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ゴルフ百科

脊柱・体幹運動/前傾

前傾角は、スイング中ずっと同じに保つ方がいい?

いいえ。アドレス時の前傾をスイング中ずっと同じ角度に固定する必要はありません。胸郭や骨盤は回旋だけでなく屈曲・伸展や側屈も組み合わさって動くため、重要なのは見た目の角度を凍結することではなく、必要な動きの中で打点やインパクトを再現できることです。

いいえ。アドレス時の前傾角を、トップからインパクトまで同じ数値に固定することが「正しいスイング」という根拠はありません。3次元計測では、ゴルフスイング中の体幹は回旋だけでなく、屈曲・伸展と側屈も同時に変化します。低ハンデ選手を対象にした研究でも、クラブによって体幹や下部体幹の屈曲・伸展に差があり、プロとアマではダウンスイング中の骨盤―胸郭の協調パターンにも差が報告されています。

一方で、途中で大きく起き上がる動きがあっても必ずミス、という意味でもありません。2次元動画で見える「前傾」は、身体の回旋や側屈が重なると見え方も変わります。したがって、アドレスの背中の線をそのまま保存できたかだけで良否を決めるのは不十分です。

見るなら、前傾角単独ではなく、骨盤・胸郭の回旋、側屈、上下動と、打点・クラブ軌道・球の結果を複数球で合わせて確認します。前傾は「固定する形」ではなく、3次元の動きの一部として扱う方が妥当です。

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