ゴルフ百科事典

グリーンのローリングは、刈込みの直後に毎回行うの?

ローリング/刈込み・作業タイミング

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まず答え

いいえ。刈込みとを同じ日に組み合わせる方法もあれば、芝への機械的ストレスを減らすために両者を交互に行う方法もあります。目的と芝の生育・水分・気温などを見て、その日の作業を組み合わせます。

詳しい解説

グリーンのローリングは、刈込みの後に必ずセットで行う固定作業ではありません。ローリングには表面を滑らかにし、転がりをそろえ、を上げる効果がありますが、刈込みと同様に芝へ機械的な負荷を与える作業でもあります。

USGAは、通常の刈込みとローリングを同じ日に組み合わせるコースがある一方、刈込みとローリングを日ごとに交互に行う管理も紹介しています。特に高温や生育が鈍い時期は、刈込み回数を減らしてローリングへ置き換えることで、スピードや滑らかさを保ちながら芝への負担を抑えられる場合があります。

実際にUSGAが紹介する研究では、週6日刈り込んで週3日ローリングした区画と、刈込みとローリングを交互に行った区画でグリーンスピードに統計的な差がなく、ストレスの強い天候では交互運用の方が芝質が良かった例があります。これは「必ず刈った直後にローラーをかける必要はない」ことを示します。

一方、競技前など短期間でスピードと滑らかさを高めたい場合は、刈込みにローリングを追加することがあります。ただしUSGAは、1日に複数回の刈込みとローリングを重ねる運用は芝への負荷が大きく、長期間続けるべきではないとしています。

また、エアレーションとの直後などは順序が変わります。USGAは、砂をすぐ刈り取ったり刃を傷めたりしないよう、作業後1〜2日はローリングで表面を整え、その後に刈込みを再開する方法を示しています。

つまりローリングのは「刈込み直後」と固定するのではなく、必要な転がり、芝の生育状態、暑さや水分ストレス、更新作業の有無を見て決めます。