ゴルフ業界分析

公表資料・GD口コミ調査 · 2026年10月29日公開

GD RESEARCH · COURSE EXPERIENCE & REPEAT VISITS

ゴルフ場の評価とリピーター|調査レポート

会員・非会員の6年推移、同じ929コースの2年比較、匿名事例、予約制度、28分野の評価項目を整理。

GOLF DNA編集部 · 調査 2026年10月29日

01

調査で分かったことと、まだ測れていないこと

本調査では、日本の会員とビジターの再来場を全国一律の順位に並べるのではなく、公開統計、実際の予約・会員制度、保存口コミの記述をつなぎ、継続利用の条件を整理した。会員では利用権の実効性と品質の継続、ビジターではその日の納得感と次の予定を作れる条件に、異なる論点がある。

GDの口コミ集計は274,111件・1,877コース。固定語句の集計とは別に、前稿の会員・ビジターに関する12件と固定ハッシュ標本30件に、継続利用や変化など6テーマから72件を追加し、計114件の本文を全文精読した。いずれも再訪や体験の種類を掘るための選定で、母集団の割合を推定する標本ではない。

実際の再来場台帳や退会記録には接続していない。したがって、あるサービスが再来場率を何ポイント上げたか、会員とビジターのどちらにどの項目が何倍効くかは算出していない。各社の施策は制度の存在を、口コミは投稿者の認識を、研究はその標本内の関連を示すものとして扱う。

口コミ・公開制度・研究を踏まえた編集部の整理。全員の優先順位や因果効果を示す表ではない。
観点メンバーで確認することビジターで確認すること
予約会員枠・希望日の成立・1人での来場希望日・予算・人数で予約できるか
料金年会費と会員扱いの実益、同伴者の負担その日の総額、割増、食事差額
コース以前からの整備水準が続くか、何度も挑戦できるか価格に合う状態か、別の人と再挑戦したいか
人・クラブ仲間、競技、顔なじみ、意見への対応初来場でも迷わない説明、幹事としての安心
継続の確認利用頻度、予約できなかった回数、休眠・退会初回から2回目、次回までの日数、同伴者・紹介

編集部の整理

通いたい気持ちと、実際に来られる条件

好きな理由がある

攻略・食事・景観
仲間・接客・練習

予定が成立する

予約・人数・総額
移動・体力・帰宅時刻

次も選ぶ理由がある

前回の安心感
次の競技・再挑戦・紹介

3つが重なる場面を、本文の具体例で読む。

本文の口コミ事例を編集部が整理。各条件の重みや、再来場率を推計した図ではない。

資料 [1][2]

02

会員を四つに分け、資格と常連度を分ける

会員という言葉には、会員権を持つ正会員・平日会員、年次登録の友の会、年齢や利用条件を限定した会員、予約サービスの登録会員が混在する。PGMロイヤルティプログラムの会員は、それだけで個々のクラブの会員権保有者にはならない。

口コミで単にメンバーと自称している場合は、会員権の種類を補わない。他クラブの会員、提携コースの会員、元会員、同伴した人の会員資格も、当該クラブの現会員と別にした。会員であることが明記されない投稿を、一律にビジターへ分類していない。

資格の区分に加え、初回、2回目、頻繁な利用、久々の再訪、休眠を分ける。近隣で何度も使うビジターと、年1回だけ旅行で使うメンバーでは、次に来る条件が異なる。分析の入り口は会員・非会員だが、それだけで利用者の全体像を決めない。

編集部の整理

会員資格と、通う頻度は別の軸

頻繁に使う利用の間が空く会員

日常的に使う会員

希望枠、仲間、整備の安定、日々の使い勝手

あまり使わない会員

予約、健康、仕事、同伴者、会費の価値を確認

非会員

常連ビジター

慣れたコース、顔なじみ、いつもの人数と料金

初回・久々・旅行の利用

当日の目的、次の機会、移動や予算を確認

利用者像の整理。4区分の人数や割合を示す分布図ではない。会員資格が不明な口コミをビジターへ分類していない。

資料 [1][10]

03

メンバーの予約優先を実際の制度で見る

は2025年7月9日の告知で、2025年12月プレー分からメンバーのWeb予約開始を従来より2時間早めると案内した。従来の2025年9月1日0時から、8月31日22時へ変更する例を示し、以降も同様とする。ビジターは従来どおり3カ月前の9時と記載する。

の現行料金案内には、4〜12月の日曜をメンバーのみとするなど、曜日・時期に応じた利用条件がある。会員とゲストの料金差に加え、誰がいつ使えるかを設計している。

前者は予約受付の時刻、後者は利用資格・同伴条件の例で、同じ優先制度ではない。いずれも公表ルールは確認できるが、会員が希望時刻をどれだけ取れたか、ゲスト販売をどの程度調整したか、退会が減ったかは不明である。

資料 [4][5][6]

04

会費を払う価値は、会員料金だけで決まらない

会員の負担には、年会費のほか会員権取得や名義変更などの費用があり、権利や処分条件も異なる。利用を評価する際は、年間に何回使ったか、使おうとして断られた回数、相互利用や競技などの権利を実際に使えたかを分ける。

年会費を仮に55,000円と置くと、6回利用なら1回あたり約9,167円、12回なら約4,583円、24回なら約2,292円になる。これは固定した年会費を利用回数で割る説明用計算で、実在クラブの料金表や会員権購入の損益分岐ではない。

安い会員料金があっても予約できない、友人を誘えない、休眠しているなら、年会費あたりの利用は変わる。逆に競技や仲間を重視する人の価値を、ビジターフィーとの差だけですべて金額化することもできない。

編集部の仮定計算。取得・名義変更・プレー代等は含まない。
仮の年会費年間6回年間12回年間24回
55,000円約9,167円/回約4,583円/回約2,292円/回

仮定計算

同じ年会費でも、使う回数で1回あたりの負担は変わる

仮の年会費55,000円。横棒は0〜10,000円/回の共通尺度。

年6回
約9,167円
年12回
約4,583円
年24回
約2,292円
編集部の仮定計算:55,000円÷年間利用回数。実在クラブの料金や、会員権取得費用を含む損益分岐ではない。

05

同伴者の料金が、会員の利用を左右する

当該コースのメンバーと自称する投稿に、ビジター料金が他より高く、知人を誘いにくいという声があった。また、提携コースの会員が、相互利用の会員扱いだと同伴者が外部予約より高くなるとの説明を受け、コンペでの利用を控える意向を示す例もあった。

前者は当該クラブの会員、後者は提携コースの会員で、資格を同一視しない。実際の見積もりや精算書を照合した料金差の検証でもない。ただし、会員本人の優待と、組を作るための総負担が食い違うという点検課題は具体的である。

友人、家族、職場など、誰と来るかで利用条件は変わる。会員がゲストを連れてくることには、新しい利用者の体験や紹介の意味もあるが、その増分効果を今回の投稿だけで算定することはしない。

GD保存口コミの匿名要約。選定事例で、投稿者の経験・資格の自己申告。運営側の事実確認や再来場記録ではない。
投稿の立場本文から読めること調査上の読み方
会員と自称・種別不明同伴ビジターの料金が高く、友人を誘いにくい。同伴者の負担も、会員が利用を組み立てる条件になる。
他の提携コース会員と自称会員扱いだと同伴者が外部予約より高くなるという説明に不満を持ち、コンペ利用を控える意向。当該クラブの会員と一括せず、相互利用条件の問題として扱う。
会員と自称・種別不明会員が外部予約のクーポンを使い、ビジター扱いの料金に利点を感じている。会員資格の価値と、当日の実支払額は分けて点検する。

資料 [1]

06

長く通う人は、以前との違いを見ている

長い利用歴がある人は、当日の状態を過去と比べて評価する。前稿では、会員歴の長い投稿者が以前より悪いグリーンの改善を求める例を挙げた。追加精読には、過去の頻繁な利用から、一度間が空き、再訪後に印象が変わる経緯まで書かれた投稿があった。

一つは、昨年のグリーンの傷み以降しばらく足が遠のいたが、再訪すると補修されており、また通いたいという例である。傷みの原因が猛暑だったか、実際にどの工事で回復したかは運営側の記録で検証していない。それでも、本人が利用間隔の理由と再訪後の評価を結び付けて説明している点は、単なる状態の賛否より詳しい。

別の例では、以前は混雑と食事に悪い印象があったが、数年ぶりの今回は待ちが少なく食事もよく、同伴者も楽しみ再利用したいとしていた。改善後の再訪が古い印象を更新する場面である。ただし曜日・季節・客数が同じかは不明で、運営改善だけの効果とは扱わない。

