オーバーシードした バミューダ芝は、 春に どうやって 元の 芝へ 戻すの?
冬季管理・オーバーシード
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詳しい解説
暖地型のバミューダグラスを冬だけ緑に見せるため、秋にライグラスなどをオーバーシードすることがあります。春になってバミューダグラスが生育を再開すると、冬芝からバミューダグラスへ主役を戻す「トランジション(移行)」が必要になります。
難しいのは、ライグラスが春まで密に残ると、光、水、養分を競合して下のバミューダグラスの回復を遅らせることです。USGAは、オーバーシードが濃すぎたり、春まで寒地型芝を強く維持したりすると、移行時にバミューダグラスが薄くなる場合があると説明しています。
一般的な移行管理では、春にライグラスへの窒素供給を減らし、刈高を徐々に下げ、軽いバーチカルモーイングやエアレーションなどでバミューダグラスへ光と空間を与えます。バミューダグラスが動き始める時期と芝の状態を見ながら、急にライグラスを全部消すのではなく徐々に競争力を下げる考え方が基本です。
ライグラスが長く残る場合は、登録された選択性除草剤を使う方法もあります。ただし、薬剤の種類や散布時期によっては回復中のバミューダグラスへ負担をかけることがあり、2026年のUSGA資料でも春の移行時期と一部の発芽前除草剤の使用時期が重なる点に注意を促しています。製品ラベルと地域の登録条件を優先します。
移行の速さは、冬芝の密度、バミューダグラスの品種、春の気温、日照、秋から冬に受けたストレスなどで変わります。そのため「毎年この日に切り替える」と固定せず、バミューダグラスの生育再開と被覆状況を見ながら進めます。