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ゴルフ百科

天候・寒さ

寒い日は、なぜボールが飛ばなくなる?

主に、冷たい空気は暖かい空気より密度が高く、ボールが受ける空気抵抗が大きくなるからです。さらにボール自体が冷えすぎると反発性が少し落ち、初速が下がることもあります。ただし実際の飛距離低下は、風、厚着によるスイング速度、地面の状態などでも変わります。

寒い日に飛距離が落ちやすい主な理由は、低温になると空気の密度が高くなることです。空気が濃くなると、飛んでいるボールに働く抗力が大きくなり、暖かい日より減速しやすくなります。揚力も変わるため、弾道はわずかに高く、短くなる傾向があります。

もう一つは、ボールそのものの温度です。ボールが極端に冷えると材料の反発性が少し低下し、インパクト直後のボール初速が落ちることがあります。寒い日に使うボールは、車のトランクなど極端に冷える場所へ長時間置かず、通常の室温に近い状態で保管する方が性能差を小さくしやすくなります。

気温だけの影響を見る目安としては、約11℃下がるごとに飛距離が約1.5%短くなるというメーカー試験の案内があります。たとえば普段200ヤード飛ぶショットなら約3ヤードの差です。ただし、これは空気温度だけを見た概算で、すべてのクラブやゴルファーに固定で当てはまる補正値ではありません。

実際の冬ゴルフでは、向かい風、厚着、冷えた体によるクラブ速度の変化、芝や地面の状態などが重なります。したがって「寒いから必ず1番手上げる」と決めるより、普段のキャリーを基準に、その日の風と自分の当たり方を見て番手を調整する方が安全です。

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