逆方向の変化もある。毎月通っていた人が接客に不満を持ち、仲間から翌週は場所を変えてほしいと言われたという投稿があった。積み重ねた利用歴があっても、その日の体験が今後の予定を変えることはある。本人の評価だけでなく、同行する人の意向が書かれていた。

元会員の再訪時の不満を、過去の売却原因にさかのぼって扱わない。古い思い出と現在の季節差、経営変更、改修、天候が混ざる点も確認する。来場記録と併せるなら、最後に来た日、不満が生じた時期、改修の告知、再訪した日と評価を分けて残す必要がある。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
毎月利用していたと自称受付と食事時の対応に不満を持ち、同伴者から次週は別の場所へ変えてほしいと言われ、当面利用しない意向を述べた。長い利用歴だけでは継続を保証しない。同伴者が次の選択を変える。
以前は頻繁に利用していたと自称グリーンの傷み以降は利用間隔が空いたが、補修後に訪れて状態を評価し、再び通いたいと述べた。過去の利用、離れていた理由、再訪後の印象を一つの投稿で追える。
数年前に複数回利用したと記載以前は混雑と食事に悪い印象があったが、今回は待ちと食事の印象が改善し、また利用したいと述べた。古い印象が、再訪時の経験で変わる例。曜日・季節・混雑条件は一致未確認。

口コミからの整理

利用の間が空いてから、また通いたくなるまで

  1. 頻繁に利用以前は繰り返し通っていた
  2. 利用の間が空くグリーンの傷みが気になった
  3. 再訪して状態を確認補修後のグリーンを評価
  4. また通いたいその後の実来場は未確認

最後に確認できるのは「また通いたい」という意向。

匿名事例E04の一人の回想を要約。再訪のきっかけや、その後の継続利用は未確認。

資料 [1]

07

競技と仲間は、次に来る日を作る

は2026年、友の会会員向け月例杯、クラブ選手権などの日程を公開している。9月の35周年記念月例にはビジター参加可という注記もある。平日会員の月例参加とクラブ選手権の扱い、組み合わせの希望に関する条件も明記している。

これは年次の友の会の活動例であり、会員権を持つ伝統的なメンバーシップとそのまま同じではない。定期の競技は予定を決めるきっかけになるが、競技をしない人にとっては、家族、気軽な組み合わせ、練習利用など別の接点も必要になる。

コミュニティを評価するなら、参加者数に加えて、新しい人が参加できたか、初参加後も来ているか、組み合わせや競技運営が公平かを見る。仲間がいることを施設側の施策の効果と決めず、既存の仲間が連れてきたのかも区別する。

資料 [8]

08

会員への接客は、継続した関係の評価になる

会員や常連への接客の価値は、丁寧な言葉だけでは尽くせない。前に相談したことが引き継がれる、使い方を知ってもらっている、次の予約の相談が途中で忘れられないといった、複数回来ることで実感する対応がある。追加精読では、会員ではない常連が、間を空けて来た時に食堂で覚えてもらっていたことを喜んでいた。

4回目の来場でポーターに覚えられていた人、初回でも名前を使った案内を受けて次を予約した人の声もある。顔を覚える行為自体を全員に求めるのではなく、相手の相談やその日の状況が次の接点まで届くことが、関係の具体例として読める。

一方で、レストランで待っている人が、常連らしい客には過剰に接客していると感じ、同じ金額なら別のコースへ行くと述べた事例もあった。常連への親しさが、初めての客への説明不足や提供の遅れと重なると、不公平な印象になり得る。常連らしいという資格の推測と、投稿者がそう感じたという認識は分けた。

別の常連は、マスター室で顔を覚えたスタッフには好感を持つ一方、自動受付からフロントへ行き来させられ、強い言い方をされたことに不満を示した。個々の従業員がよい関係を築いていても、案内の食い違いが残れば一日の入り口で気分を損ねる。スタッフごとの点数を平均するだけでは、どこで体験が切れたかを見落とす。

年齢限定会員が接客を高く評価しながら施設改修を具体的に要望し、正会員への加入を検討する前稿の例とも合わせると、要望の多さだけで離反しそうだとは判断できない。日常的に使いたいからこその期待を読む必要がある。

韓国の2022年研究の公開抄録は、会員権保有者で対人的な相互作用品質から満足への関連が大きいとする。ただし日本の実再来場の追跡ではなく、今回の国内事例も会員だけの効果を分離したものではない。国内ではまず、会員・常連ビジター・初来場者それぞれが受ける基本対応と相談の引き継ぎを、場面別に確認するのが本稿の提案である。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
会員ではない常連と自称久しぶりに訪れた際、食堂で顔を覚えてもらっていたことを喜び、料理とともに再訪の魅力として述べた。会員資格がなくても、繰り返す関係の価値が生まれる。
資格・過去利用は未確認レストランで待たされる一方、常連らしい客には接客が手厚いと感じ、同じ額を払うなら別のコースを選ぶ意向を示した。常連への親しさと、初めての人の公平な扱いを両方見る。
以前にも来場したことがうかがえる次回予約の相談時には空きがなかったが、帰る際に空きが出たことをスタッフが知らせ、対応に感謝している。自動の案内に加え、現場で相談を引き継ぐことの価値。
初来場と記載名前を用いた案内や食事、価格を評価し、次の予約もしたと述べている。初回体験から次回予約まで。ただし予約後の実来場は未確認。

口コミからの整理

同じ接客でも、立場によって見え方が変わる

顔を覚えてもらった人

  1. 少し間を空けて再訪会員ではない常連と自称
  2. スタッフが気付く久しぶりの来場として声をかける
  3. 自分の場所と感じる料理や居心地とともに再訪の魅力へ

待っていた人

  1. 料理・飲み物を待つ注文や提供への不満
  2. 常連らしい客への接客を見る自分との扱いに差を感じる
  3. 別のコースを考える投稿者が利用先を変える意向
匿名事例E01・E02を並べた図。別の人・別の体験で、同じ施設の比較ではない。いずれも投稿者の認識。

資料 [1][16]

09

ビジターの常連化は、次も使える条件かで見る

近隣の常連ビジターは、毎回新しい施設を試す人とは行動が異なる。前稿の事例には何度も回ってきた非会員が2バッグ割増を理由に来場しづらくなったという声があった。追加精読では、毎週使うためバッグの預かりに助けられる人、毎月のプレー前に練習設備を使う人の声も得た。これらの人の会員資格は不明で、常連であることと会員権保有は分ける。

繰り返し利用には、コースでプレーする前後の手間も含まれる。クラブを運ぶ、球を打って体を慣らす、食事を選ぶ、受付をする。既に分かっている使い方を繰り返せることは、予定を組む負担を小さくする可能性がある。これは投稿の具体的な使い方からの解釈で、手間の減少を金額や再訪効果に換算した結果ではない。

直前に同伴者が欠席したため、2人で成立する料金条件を探し、別コースを予約した人もいた。今回使えたことと、翌週も利用予定という記述が同じ投稿にある。割増の有無は単なる値段の差に加え、組が成立するかという条件になっている。

高評価でも頻繁には来られない例もある。コース・接客・料理・温泉を評価しつつ、毎月は予算に合わないが再訪したいという投稿、距離が近ければもっと通うが定期的には来たいという再訪者の投稿があった。満足の高さから、来月も来るはずだと推測しない。

友の会や2サム、早朝、薄暮の案内では、普段の利用人数・曜日・総負担と合うかを見る。特典を渡す前から来ていた人を安い経路へ移す効果と、これまで成立しなかった利用を作る効果は異なる。常連の離反も、不満と予算・人数・生活条件を分けて聞く必要がある。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
ほぼ毎週の利用と自称バッグを預かってもらい、持ち運びが減ることを助かると述べ、翌週もプレーする意向。頻繁に通う人には、準備・移動の負担を減らす対応も価値になる。
1カ月ぶりの再訪と記載コースと食事を評価し定期的に来たいが、移動に時間がかかるため、近ければもっと通えると述べた。高い満足がそのまま高頻度に結び付かない例。
利用頻度は未確認整備、接客、料理、温泉を評価しながら、毎月利用するには予算が足りないが再訪はしたいと述べた。再訪希望と、許容できる利用頻度を分ける。
毎月利用していると自称複数の練習設備を評価し、早めに到着してラウンド前に利用することを勧めている。練習を含めて一日を組み立てる常連の使い方。
同伴者の欠席で予約先を探したと記載直前の人数減に対応できる2人向けの料金条件を探し、予約できたコースを利用。翌週も利用予定と述べた。人数が変わっても成立する条件が、候補へ入るきっかけになる。

資料 [1]

