ラウンド前ウォームアップ
ラウンド前のウォームアップは、静的ストレッチだけでいい?
おすすめしにくいです。ラウンド直前は、長い静的ストレッチだけより、軽く体を動かす→動的に可動域を出す→素振りやショットを徐々に強くする流れの方が、直後のクラブ速度や打球の安定に有利な研究があります。静的ストレッチを使うなら補助にし、直前の準備をそれだけで終えないのが無難です。
おすすめしにくいです。ラウンド前の目的は、可動域を広げるだけでなく、体温を上げ、関節を動かし、ゴルフの速度へ段階的に近づけることです。
ゴルフのウォームアップ研究をまとめた系統的レビューでは、動的ウォームアップや抵抗運動を含む方法は直後のパフォーマンスを高める傾向があり、静的ストレッチ中心の方法は他の方法より不利、または一時的に性能を下げる可能性が示されています。若い競技ゴルファーの研究では、20分の受動的な静的ストレッチを加えた条件で、クラブヘッド速度、飛距離、方向精度、芯に当たる再現性が低下しました。別の研究では、動的ストレッチの方が静的ストレッチやストレッチなしよりクラブヘッド速度・ボール初速などで良い結果でした。
実戦では、軽く歩く・体を動かす→股関節や胸郭、肩などを動的に動かす→小さい素振りや軽いショットから通常のショットへ徐々に速度を上げる、という流れが使いやすいです。
静的ストレッチ自体が禁止という意味ではありません。必要なら補助的に使い、ラウンド直前のウォームアップを長い静的ストレッチだけで終えない、という考え方が無難です。なお、ウォームアップがゴルフの怪我を確実に防ぐという証拠はまだ一貫していません。痛みを我慢して強く伸ばすのは避けてください。
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