身体能力・可動性/ヘッドスピード
柔軟性が高いほど、ヘッドスピードは上がる?
いいえ。必要な可動域が不足するとスイングを制限することはありますが、柔らかいほどヘッドスピードが高くなるという単純な関係は確認されていません。速度との関連は、柔軟性より筋力・パワーや瞬発的な力発揮の方が一貫して強い傾向があります。
いいえ。可動域は「必要な動きを無理なく行えるか」には重要ですが、広いほど速く振れるという直線的な関係ではありません。2024年の系統的レビュー・メタ分析では20研究を統合し、柔軟性とヘッドスピードの関連は全体として小さく、統計的にも明確ではありませんでした。一方、下半身・上半身の筋力、ジャンプでみる力発揮、上半身の瞬発的な力発揮はヘッドスピードと有意に関連しました。
ただし、柔軟性が不要という意味でもありません。股関節や胸郭などの可動域が自分のスイングに必要な範囲へ届かないと、別の動きで補う可能性があります。実用上は「もっと柔らかくする」こと自体を速度目標にせず、必要な動作を無理なく行える可動域があるかを確認し、その上で筋力・パワーと実際に速く振る練習を組み合わせる方が合理的です。
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