10

進行は、一人のマナーと運営の両方を見る

進行の評価を合計時間だけで読むと、どの時間に何をしたかったかを落とす。追加精読には、早朝スルーで午前中に帰れたことを喜ぶ声、昼食を談笑しながら楽しみたかったのに提供が遅く時間が足りないという声、前後半に待たされ昼だけ短いことを不満とする声があった。

旅行者が、長いラウンド時間を書きながら、景観と写真撮影を大切な思い出として肯定していた例もある。逆に早く帰りたい人は、同じ時間を待たされるだけでも困る。旅行者の肯定例を使って、日常利用の遅延が問題ではないと一般化しない。各人の目的と期待が違うことを示す事例である。

1組の中でも希望がそろうとは限らない。食事や交流を重視するコンペ、2人で短時間に回りたい利用、競技の組が同じ流れに入る。プランの説明、販売枠、スタート間隔、折り返しの時間、当日の案内をそろえる必要がある。

R&Aの進行管理資料は、客の行動だけでなくスタート間隔、組人数、プレー形式、ティーやホール設定、スタッフの対応を扱う。詰まった先がどこかを見ず、後ろの組へ一律の速度警告を出すだけでは原因の解消を確認できない。

追加事例には、前も詰まっているのに2サム割増を払う意味が分からないという受け止めもあった。割増が優先進行を約束しているとは確認していない。利用者が何の対価だと理解したかと、実際の契約上の条件が食い違っていないかも、料金説明の調査点になる。

測る時間は、遅いスタート、ホール待ち、昼休憩、後半開始、ホールアウト、精算を分ける。代表値に加えて長時間になった側を見て、利用目的や予定との差も聞く。短くする場所と、落ち着いて過ごせるよう確保する場所を区別することが本稿の提案である。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
旅行者と自称前後半とも時間がかかったと述べる一方、景色と写真撮影が旅行の思い出になり、プレーの価値を認めた。所要時間の評価は、その日の目的や期待によって変わる。
以前にも利用していると記載天候に応じたスタートコース変更とスルーへの対応に感謝し、正午に終え、次の季節も来る意向。予定の見通しや個別相談への対応が、再訪の言葉と一緒に現れる。
以前にも利用していると記載クラブ選手権があることの事前表記と当日の説明を評価し、再訪を希望した。競技と一般営業の併用は、知らせ方や現場案内も評価される。

口コミからの整理

どの時間を楽しみに来ているか

短時間でプレー

ラウンドを楽しむ

終わる時刻・スルー・帰宅後の予定

食事と交流も楽しむ

同伴者と一日を過ごす

提供の早さ・食事と会話の余裕

旅行の思い出を作る

景観・写真・同行者との体験

旅程全体・次の旅行で選ぶか
複数の口コミにみられた利用目的の例。箱の幅や配置は所要時間・人数・重要度を表さない。遅延を肯定する図ではない。

資料 [7][1]

11

セルフ化そのものより、条件と説明の一致

前稿の選定事例には、セルフ作業自体には異論がないが、終了後に何をすればよいか一言の案内がなく困ったという投稿があった。追加精読では、簡素な営業でプレーを楽しむ目的なら適していると評価し、2週連続で利用したと述べる人もいた。

一方、同じ名前の施設へ短期間で再訪した人が、前回と違い昼食の対象メニューが限定されていたと戸惑う例もあった。投稿者は予約プランの違いかもしれないと書いており、コース側の誤りと断定できない。それでも、いつもと同じだと思っていた条件が違う場面であることは分かる。

ベルビュー長尾の公式サイトは、荷物の積み下ろしがセルフであること、声をかければ手伝うこと、シャワーの条件や姉妹コースの入浴案内を記載している。設備を使えるか、別料金か、誰が作業するかを、来場前に理解できるかが比較点になる。

会員や常連は既知の手順に頼っていることがあるため、変更を告知しただけで理解が届いたとは限らない。予約確定時の案内、当日の表示、受付の説明が一致するかを見る。反対に、初来場者は過去の運営を知らないので、その日に必要な説明を一から受けられるかを確認する。

追加事例のドライヤーへの要望は、風呂の設備数より、同伴者が帰るまでの支度に困るという具体的な問題だった。利用者の生活条件や時間を聞くと、設備を豪華にする以外にも改善点を見つけられる。ただし、この一例をすべての性別・年代の要求に一般化しない。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
2週間前にも来場したと記載前回よかったため再訪したが、今回は昼食メニューの条件が違い、同伴者のドライヤーの不便も指摘した。短い間隔の再訪は、前回との条件差や細部への評価も生む。

資料 [11][1]

12

食事の満足と、食事で再訪することを分ける

追加精読の毎月利用者は、戦略性のあるコースに飽きず、何を選んでもおいしい料理と、適度に追加される新メニューも楽しみにしていた。いつもの一品があることと、少しずつ新しい楽しみがあることは両立する。毎回別の内容へ変えればよいとは限らない。

バイキングを評価するコンペ利用者は、好きなものを好きな量だけ食べられることを挙げ、毎月使い今後も定期利用すると述べていた。人によって好みや量が違う組では、代表者が全員の料理を心配しなくて済む点も、調査したい使い勝手になる。この幹事負担の軽減は本文からの解釈で、本人が因果を明示したものではない。

別のレストラン利用者は、談笑する時間が欲しかったのに、注文の行き違いと提供の遅れで落ち着けなかったと書いた。料理の味だけでなく、食べ終えて次のスタートへ間に合うか、会話を楽しめるかが同じ体験に入る。スルーで帰りたい人には、その長さが別の評価になる。

食事差額の少なさ、追加なしで選べる料理の数も繰り返し現れる。昼食付きで予約した本人にとって、当日の選択が限られると実支払総額と期待が変わる。予約プランと注文・精算を照合しないまま、不当な追加請求だったと断定はしない。

GDの食事評価を再訪分析へ接続するなら、得点だけでなく、食事を利用したか、何を注文したか、提供時間、利用目的、同伴者との評価を分ける必要がある。本稿の274,111件の言及集計や選定事例は、その個人単位の接続を行っておらず、料理得点から再来場率を逆算していない。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
毎月利用していると自称攻略の面白さに飽きず、食事と適度な新メニューも楽しみにし、翌月のラウンドを待っている。同じコースを知る楽しさと、小さな変化が同居する。
2週間前にも来場したと記載前回よかったため再訪したが、今回は昼食メニューの条件が違い、同伴者のドライヤーの不便も指摘した。短い間隔の再訪は、前回との条件差や細部への評価も生む。

資料 [1]

13

難しいのにまた来たい、という評価

追加精読では、やバンカーで失敗したので再挑戦したい、練習して戻りたい、難しくてなかなか100を切れないからまた来る、といった声があった。よいスコアが出なかったことと、その日の満足が低いことは同一ではない。

毎月通う人は、戦略性があって飽きないことと、食事の新メニューを楽しみにすることを同じ投稿に書いていた。同じ場所を覚える楽しみと、小さな変化を味わう楽しみが並んでいる。リピーターには常に新しいコースを用意すればよい、という話にはならない。

一方、芝が荒れて思う場所から打てない、砂の少ない硬いバンカーで普通のショットをしにくいという不満もある。攻略の難しさを楽しむ人にとっても、状態の悪さを同じ魅力として扱うことはできない。グリーンでは速さ・傾斜・硬さと、傷みや転がりの不均一を分けて記録する必要がある。

使うティーによって同じコースの体験は変わる。追加事例には次のコンペに向けて普段と違うティーから回り、考えながらプレーしたという記述もあった。本人の飛距離や技量、同行者、競技か通常営業かによって、再挑戦したい難しさが変わる。

コースを褒める声に、攻略を学びたい、上達を確かめたい、初めての同伴者を連れてきたいというどの意味があるかを読む。その違いは、練習設備、ティーの選択、コース案内、キャディの助言、コンペ日程など、次の利用機会の作り方へつながる。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
以前は頻繁に利用していたと自称グリーンの傷み以降は利用間隔が空いたが、補修後に訪れて状態を評価し、再び通いたいと述べた。過去の利用、離れていた理由、再訪後の印象を一つの投稿で追える。
毎月利用していると自称攻略の面白さに飽きず、食事と適度な新メニューも楽しみにし、翌月のラウンドを待っている。同じコースを知る楽しさと、小さな変化が同居する。
毎月利用していると自称複数の練習設備を評価し、早めに到着してラウンド前に利用することを勧めている。練習を含めて一日を組み立てる常連の使い方。

