ゴルフ百科事典

3Dスイング解析の「トップでのクラブ位置」って何?

3D解析・スイング局面

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まず答え

トップでのクラブ位置は、からダウンスイングへ向きが変わる基準時点で、クラブが3次元空間のどこにあり、どちらを向いているかを示す情報です。手元の高さだけを指す値ではなく、位置・向き・トップの定義をそろえて読む必要があります。

詳しい解説

3Dスイング解析でいう「トップでのクラブ位置」は、バックスイングの終わり付近でクラブが3次元空間のどこにあるかを示す位置情報です。解析によってはクラブヘッド、グリップ側、シャフト上のマーカーなど、どの点を代表点にするかが異なります。また、位置だけでなくシャフトやクラブヘッドの向きも別の変数として扱います。

クラブ上の同じ代表点Pの位置が一致してもシャフトの向きは異なり得る、という二つの架空例です。矢印は方向の記号で実クラブ形状や進行方向ではありません。実際のトップ位置・全3D姿勢・理想値は示しません。

重要なのは、まず「トップ」をどう決めたかです。3D計測法の研究では、クラブシャフト上のマーカーから、クラブヘッドがバックスイング方向からへ変わる直前のフレームをトップと定義しています。つまり、見た目で『一番高い所』を選ぶとは限りません。

Fuyuらの2019年研究では、スイングの切り返し点でクラブ後端の3次元位置を計測し、上級者群は中級者群より試行ごとの位置のばらつきが小さいことを報告しました。この研究が示すのは、トップ付近のを3次元座標として定量化できることと、その再現性を比較できることです。ただし、特定の1か所が全員にとって理想という意味ではありません。

実用上は、①クラブのどの点を測っているか、②トップのイベント定義、③位置なのかシャフト向きなのか、④座標の基準が目標線・地面・身体のどれか、⑤同じクラブ条件かを確認します。トップでのクラブ位置は『高い・低い』だけで良否を決めず、切り返し後のクラブ軌道、、球筋、再現性と合わせて評価します。