ゴルフ百科事典

プッシュスライスは、何が起きている弾道?

プッシュスライス

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まず答え

右打ちなら、目標より右に出て、さらに右へ曲がる球です。右への出球は主にフェース向き、右曲がりは芯付近ならフェースとの差が強く関係します。だからプッシュスライスを見ただけで「」とは決められません。

詳しい解説

右打ちを基準にすると、プッシュスライスはボールが目標より右に出て、そこからさらに右へ曲がる弾道です。「右に出る」と「右に曲がる」は別の現象なので、分けて見ると原因を早合点しにくくなります。

右打ちの球筋を、最初の出球方向とその後の曲がりで分けた模式図です。プッシュは右への出球、プルは左への出球を表し、曲がりとは別に考えます。左曲がりはドロー/フック、右曲がりはフェード/スライスと呼び分けられますが、名称を分ける世界共通の角度・距離の境界はありません。図ではフック・スライスを代表表記にしています。実際の到達位置や曲がりの大きさを固定する図ではなく、この球筋だけでクラブ軌道や原因を1つに決めることもできません。左打ちでは名称に対応する左右が逆になります。

まず出球方向はインパクト時のフェース向きの影響が大きく、右に出る球ではフェースが目標線より右を向いていることが多いです。次に、芯付近で当たった前提なら、右への曲がりはフェースがクラブパスに対して右を向いている(正の)と生じやすくなります。

ここで重要なのは、プッシュスライス=アウトサイドインではないことです。たとえばクラブパスが目標より2度右、フェースが5度右なら、パス自体はでも、フェースはパスに対して3度右を向いているため、右に出て右へ曲がる条件になります。スクエア寄りのパスでも、アウトサイドインでも成立します。

さらにドライバーではヒールによるが右曲がりを強めることがあります。したがって球筋だけでスイング原因を1つに決めず、出球方向・曲がり・打点を分けて確認するのが基本です。左打ちは左右が逆になります。