編集部の整理

攻略の難しさと、整備の状態を分けて読む

整備されている状態に問題がある難しい

攻略する楽しみ

練習してもう一度挑みたい、という声

難しさに傷みも加わる

整備への不満まで「難しい」に含めない

易しい

気軽に楽しめる

同行者の技量や目的に合うか

易しくても状態は別評価

芝や転がりの問題を確かめる

口コミの読み方を示す編集部の整理。4区分の得点や人気の順位、分布ではない。

資料 [1][17]

14

接待・幹事は、同伴者に何が起きたかを見ている

前稿の接待利用者はコースと料理を評価しながら、スタート前の職員同士のトラブルにより、当面の接待利用を控える意向を述べていた。自分の満足だけでは済まない用途では、相手の前で安心して任せられるかが選択に関わる。

追加事例では、毎月通っていた人の同伴者が、翌週は別のコースへ変えてほしいと求めていた。一人の常連の評価を、その人の次の一枠だけに限定すると、組の人数やその後の会の予定への波及を落とす可能性がある。実際に何組分が減ったかは台帳なしに算定しない。

好意的な広がりもある。夫婦が馴染みのコースに先輩を招待し、初めての同伴者が次も来たいと喜んだことで安心したという投稿があった。紹介した人は、相手の評価によって、自分の選択がよかったと感じている。こうした場面は、新規客の広告からだけでは捉えにくい。

メンバーの同伴ゲストも、ビジターの友人同士の会も、代表者が行き先を調整する。料金、人数変更、送迎、食事、請求、接客など、幹事が不安なく説明できる条件をまとめることが必要になる。ゲスト料金が高く誘いづらいという会員の声は、この選択にもつながる。

調査は代表者と同伴者を分け、誰が候補を出し、誰が決め、誰が支払ったかを確認する。同じ人が別の代表者の組で戻ることもあるため、予約代表者の連続だけを個人の実再来場としない。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
毎月利用していたと自称受付と食事時の対応に不満を持ち、同伴者から次週は別の場所へ変えてほしいと言われ、当面利用しない意向を述べた。長い利用歴だけでは継続を保証しない。同伴者が次の選択を変える。

編集部の整理

次の予約を決めるのは、一人とは限らない

今回のプレーと接客を、一緒に体験する本人・家族・友人・取引先

同伴者に喜ばれた

連れてきてよかったと安心する

次も誘う・別の人を紹介する

同伴者が不満を持った

次回は別の場所へ変えてほしい

組の次の候補が変わる

代表者の予約と、同伴者としての再訪を分けて追う。

本文の幹事・同伴者の事例を編集部が整理。全ての利用者がこの経路をたどるという因果モデルではない。

資料 [1]

15

ポイントは、コースへの再訪と予約経路を分けて評価する

PGMは2022年4月1日にロイヤルティプログラムを開始すると発表し、2021年10月にはアプリを導入した。予約、スマートチェックイン、ポイント管理をまとめ、利用実績のある予約代表者へWebステイタスを付与する仕組みを説明している。

確認した現行規約では、対象のPGM Web予約を代表者として行い、2人1組以上でプレー・精算・スマートチェックインを完了するなどの条件がある。年間の付与対象組数6〜11でブロンズ、12〜23でシルバー、24以上でゴールド。1人予約機能による予約は対象条件から除外される。

数える単位は個人のラウンド回数だけではなく、条件を満たす予約組数であり、対象はグループのコースである。同じコースへ戻ったのか、別のグループコースへ行ったのか、もともとの利用が公式予約へ移っただけなのかは、別の指標で調べる必要がある。

編集部の整理

何が増えたのかを、別々に数える

同じコースへの再訪

そのクラブを使い続ける

施設ごとの実来場を確認

同じグループで利用

系列の別コースを使う

グループ全体の実来場を確認

予約経路の変更

外部予約から公式予約へ

来場増と経路移動を区別
ポイント制度や自社予約を評価する際の集計単位。3種類の動きの実績・割合を示す図ではない。

資料 [9][10]

16

2021〜2026年の施策の変化

複数年で確認できるのは、各社が何を追加し、どの利用条件を変えたかである。アプリ・ポイント、暑さ対策、会員の予約開始時刻、定期競技は、継続利用に関わる異なる接点へ手を入れる例になっている。

PGMの4,000台とアコーディアの172カ所は、台数と施設数が違い、別会社・別年度の公表値である。2つをつないで普及率や増加率を作らない。2026年のPGM148コースも、現在案内される対象範囲で、2024年の台数と比較する値ではない。

導入後の利用者の声がプレスリリースに載っていても、比較対象や追跡期間のある再来場効果の実証とは別である。今回の時系列は施策の履歴であり、顧客の価値観が全国でどのように変わったかを直接測定した系列ではない。

2021〜2026年の確認例。PGMグループ全体、個別コース、友の会を混ぜて効果量を算出しない。
時期事業者・コース公表された変更
2021年10月/2022年4月PGMアプリ導入とロイヤルティプログラムの提供開始。予約・チェックイン・ポイントを接続。
2024年PGMCool Cart 4,000台導入を記念した夏の施策を発表。台数は提供コース数・利用件数と別。
2025年7月アコーディア送風機付きカートを全172カ所に導入完了と発表。別途料金・台数制限の記載がある。
2025年12月プレー分から福岡国際CC会員のWeb予約開始を2時間早める。ビジターの開始時刻は維持。
2026年PGM/早来CCPGMは148コースで送風機付きカートを案内。早来CCは友の会会員向け月例杯などの年間日程を公開。

公表された施策

予約・受付・快適さに、どんな変更があったか

  1. 2021年10月/2022年4月

    PGM

    アプリ導入とロイヤルティプログラムの提供開始。予約・チェックイン・ポイントを接続。

  2. 2024年

    PGM

    Cool Cart 4,000台導入を記念した夏の施策を発表。台数は提供コース数・利用件数と別。

  3. 2025年7月

    アコーディア

    送風機付きカートを全172カ所に導入完了と発表。別途料金・台数制限の記載がある。

  4. 2025年12月プレー分から

    福岡国際CC

    会員のWeb予約開始を2時間早める。ビジターの開始時刻は維持。

  5. 2026年

    PGM/早来CC

    PGMは148コースで送風機付きカートを案内。早来CCは友の会会員向け月例杯などの年間日程を公開。

既に本文で確認した各社・各コースの公表履歴。台数とコース数、グループと個別施設は別単位。普及率や再来場効果の時系列ではない。

資料 [9][12][13][4][18][8]

17

2019〜2024年の会員・非会員利用

経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」の長期時系列・年次実数を用いた。数字は調査対象事業所の利用集計であり、全国の全ゴルフ場を数えた総数ではない。会員の利用には同じ会員の複数回来場が含まれ、会員の在籍人数や新規入会人数とも異なる。

2021年から2024年まで、会員の延べ利用は321万5,867から296万2,790へ7.87%減り、非会員は704万1,693から734万8,765へ4.36%増えた。調査対象構成の変更があるため、同一施設群における純粋な行動変化とは扱わない。

2020年は会員構成比が32.75%と高かったが、非会員利用の減少と調査対象構成も関わる。会員の満足が一斉に上がった証拠ではない。合計利用を増やす施策と、会員が使い続けられる運営を、同じ成果とみなさないための背景データとして利用する。

経産省・特定サービス産業動態統計の調査対象事業所。全国総数・会員在籍人数・再来場率ではない。調査対象の構成は固定されていない。
暦年会員の延べ利用非会員の延べ利用会員の構成比
2019269.04万人660.57万人28.94%
2020291.92万人599.33万人32.75%
2021321.59万人704.17万人31.35%
2022314.66万人738.46万人29.88%
2023305.31万人745.15万人29.06%
2024296.28万人734.88万人28.73%

会員と非会員の利用は、同じ動きではない

調査対象事業所の延べ利用。単位:万人。横棒は両区分とも0〜800万人。

会員非会員
2019年
269.04
660.57
2020年
291.92
599.33
2021年
321.59
704.17
2022年
314.66
738.46
2023年
305.31
745.15
2024年
296.28
734.88
経済産業省の年次実数より作成。人ではなく利用回数を含む延べ集計。2024年12月で同調査は終了し、別制度の統計を継ぎ足していない。

統計グラフ

2019年を100にすると、動きの違いが見える

利用指数:各区分の2019年=100。縦軸は0〜140。横軸は暦年。

会員非会員
会員・非会員の延べ利用指数、2019年を100同じ調査の各年の利用を、それぞれ2019年基準で比較。具体的な値は図の後の一覧に記載。04080120140192021222324
各区分の延べ利用÷同区分の2019年延べ利用×100。
年会員の利用指数非会員の利用指数
2019100.00100.00
2020108.5090.73
2021119.53106.60
2022116.95111.79
2023113.48112.80
2024110.12111.25
経産省の調査対象事業所。全国の会員数・実人数・固定パネル・再来場率ではない。会員と非会員で基準となる延べ利用数は異なる。

