計測科学・再現性/測定誤差
弾道計測器の数字は、どれくらい変わったら「本当に変化した」と言える?
固定の「○mph・○rpm変われば本物」という基準はありません。自分の通常のばらつきと機器の再現性を超える差が、同条件や別セッションでも残るほど、実際の変化と考えやすくなります。
弾道計測器の変化に、全項目共通の固定閾値はありません。見るポイントは、①自分の通常のショットばらつき、②その機器・項目の測定再現性、③同じ条件で繰り返しても差が残るか、の3つです。
平均ヘッドスピードが少し上がっても、普段のばらつきの範囲なら偶然かもしれません。反対に、普段の幅を超える差が複数ショットで同じ方向に出て、別の日にも再現すれば、実際に変わった可能性は高くなります。
同じ弾道計測器でも、項目ごとの安定性は同じではありません。研究ではクラブ速度・ボール初速・キャリーは比較的再現しやすい一方、スピン量などは変動が大きい例があります。
比較条件はできるだけそろえ、平均値だけでなく散らばりも一緒に見ます。変化量そのものより、その差がノイズを超えて再現しているかが重要です。
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