ゴルフ場で いう 「ライグラス」とは?
芝種/ライグラス
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まず答え
寒地型芝草の一群で、ゴルフ場では多年生ライグラスがよく使われます。発芽と初期成立が速いため、冬のオーバーシードやディボット補修に向く一方、暑さ・病害・冬期障害への強さは条件や品種で変わります。どこでも主役にできる万能芝ではありません。
詳しい解説
ゴルフ場で「ライグラス」と言う場合、多年生ライグラス(perennial ryegrass)を指すことが多くあります。寒地型芝草で、株立ち型に生育し、種からの発芽と初期成立が非常に速いのが大きな特徴です。
Penn Stateは、多年生ライグラスは適条件で5〜7日ほどで発芽し、成立が速く、摩耗にも比較的強いと説明しています。USGAも、発芽の速さからディボットミックスに多く使われるとしています。このため、ティーやフェアウェイの傷んだ場所を早く被覆したい時に利用されます。
暖地型芝のバミューダグラスが冬に休眠する地域では、秋に多年生ライグラスを上から播いて冬の緑色とプレー面を作る「オーバーシード」にも使われます。ただし、春にはライグラスから暖地型芝へ戻す移行が必要で、水・肥料・作業量も増えます。
また、ライグラスは万能ではありません。多年生ライグラスは品種改良が進んでいますが、高温や病害、氷害などへの弱点があり、地域や利用場所によっては別の芝種が適します。ゴルフ場では「早く生えるから選ぶ」だけでなく、気候、交通量、刈高、病害リスク、冬から春への移行まで含めて使い方を決めます。