資料 [2]

18

土日祝の使い勝手は、会員の利用価値に関わる

2024年の会員利用は、土日祝が166万8,797、平日が129万3,993で、土日祝の構成比は56.33%だった。非会員は土日祝261万8,896、平日472万9,869で、土日祝は35.64%。会員の利用は、非会員より休日側に寄っていた。

この構成比から、休日の予約不足が退会の原因だと断定はできない。一方、同じ会員優待でも、安い平日の枠だけでは、休日中心の人の利用条件を改善しない可能性がある。会員が希望する曜日・時刻と、提供した枠を別に記録する必要がある。

曜日別の日数が違うため、平日・休日の延べ人数だけを比べて1日あたりの稼働を判断しない。ここで示したのは各区分内の構成比であり、休日の予約成立率や枠の占有率ではない。

単位:延べ利用。調査対象事業所の集計。
2024年平日の延べ利用土日祝の延べ利用土日祝の構成比
会員1,293,9931,668,79756.33%
非会員4,729,8692,618,89635.64%

統計グラフ

2024年、会員の利用は土日祝に寄っていた

土日祝平日
会員
56.33%43.67%
非会員
35.64%64.36%
経産省・調査対象事業所の2024年延べ利用。各区分の合計を100%とした構成比。全国の人数、1日あたりの稼働、予約成立率ではない。

資料 [2]

19

料金・アクセスの調査を、再訪の証拠へ飛躍させない

GDOの2014年4月の調査結果ページは、30〜50代の300人を対象に、コースを探す際に重視する点を聞いている。価格とアクセスを約7割が重視し、直前の予約の取りやすさも26.3%が挙げた。複数の重視点を聞く調査で、実際に戻った人を追跡したものではない。

2021年のGDO会員24,691人のアンケートでは、いくつか決まったコースがあるという回答が56%。選ぶ際に最も重要なものは全体では価格が多数派だったが、平均スコア89以下では整備33.6%、価格27.2%となった。ここでのGDO会員は、ゴルフ場の会員権保有者だけを指さない。

両調査は標本、質問形式、選択肢が異なる。2014年の約7割と2021年の特定属性の割合をつないで、価格重視が何ポイント変化したという時系列は作らない。長く残る選択条件と、属性による違いを確認する資料として使った。

資料 [14][15]

20

GD保存口コミの対象範囲と前処理

入力は2026年10月16日時点で固定された、重複整理済み保存本文284,660件。そのうちプレー日が分からない10,549件を年次比較から外し、2025年9月1日〜2026年10月16日の274,111件を採用した。対象は1,877コース。新たな外部取得や本番DBからの全件抽出は行っていない。

同一コース、同一のプレー日または日付、同一正規化本文が重なる保存行を整理した入力を用いる。日付のある採用行ではプレー日を使用し、投稿日を代用しない。投稿者の識別情報を使わないため、同じ人が別日に書いた投稿は特定できず、口コミ件数を人数や来場回数へ変換できない。

タイトルと本文をNFKCで正規化し、固定した語句で検索した。複数話題は重複する。語の有無を数える全件集計と、本文の意味を読む選定事例を区別する。全274,111件について意味分類を完了したという報告ではない。

資料 [1]

21

口コミに出る話題の量

グリーンへの言及は95,204件、食事・昼食・ランチは61,392件、接客・スタッフ・従業員は35,963件。料金・価格・コスパの語句は35,445件、進行・待ち・詰まりは28,993件だった。

整備がよいから書く人も、悪いから書く人もいる。料理やコースの難しさは印象に残って書かれやすく、アクセスは利用者が予約前に選び終えていて、本文に書かれにくい可能性がある。言及の少なさを重要でないことと読み替えない。

辞書による取りこぼしもある。例えば料金の話でも安い・高いだけの文章は、この料金辞書に入らない。進行の待ちにはレストラン等の待ちを含み得る。独自分析の数字は、公開した語句を含む割合という範囲で読む。

タイトル・本文の固定語句検索。肯定・否定を区別せず、複数項目に重複する。重要度・満足度・再訪の寄与率ではない。
検索した語句のまとまり該当口コミ全274,111件に占める割合
グリーン95,204件34.73%
食事・昼食・ランチ61,392件22.40%
接客・スタッフ・従業員35,963件13.12%
料金・価格・コスパ35,445件12.93%
進行・待ち・詰まり28,993件10.58%
暑さ・猛暑・酷暑14,978件5.46%

統計グラフ

GD保存口コミに出てくる話題の量

274,111件の固定語句検索。横棒は0〜40%。

グリーン
34.73%
食事・昼食・ランチ
22.40%
接客・スタッフ・従業員
13.12%
料金・価格・コスパ
12.93%
進行・待ち・詰まり
10.58%
暑さ・猛暑・酷暑
5.46%
肯定・否定を分けない語句の出現率。複数項目に重複する。重要度、満足度、不満率、再来場への寄与率ではない。

資料 [1]

22

2年比較は同じ9月、同じ929コース

保存口コミの全期間件数を年ごとに足すと、2025年は4カ月分、2026年は10月途中までになり、比較として不適切になる。そこで両年の9月に各5件以上ある同じ929コースを選んだ。2025年16,963件、2026年11,114件である。

口コミ単位ではグリーン37.11%から33.25%、食事21.25%から21.55%、接客12.86%から13.81%、料金14.31%から12.95%、進行12.62%から9.55%。これは出現語句の変化で、評価点や不満の増減ではない。

コースごとの言及率を計算して、各コースを同じ重みにした場合も、食事は20.79%から21.08%でほぼ同水準だった。口コミ数の多い一部施設だけに結果が引っ張られていないかを確認する別集計であり、観測されない来場者の構成までは調整していない。

暑さの語句は12.80%から4.02%へ下がったが、この数字から各年の気温や猛暑対策の効果は判定しない。天候、来場時刻、地域別の収集範囲が同じとは限らない。対象施設をそろえるだけで、因果比較になるわけではない。

同じ929コース。両年の9月に各5件以上の口コミがあるコースに限定。2025年16,963件、2026年11,114件。口コミ単位の言及率。
話題2025年9月2026年9月差
グリーン37.11%33.25%-3.86ポイント
食事・昼食・ランチ21.25%21.55%+0.30ポイント
接客・スタッフ・従業員12.86%13.81%+0.95ポイント
料金・価格・コスパ14.31%12.95%-1.36ポイント
進行・待ち・詰まり12.62%9.55%-3.08ポイント
暑さ・猛暑・酷暑12.80%4.02%-8.78ポイント

食事の話題は約21%でほぼ同じ

同じ929コースの9月。語句を含む口コミの割合。棒は0〜40%の共通尺度。

2025年9月2026年9月
グリーン
37.11%
33.25%
食事・昼食・ランチ
21.25%
21.55%
料金・価格・コスパ
14.31%
12.95%
進行・待ち・詰まり
12.62%
9.55%
GD保存口コミの固定語句検索。点数の上下や不満の増減を測った図ではない。来場者や天候、収集範囲の違いが残る。

資料 [1]

23

再訪の言葉を数えるだけでは誤読する

再訪に関する語句の固定検索には38,870件が該当した。「また来る」「また行く」「また利用」「また伺う」「またお邪魔」「再訪」「リピート」などを広く拾った数で、前向きな再訪希望に分類した件数ではない。

利用をやめる表現を拾う辞書には1,409件が該当したが、精読標本には、閉場して二度と行けないことを惜しむ投稿や、トラブルは二度とないと聞いたので再訪したいという投稿もあった。これらを不満による離反と数えるのは誤りだ。

再訪理由の抽出候補にも、雨が上がり、その後に接続詞の「また」を使ってコースを評価しているだけの文章が入った。抽出は読む場所を探す道具として使い、会員の立場、時制、否定、誰の体験か、条件付きの希望を全文で確認した。

資料 [1]

24

口コミランキングは、集計期間も評価の一部

楽天GORAの確認ページでは、接客、設備、食事、コストパフォーマンス、コースメンテナンスの投稿項目と、距離・広さ・難しさ・雰囲気などの特徴表示が分かれている。総合評価には最新6カ月分の平均という注記がある。すべてを同じ「高いほどよい」尺度として扱わない。

GDOの2025年コスパランキングは2024年1月1日〜2025年6月30日、2026年版は2025年7月1日〜2026年6月30日の口コミ平均を用いていた。18カ月と12カ月で対象期間が異なるため、掲載年だけで同じ条件の前年対比にはならない。

