芝の 「根の 深さ」は、 何を 表している?
土壌・根域/根系
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詳しい解説
芝の根の深さは、地表からどこまで根が伸びているか、またどの深さまで活発な根が存在するかを見る考え方です。USGAは、健全な根が芝を支え、土壌から水分と養分を吸収する基盤になると説明しています。
ただし根の深さは、芝種ごとに一つの数字で決まるものではありません。同じ芝でも、季節や気温、刈高、日照、土壌水分、酸素量、締固めなどで根の量と深さは変わります。高温や過湿が続くと根が減ることがあり、地上部がまだ緑でも根系が弱っている場合があります。
根域の層構造も重要です。USGAは、表層に有機物が多く水分を保持する層ができると、その下の砂質根域との水分・養分差が大きくなり、根が境界付近で止まって浅くなる例を示しています。逆に、根域が上下で比較的均質で、酸素・水分条件が安定すると、より深い根系を維持しやすくなります。
根が深ければ常に良いと単純には言えませんが、活動する根の範囲が広いほど、乾燥時に利用できる水分の層が増え、急なストレスへの余裕が大きくなりやすいのは利点です。管理では深さだけでなく、根の密度、色、細根の量、季節変化も合わせて見ます。