ゴルフ百科事典

同じ芝種のグリーンでも、日当たりで転がりは変わる?

日照と転がり

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

変わることがあります。日陰ではが残りやすく、長期的には芝の密度や回復も変わるためです。ただし、日陰なら必ず遅いとは言えません。刈込み・、水分、傾斜なども違うので、日当たりだけで速度を決めず実際の転がりを確かめます。

詳しい解説

同じでも、受ける光と葉が濡れている時間が違えば、表面の状態は同じになりません。日当たりの差が、水分や生育を通じて転がりへ影響することがあります。

USGAは、日陰のグリーンでは露が芝に長く残り、光不足が続くと芝が薄くなったり、傷みからの回復が遅れたりすると説明しています。また、別のUSGA資料では、芝の成長や葉が水分を保つ状態によって、ボールが受ける抵抗とが変わるとしています。

光不足が続くと光合成に使えるエネルギーが減り、根や密度、損傷からの回復に影響します。必要な光量や反応は芝種・品種・刈高などで異なり、この図から現場の状態を診断するものではありません。

この二つを合わせると、同じ芝種でも日なたと日陰で転がりが違う可能性は説明できます。ただし、これは『日照差がこれだけなら何フィート遅くなる』という比較実験の結果ではありません。薄くなった芝、表面の凹凸、露、管理方法などが同時に関わるため、日陰側が常に遅いと決めることもできません。

ラウンドでは、日陰から日なたへ変わる箇所を、転がりが変わるかもしれない境目として観察します。同伴者や自分のパットの転がりも参考になりますが、距離や傾斜が違う球を見て速度差と決めつけないようにします。見た目の日当たりに一律の振り幅補正を当てず、濡れ、表面状態、傾斜と実際の転がりを合わせて距離感を調整します。