価格に対する評価は、実際に払った額や同伴者、季節で変わる。高評価のランキングに載ること、全国で最も安いこと、実際の再来場率が高いことは別である。本文評価と点数、対象期間、対象件数、どの客が投稿できるかを一緒に読む。

資料 [17][19][20]

25

海外研究を日本の重要度順位に置き換えない

2022年の韓国研究は、サービス品質、満足、再利用・推薦意向と会員権の有無を扱う。2026年の別研究は京畿道南部の利用者436有効回答を分析し、満足とが再訪意向と正の関連を持つと報告する。費用は満足と関連する一方、再訪意向への直接経路は有意でなかったとしている。

これは価格が関係ないという意味ではない。費用が満足を通じて関わる可能性と、直接経路の統計的有意性は別である。また、横断的な質問紙で回答した意向は、後の実来場を追う記録ではない。

両研究とも今回確認したのは公開抄録で、本文の係数やすべての測定項目、2022年研究の標本数は採用していない。日本の会員制度、利用料金、キャディ付き比率などへの適用は検証が必要で、日本のメンバーは必ず接客を最重視するといった一般化は行わない。

資料 [16][21]

26

28分野の評価項目と、実際に確認する記録

以下は編集部が整理した調査・運営点検の枠組みであり、全項目が再来場の原因として実証された一覧ではない。口コミで理由が示されたもの、公開制度で確認できるもの、来場記録や現場観測がなければ測れないものを混ぜずに調べるための表である。

会員・ビジターで共通する品質の土台は多い。違いは何を排他的に重視するかだけでなく、同じ項目を何と比較して評価するか、利用権や同伴者、次の予定にどう関わるかにある。

28分野。単なる採点項目の追加ではなく、対象者と記録の単位を併記。
分野具体的な項目メンバーでの問いビジターでの問い確認する記録
立地・アクセス移動時間、高速代、渋滞、駅送迎、帰りの運転頻繁に通える負担か同伴者と集合しやすいか実所要時間・移動費・居住地別再訪
予約開始日、空き時間、電話、Web、変更、1人受付会員の希望日成立と断り件数予算・人数に合う次回枠希望日時別の申込・成立・不成立
支払総額税・諸費用、ロッカー、食事、2・3バッグ割増会員料金と同伴者料金の実益表示と精算、人数変更時の負担予約時提示額・最終額・追加項目
設計・面白さ攻め方、ホールの変化、景観、名物ホール何度回っても挑戦が残るか別の人とも回りたいか再挑戦の記述・使用コース・再訪
難易度・相性使用ティー、距離、谷越え、傾斜、球探し加齢や技量の変化でも使えるか同伴者の技量にも合うか技量・飛距離・使用ティー別の評価
グリーン滑らかさ、速さの均一、硬さ、傷み、更新作業以前の水準が保たれるか当日の整備と説明に納得するか状態と難しさ、作業日を分けた記録
その他の整備ティー、FW、ラフ、砂、排水、樹木、カート道季節をまたぐ品質の安定雨天や初来場時の遊びやすさ作業・天候と箇所別状態
進行スタート遅延、ホール待ち、昼休憩、日没いつもの利用時間が守られるか終わる時刻を読めるか時間帯・曜日・組数別の中央値と遅い側
プレー形式スルー、9H、早朝、薄暮、2サム、セルフ生活に合わせ繰り返し使えるか仕事・家事・旅行日程に収まるか形式別予約と実所要時間・再訪
練習距離、、アプローチ、砂、練習グリーン練習目的でも使う価値ラウンド前に準備できるか施設利用・待ち・時間・別料金
キャディ助言、安全、球探し、進行、気配り継続した担当品質や信頼初コースで不安を減らせるか担当差・利用有無・問題時の対応
カート・ナビ乗入れ、乗り心地、故障、距離表示、雨・暑さ体力が変化しても通えるか必要な機能・条件が分かるか故障・利用条件・追加料金・利用率
接客受付、マスター室、売店、レストラン、精算顔なじみへの対応と公平性初来場でも説明が行き届くか場面別評価・相談対応・担当差
食事味、価格、量、地域性、提供時間、差額定番と変化、飽きずに使えるか同伴者の好みに合い予算内か料理評価・注文・差額・提供時間
建物・設備清潔さ、空調、動線、椅子、駐車場、ロッカー継続した維持と改修の優先順位写真や案内と実際が一致するか点検・故障・施設別の声
風呂・トイレ清掃、湯温、混雑、タオル、配置、プライバシーいつもの設備を使えるか利用制限を事前に知れるか営業時間・利用条件・待ち時間
安全・天候雷、猛暑、飲料、避難、AED、中断・返金安心して長く通えるか困った時の判断と説明事故・ヒヤリ・中断・連絡の記録
利用者ごとの配慮初心者、シニア、ジュニア、身体条件、レンタル体力・家庭事情の変化への対応初めての同行者も利用できるか属性の決め付けでなく具体的な困難
マナー・秩序声、打ち込み、喫煙、服装、撮影、補修常連や会員にも同じルールか安全に歓迎される雰囲気か発生行為・注意・改善・再発
会員の利用価値優先枠、会員料金、フリー来場、家族、相互利用払う会費と使える権利の関係入会したいと思える内容か資格別の利用・不成立・同伴条件
競技・仲間月例、HDCP、クラブ選手権、交流、新会員受入れ次も来る日と仲間ができるかオープン競技から通い始めるか参加・継続・初参加後の利用
運営への信頼説明、意見、委員会、年会費、改修、経営変更長く預けられるクラブか条件変更や問題を説明するか回答・改善履歴・休眠と退会理由
幹事・接待人数、組合せ、集計、請求、賞品、個室友人や取引先を誘いやすいか幹事の手間と失敗への不安代表者と同伴者を分けた評価
旅行・海外外国語、宿、送迎、荷物、食事、事前案内団体と日常利用が両立するか旅程全体で困らないか予約経路・団体時間・全体所要
再訪の案内・特典次回予約、LINE、ポイント、回数券、友の会常連にも納得できる扱いか案内で次の予定を作れるか特典使用・非使用別の継続
苦情・失敗の回復予約ミス、料金、待ち、忘れ物、説明、補償伝えた要望が改善したか失敗後も任せられると思うか相談から解決、その後の来場
評判・ブランド知人、口コミ、設計家、歴史、大会、SNS所属する誇りと日常利用の両立期待と実体験の一致知った経路・期待値・実際の声
品質の安定・将来季節、曜日、人員、設備更新、環境、地域数年先も同じように通えるか次回来場時も選べるか継続比較・営業変更・投資と維持

27

改善の優先順位は、影響と実行可能性で決める

口コミの多い順に投資する方法では、書かれにくい安全、予約不成立、静かに離れた人を落とす。まず安全や約束違反を確認し、その次に利用機会を妨げる問題、頻繁に起きる不満、体験をさらによくする投資を区別する。これは本稿の運営上の提案で、効果量を比較した実験結果ではない。

予約枠の配分やスタート間隔は、使いやすさと当日の販売可能組数の両方に関わる。新しい設備には資本と維持費が要り、案内の修正にも確認と教育が必要である。小さい改善が必ず無料、大きな投資が必ず再訪につながる、とも決めない。

既存会員を守ることと、新しい利用者を歓迎することは両方必要になる。特定属性の利用者を問題の原因と決めるより、受け入れ時間帯、人数、説明、担当者、違反時の対応を記録する方が、会員とビジターの双方の体験を検証しやすい。

編集部提案。投資対効果の順位を実測したものではない。
優先して点検するものメンバーの例ビジターの例確認すべき副作用
安全・説明危険行為への同じ基準、変更の周知中断・返金・セルフ条件の事前説明説明だけで現場の危険を放置しない
使う機会希望枠、同伴条件、相互利用次回の空き、人数割増、予約変更一方の枠を増やした時の他方の利用
当日の体験整備の安定、競技・仲間進行、食事、接客、幹事の安心担当・曜日・季節で品質が変わらないか
定着の支援休眠会員への事情確認初回後の案内、用途に合う次回企画既存利用を値引きに移しただけでないか

編集部の整理

通っていた人が、今は何を待っているのか

  1. 通う理由を聞く攻略・食事・仲間・居心地
  2. 来なくなった経緯を聞く不満/予約/人数/予算/生活の変化
  3. 理由に合う対応をする整備・案内・枠や条件の見直し
  4. 次の利用で確かめる予約だけでなく、実来場とその後を確認
記事を踏まえた運営点検の提案。実施済みの施策や、改善効果を測った結果ではない。

