フェアウェイ・刈高管理
フェアウェイは、なぜグリーンほど短く刈らないの?
フェアウェイは、グリーンほど低く刈る必要がないうえ、低くしすぎると芝の葉や根が弱り、交通・暑さ・乾燥への耐性も落ちやすいからです。フェアウェイでは打ちやすいライと適度なランを作りつつ、芝の健康と維持負担を両立できる刈高にします。
フェアウェイは、パットを転がすグリーンとは役割が違います。グリーンでは非常に低い刈高で滑らかで均一な転がりを作る必要がありますが、フェアウェイはボールが適度に浮き、ショットしやすく、着地後のランも得られる芝面を作れれば十分です。
芝は低く刈るほど葉の面積が減り、適正範囲を下回ると根の成長や炭水化物の生産が落ち、暑さ・乾燥・病害・交通への耐性が弱くなります。地形の凹凸があるフェアウェイを極端に低く刈ると、芝を削る「スキャルピング」の危険も増え、刈込み回数や機械調整など維持負担も大きくなります。
そのため実際の刈高は、芝種、季節、気候、地形、プレー量、求める硬さやランによって調整されます。「短いほど上質」ではなく、プレー性能と芝の健康を両立する高さが適正です。
ゴルフ百科へ
最終更新