべてを朝に終えるわけではありません。フェアウェイやラフは面積が大きく、人員や機械が限られると日中まで刈込みが続きます。で芝が濡れていると刈りかすが残りやすいため、フェアウェイは芝が乾いてから刈る方が仕上がりが良い場合もあります。また、乾燥が進めば手散水など、その時間に必要な作業が追加されます。

プレー方式も順番を変えます。通常の1番スタートなら作業班がプレーより先行できますが、全ホールから同時に始めるショットガンスタートでは、事前により多くの作業を終わらせる必要があります。そのため開始時刻を早めたり、前日に一部の作業を回したり、必要な場所へ人員を集中させたりします。

雨や強風、機械トラブルなどがあれば予定はさらに変わります。予定していた刈込みより排水対応や安全確認を優先するなど、当日の状態に合わせた組み替えが必要です。

つまり、1日の順番は「毎日同じ」ではありません。プレー前に必要な仕上げを先に行い、その後は芝の乾き方、天候、安全、プレーの流れ、人員・機械を見ながら、品質を落とさず効率よく作業できる時間へ振り分けます。