28

本当の再来場を測るための指標

実来場を測る段階では、初回来場を確認できる十分な過去期間を持ち、予約取消・無来場を実来場から除く。初回後365日など決めた期間を追跡できた人で2回目率を計算する。直近に来たばかりで観察期間が足りない人を、未再訪として分母へ混ぜない。

会員では在籍者数に加え、実際に来た人、来場回数、予約が成立しなかった人、休眠、退会を資格別に追う。ビジターでは初回から2回目、3回目、紹介、同伴、特典なしの利用を分ける。月に何回も来る人と年1回の旅行客に同じ短期の基準を使わない。

この調査では、個人の来場記録を取得・結合していない。以下は必要な測定の設計で、再来場率の実績表ではない。必要になる個人識別や利用目的の取得を、口コミの投稿者探索や、今回の調査からの無断の本番DB変更で代替しない。

実績未算出の測定設計。観察期間・対象者・資格・取消の扱いを必ず固定する。
指標数え方注意点
初回→2回目初回来場後365日以内に2回目の実来場がある人÷365日追跡できた初回来場者途中の観察者を未再訪にしない。365日は分析用の例で、コースに合わせて期間も併記。
3回目以降2回目からの継続、年間回数、間隔を別々に集計2回目があっても、その後定着したとは限らない。
会員の活動資格別の年間利用・直近利用・希望予約の成立在籍数だけでは休眠を捉えられない。
予約不成立希望枠を申し込んだが取れなかった件数と人予約成立だけを見ても、来たいのに来られない人は見えない。
同伴・紹介代表者、同伴者、紹介者を区別した実来場代表者だけでは同伴者として繰り返す人を落とす。
退会・休眠退会・売却・更新停止の件数と理由健康・転居・仕事・仲間など、不満以外の事情を分ける。
経路の変更同じ人の直接予約・外部予約・同伴を区別自社予約が増えただけで実来場が増えたとしない。
再訪の採算追加売上から変動費、送客・特典・対応費を引いた額売上額やポイント利用件数だけでは利益を評価できない。

29

再訪が増えても、利益や使い勝手は別に確かめる

送客料や割引を増やして予約が増えても、以前から来ていた利用者の経路変更なら、追加来場の効果は小さいかもしれない。空いていた平日に増えた来場と、会員が希望する休日枠を置き換えた来場では意味が違う。

採算は増分の売上から、提供に必要な変動費、送客・決済・特典・対応費を差し引いて確認する。既存設備の固定費をどのように扱うかも目的で変わる。継続年数や再訪回数を仮定して計算した顧客価値を、実績の利益と表示しない。

経産省の調査対象事業所では、売上高合計を延べ利用で割った値は2019年約9,871円、2024年約10,178円だった。ただしこれはプレー料金だけでなくキャディや直営飲食等を含む事業所売上の比率で、消費者の税込支払額や同一コースの値上げ率ではない。売上の維持だけで体験や定着を判定しない。

資料 [2]

30

旅行客、休眠客、何も言わずに離れた人

再訪していない人には、好きでなくなった人と、好きだが来る機会がない人が混在する。追加事例には、満足は高いが毎月利用できる予算ではないという人、移動が近ければもっと通いたいという人がいた。満足度と希望だけでは利用頻度を予測しきれない。

4年ぶりに攻略を楽しんだが酷暑で疲れ、次はお金をためて秋に挑戦するという投稿もあった。次回を遅らせるのは嫌いになったからではなく、予算と季節を選んでいる場合がある。近隣の毎週利用と同じ30日・90日の再訪判定では、そうした関係を落とす。

一方、改善が見えるまで口コミを確認して待つという人もいた。これは予算や移動とは別に、問題が解消することを条件として来場を保留している。休眠客へ同じ割引を送る前に、何を待っているのかを聞く意味がある。

回復したグリーンを見て戻りたいと述べた投稿は、改修の告知や現状の写真が再訪を促す可能性を考える手がかりになる。ただし本人が何を見て再訪したのかは書かれておらず、情報発信の実際の効果は未確認である。広告の接触を推測して補わない。

健康、転居、仕事、仲間の事情や、ゴルフそのものからの離脱も区別する。回答者だけの理由を全休眠者へ広げず、返信しない人がいることも残す。来たいのに予約できなかった人は、来場者だけの調査では最初から観測できない。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
以前にも利用したと記載食事提供の改善は認めつつ、プレーの待ちが長いため、口コミで改善を確認できるまで様子を見る意向を示した。一部の改善と、利用を妨げる問題の解消を分ける。
1カ月ぶりの再訪と記載コースと食事を評価し定期的に来たいが、移動に時間がかかるため、近ければもっと通えると述べた。高い満足がそのまま高頻度に結び付かない例。
利用頻度は未確認整備、接客、料理、温泉を評価しながら、毎月利用するには予算が足りないが再訪はしたいと述べた。再訪希望と、許容できる利用頻度を分ける。

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匿名事例一覧と読み取れる範囲

前稿の以下の12件は、立場や継続の条件が本文に現れる事例を選んだ。原文を長く転載せず、施設名と投稿者を出さずに要約した。接客トラブルや料金説明は投稿者の認識であり、運営側の記録・実際の契約・精算との一致は確認していない。

Mは会員に関する事例だが、当該コースの会員、年齢限定会員、元会員、他の提携コース会員を区別した。Vはビジターと自称する投稿。非会員がどれほどいるか、各要因を何%が重視するかを示す構成比には利用しない。

GD保存口コミの匿名要約。選定事例で、投稿者の経験・資格の自己申告。運営側の事実確認や再来場記録ではない。
投稿の立場本文から読めること調査上の読み方
会員と自称・種別不明同伴ビジターの料金が高く、友人を誘いにくい。同伴者の負担も、会員が利用を組み立てる条件になる。
会員と自称・種別不明長年通う会員が、以前より悪くなったグリーンの整備を求めている。過去と比較した品質の安定を評価する声。
会員と自称・種別不明会員が外部予約のクーポンを使い、ビジター扱いの料金に利点を感じている。会員資格の価値と、当日の実支払額は分けて点検する。
年齢限定会員と自称・正会員と区別継続利用と接客を評価しながら、風呂・練習場・メニューの改善を求め、正会員への加入も検討している。不満の投稿が即離反とは限らず、長く使いたい期待も含む。
メンバーと自称・種別不明苦手でスコアが悪くても、もう一度挑戦したいという会員の声。易しさ・好スコアだけが再訪の理由ではない。
元会員と自称再訪した元会員が、進行や雰囲気の変化に不満を示している。売却後の評価であり、今回の不満が過去の売却原因とは確認できない。
他の提携コース会員と自称会員扱いだと同伴者が外部予約より高くなるという説明に不満を持ち、コンペ利用を控える意向。当該クラブの会員と一括せず、相互利用条件の問題として扱う。
ビジターと自称・過去利用の自己申告繰り返し回ってきたビジターが、平日の2バッグ割増で利用しづらくなったと述べる。常連ビジターには、人数条件と割増も継続の条件になる。
ビジターと自称・過去利用の自己申告繰り返し利用するビジターが、進行、食事、クラブハウスを評価している。複数要素の評価と継続利用が同じ投稿に現れる。因果の寄与率は分からない。
ビジターと自称・過去利用の自己申告接待利用者がコースと料理を評価する一方、スタート前の職員同士のトラブルで、接待利用を控える意向を示す。幹事・接待客には、同伴者の前で安心して任せられるかが関わる。
ビジターと自称・過去利用の自己申告再訪希望はあるが、会員を前提とするコースで次の予約ができるかを気にしている。意向があっても、販売枠・利用条件で来場できない場合がある。
ビジターと自称食事や整備、スタッフを評価し、初めて来る同伴者にも紹介できると述べる。自分の再訪と、同伴者・紹介への広がりを分けて調べる。

資料 [1]

