ゴルフ百科事典

同じ日の18ホールのグリーン速度は、どのくらいそろえるべき?

グリーン性能・均一性

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まず答え

全ホールを完全に同じ数値へそろえる必要はありませんが、大きな外れを作らず、その日の目標範囲へまとめるのが基本です。USGAは一例として、練習グリーンが10フィートなら他のグリーンを9フィート6インチ〜10フィート6インチ程度に収める考え方を示しています。ただし全国共通の規格値ではありません。

詳しい解説

グリーンの「均一性」は、毎日ずっと同じ速度を保つことではなく、同じ日に18ホールを回ったときに、あるグリーンだけ極端に速い・遅いと感じる差を小さくする考え方です。

USGAの解説では、練習グリーンがその日に10フィートなら、他のグリーンがおおむね9フィート6インチ〜10フィート6インチに収まっていれば、実用上は一貫した条件とみなせる例を示しています。逆に8フィートや12フィートのような大きな外れがあれば、プレーヤーが不均一と感じるのは妥当だとしています。ただし、この±6インチは全コースへ強制する規格ではなく、均一性の考え方を説明する目安です。

重要なのは、速度の数字だけをそろえることでもありません。グリーンごとの傾斜やカップ位置で体感速度は変わり、硬さ、水分、滑らかさ、真直性もプレー性に影響します。USGAはを複数グリーンで測り、外れたグリーンがあれば刈込みやなどを調整して、その日の条件をそろえる判断材料にしています。

一方、翌日も必ず同じ10フィートへ戻す必要はありません。雨、湿度、気温、芝の伸び、や更新作業などで速度は日々変わります。日ごとの自然な変動を無理に消そうとして芝へ過剰な負荷をかけるより、その日の中で大きなばらつきを作らないことを優先します。

したがって管理では、まずその日の目標範囲を決め、複数グリーンを同じ手順で測り、明らかな外れを見つけます。そのうえで芝の健康を損なわない範囲で調整するのが基本です。「毎日同じ速さ」より「同じ日に極端な差がない」ことが、グリーン性能の均一性では重要です。