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芝刈りは、何日おきにするかを何で決める?

刈込み・芝面管理

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まず答え

固定の日数ではなく、芝の伸びる速さと目標で決めます。生育が速い時期は間隔を短くし、遅い時期は延ばします。1回で葉を取り過ぎると芝を弱らせやすいため、USGAの「3分の1ルール」は実務上の目安になりますが、低刈りのグリーンなどでは刈高・・天候・芝の状態も合わせて判断します。

詳しい解説

芝刈りの間隔は、「毎週○曜日」「3日に1回」のようにカレンダーだけで固定するものではありません。基準になるのは、現在の芝がどれだけ伸びていて、どの高さを維持したいかです。

刈草量は地上部の生長を追う指標です。面積、刈高、頻度、ダブルカットなどの条件をそろえて比較します。水分で重量が変わるため体積を使う方法があり、多い・少ないだけで良否は決めません。

USGAは、高めに管理する芝では、1回の刈込みで葉の3分の1を大きく超えて取り除かない「3分の1ルール」を実務上の目安として紹介しています。たとえば同じ速さで伸びる芝でも、低い刈高を維持するほど許容できる伸び幅が小さいため、刈込み回数は増えます。逆に高めのラフは、同じ成長速度なら間隔を延ばしやすくなります。

ただし、3分の1はすべての芝面にそのまま当てはめる絶対規則ではありません。特にパッティンググリーンのような低刈りでは、芝面の均一性や転がりを保つため、葉の割合だけでなく実際の伸び量、芝種・品種、刈高、刃の状態、表面水分などを見て高頻度で刈ります。フェアウェイやラフでも、気温、日照、降雨、施肥によって成長速度が変わるため、必要な頻度は季節ごとに変わります。

間隔を空けすぎて芝が伸び過ぎた後、一度に元の高さまで刈り下げると、や葉面積の急減で芝を弱らせることがあります。USGAは、長く伸びた場合は一度に戻さず、刈高を段階的に下げる方法を勧めています。一方、芝がほとんど伸びていない高温・乾燥・低温などの時期に予定どおり機械を入れ続けると、必要のない交通や機械的ストレスを加えることがあります。

研究でも、刈込み頻度の効果は芝種と成長期で変わります。カリフォルニア大学リバーサイドのキクユグラス試験では、旺盛に生育する夏季に週6回刈った区が週3回より高い芝品質を示しました。これは「多く刈るほど常に良い」という意味ではなく、成長速度に必要な刈込み頻度を合わせる重要性を示しています。

実務では、①目標刈高、②前回刈込みからの実際の伸び量、③芝種・品種、④気温・日照・降雨・施肥、⑤や葉の湿り、⑥芝のストレス状態を見て次の刈込み時期を決めます。刈込み間隔の目的は回数を守ることではなく、芝を傷めず、狙った高さと芝面品質を安定して保つことです。