追加で全文を読んだ72件から、本文の経緯が具体的な18件も要約する。本文中の経年変化は投稿者の回想であり、同じ人を複数年度にわたり追跡したパネル調査ではない。

GD保存口コミの選定事例を匿名で要約。投稿者の認識であり、運営側の事実確認や再来場の追跡結果ではない。
投稿の立場体験・予定の要約読み取れる論点
会員ではない常連と自称久しぶりに訪れた際、食堂で顔を覚えてもらっていたことを喜び、料理とともに再訪の魅力として述べた。会員資格がなくても、繰り返す関係の価値が生まれる。
資格・過去利用は未確認レストランで待たされる一方、常連らしい客には接客が手厚いと感じ、同じ額を払うなら別のコースを選ぶ意向を示した。常連への親しさと、初めての人の公平な扱いを両方見る。
毎月利用していたと自称受付と食事時の対応に不満を持ち、同伴者から次週は別の場所へ変えてほしいと言われ、当面利用しない意向を述べた。長い利用歴だけでは継続を保証しない。同伴者が次の選択を変える。
以前は頻繁に利用していたと自称グリーンの傷み以降は利用間隔が空いたが、補修後に訪れて状態を評価し、再び通いたいと述べた。過去の利用、離れていた理由、再訪後の印象を一つの投稿で追える。
以前にも利用したと記載食事提供の改善は認めつつ、プレーの待ちが長いため、口コミで改善を確認できるまで様子を見る意向を示した。一部の改善と、利用を妨げる問題の解消を分ける。
毎月利用していると自称攻略の面白さに飽きず、食事と適度な新メニューも楽しみにし、翌月のラウンドを待っている。同じコースを知る楽しさと、小さな変化が同居する。
ほぼ毎週の利用と自称バッグを預かってもらい、持ち運びが減ることを助かると述べ、翌週もプレーする意向。頻繁に通う人には、準備・移動の負担を減らす対応も価値になる。
1カ月ぶりの再訪と記載コースと食事を評価し定期的に来たいが、移動に時間がかかるため、近ければもっと通えると述べた。高い満足がそのまま高頻度に結び付かない例。
利用頻度は未確認整備、接客、料理、温泉を評価しながら、毎月利用するには予算が足りないが再訪はしたいと述べた。再訪希望と、許容できる利用頻度を分ける。
旅行者と自称前後半とも時間がかかったと述べる一方、景色と写真撮影が旅行の思い出になり、プレーの価値を認めた。所要時間の評価は、その日の目的や期待によって変わる。
毎月利用していると自称複数の練習設備を評価し、早めに到着してラウンド前に利用することを勧めている。練習を含めて一日を組み立てる常連の使い方。
以前にも来場したことがうかがえる次回予約の相談時には空きがなかったが、帰る際に空きが出たことをスタッフが知らせ、対応に感謝している。自動の案内に加え、現場で相談を引き継ぐことの価値。
初来場と記載名前を用いた案内や食事、価格を評価し、次の予約もしたと述べている。初回体験から次回予約まで。ただし予約後の実来場は未確認。
2週間前にも来場したと記載前回よかったため再訪したが、今回は昼食メニューの条件が違い、同伴者のドライヤーの不便も指摘した。短い間隔の再訪は、前回との条件差や細部への評価も生む。
同伴者の欠席で予約先を探したと記載直前の人数減に対応できる2人向けの料金条件を探し、予約できたコースを利用。翌週も利用予定と述べた。人数が変わっても成立する条件が、候補へ入るきっかけになる。
以前にも利用していると記載天候に応じたスタートコース変更とスルーへの対応に感謝し、正午に終え、次の季節も来る意向。予定の見通しや個別相談への対応が、再訪の言葉と一緒に現れる。
以前にも利用していると記載クラブ選手権があることの事前表記と当日の説明を評価し、再訪を希望した。競技と一般営業の併用は、知らせ方や現場案内も評価される。
数年前に複数回利用したと記載以前は混雑と食事に悪い印象があったが、今回は待ちと食事の印象が改善し、また利用したいと述べた。古い印象が、再訪時の経験で変わる例。曜日・季節・混雑条件は一致未確認。

資料 [1]

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検証方法と残る問い

数値は保存済み公的統計の会員・非会員合計、曜日別合計、割合の再計算を照合した。GD口コミは固定日付の入力を読み取り専用で使い、年比較の条件、語句辞書、分母、コースを同じ重みにした別集計を保存した。原文と内部識別子、取得元情報は公開ページやダウンロードへ出していない。

全国を代表する会員・ビジター別の再訪要因の効果量、個別クラブの希望予約成立率、退会理由、投資ごとの再来場改善幅は、今回の公表資料と保存口コミだけでは分からない。料金・会員制度・評価方法を確認した日と、過去の口コミの対象期間も別に表示した。

次に検証すべきなのは、同じ利用者群で初回からの実来場を追うこと、会員が希望したが取れなかった枠を残すこと、特典や改修の前後を同じ季節・利用目的・比較対象で見ることだ。詳しく調べた結果として、通う理由の具体例と、効果を測るために不足する記録の両方を明らかにした。

資料 [1][2][3]

元数値と調査方法

経産省・特定サービス産業動態統計の調査対象事業所。全国総数・会員在籍人数・再来場率ではない。調査対象の構成は固定されていない。
暦年会員の延べ利用非会員の延べ利用会員の構成比
2019269.04万人660.57万人28.94%
2020291.92万人599.33万人32.75%
2021321.59万人704.17万人31.35%
2022314.66万人738.46万人29.88%
2023305.31万人745.15万人29.06%
2024296.28万人734.88万人28.73%
同じ929コース。両年の9月に各5件以上の口コミがあるコースに限定。2025年16,963件、2026年11,114件。口コミ単位の言及率。
話題2025年9月2026年9月差
グリーン37.11%33.25%-3.86ポイント
食事・昼食・ランチ21.25%21.55%+0.30ポイント
接客・スタッフ・従業員12.86%13.81%+0.95ポイント
料金・価格・コスパ14.31%12.95%-1.36ポイント
進行・待ち・詰まり12.62%9.55%-3.08ポイント
暑さ・猛暑・酷暑12.80%4.02%-8.78ポイント
929コースを同じ1票として平均。口コミ単位の率とは集計単位が異なる。
話題2025年9月・コース同重み2026年9月・コース同重み
グリーン36.91%33.18%
食事・昼食・ランチ20.79%21.08%
接客・スタッフ・従業員13.16%13.82%
料金・価格・コスパ12.64%12.11%
進行・待ち・詰まり11.09%9.49%
暑さ・猛暑・酷暑12.30%4.16%

保存標本の対象は2025年9月1日〜2026年10月16日。2025年と2026年の通年比較はしていない。実来場者を識別せず、個人の行動追跡もしていない。

全件の語句検索と114件の本文精読は別工程。前稿42件に、継続利用や改善前後など6テーマの72件を追加して全文精読。本文1500字以下から前稿・テーマ間の重複を除き固定ハッシュで各12件を選定した。全件の意味分類や、会員・ビジター別の全国代表調査ではない。

出典・参考資料

  1. GD編集部 保存口コミ集計・匿名事例精読(2026年10月16日までの保存標本)確認日:2026年10月29日
  2. 経済産業省 特定サービス産業動態統計・長期時系列年次実数(2019〜2024年)確認日:2026年10月29日
  3. 経済産業省 特定サービス産業動態統計の終了案内確認日:2026年10月29日
  4. PGMコース メンバーのWeb予約開始時刻変更(2025年7月9日)確認日:2026年10月29日
  5. PGM予約開始時刻変更を行ったコースの公式案内確認日:2026年10月29日
  6. 太平洋クラブ御殿場コース 料金・会員とゲストの利用条件確認日:2026年10月29日
  7. R&A Pace of Play Manual・運営とスタート間隔確認日:2026年10月29日
  8. 早来カントリー倶楽部 友の会会員限定月例杯・2026年日程確認日:2026年10月29日
  9. PGM 2022年4月1日ロイヤルティプログラム開始の発表確認日:2026年10月29日
  10. PGM Webステイタス規約・利用実績の付与条件確認日:2026年10月29日
  11. ベルビュー長尾ゴルフ倶楽部 公式・セルフと設備案内確認日:2026年10月29日
  12. PGM Cool Cart 4,000台・2024年夏イベントの発表確認日:2026年10月29日
  13. アコーディア Cool Cart全172カ所導入完了(2025年7月22日)確認日:2026年10月29日。公開抄録・ページ抽出で確認。
  14. GDO ゴルフ場を探すときに重視するポイント調査(2014年4月)確認日:2026年10月29日。公開抄録・ページ抽出で確認。
  15. GDO ゴルフ場選びのアンケート(2021年8月16日)確認日:2026年10月29日
  16. 2022年研究・会員権の有無とサービス品質、再利用意向(KCI掲載抄録)確認日:2026年10月29日。公開抄録・ページ抽出で確認。
  17. 楽天GORA クチコミ評価とコースの特徴の表示例確認日:2026年10月29日
  18. PGM Cool Cart 2026年の提供案内確認日:2026年10月29日
  19. GDO 2025年コスパランキング・集計期間の説明確認日:2026年10月29日
  20. GDO 2026年コスパランキング・集計期間の説明確認日:2026年10月29日
  21. 2026年研究・選択属性、満足、再訪意向(KCI掲載抄録)確認日:2026年10月29日。公開抄録・ページ抽出で確認。