空力・標高
標高が高いと、なぜゴルフボールは飛びやすくなる?
標高が高いほど一般に空気密度が下がり、飛行中のボールが受ける抗力が小さくなるため、同じ打ち出し条件なら速度を失いにくくキャリーが伸びます。ただし揚力も弱くなるので、長いショットは弾道や曲がり方も少し変わります。
標高が高い場所では気圧が低くなり、一般に空気密度も低下します。薄い空気ではボールに働く抗力が小さく、飛行中の減速が少ないため、同じボール初速・打ち出し角・スピンなら海面付近より遠くへ飛びやすくなります。
一方で、空気がボールへ及ぼす力自体が小さくなるため、スピンによる揚力や横向きの空気力も弱くなります。その結果、長いショットは弾道がやや平たく、着地角が浅くなりやすく、フックやスライスの曲がりも少し小さくなる傾向があります。高地だからインパクト直後のスピン量そのものが自動的に減る、という意味ではありません。
距離の増え方は標高だけで固定できません。気温・気圧・湿度、打ち出し条件、クラブやショットの長さでも変わり、短いアプローチほど空力の影響は小さくなります。高地では普段のキャリーをそのまま使わず、現地で長い番手から実測して距離感を合わせるのが安全です。
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